2017年5月2日は「夏も近づく八十八夜」由来や意味は?


夏も近づく八十八夜

立春から数えて八十八日目、春から夏へ移行する節目の日のことを「八十八夜」と言います。1912年に発表された日本の童謡「茶摘」で「夏も近づく八十八夜」というフレーズがあるように、一昔は初夏に茶摘み風景が見られました。5月のラッキーフードが「新茶」とされている占いもあると思いますが、旬の食材はその年で最もパワーが宿っている時期だと考えられていたからなんです。余談ですが、最近では品種改良によって遅霜による被害は少なくなっているようです。

2017年は5月2日が「八十八夜」

八十八夜の計算は立春から88日目ということで、2017年は5月2日が当たります。うるう年や立春の日にちによって差が出てきます。このような季節の節は、八十八夜の他に、節分、入梅、半夏生、二百十日、土用、彼岸などがあります。

八十八はパズルのように組み合わせると「米」という漢字になるため、農業に携わる方にはとても大切な日だと言われています。理由としては、気候が暖かくなった頃にくる「遅霜」によって不作となる被害があったからと言われています。そのため、漢字の組み合わせだけでなく「八十八夜」を計算し農作物の不作を防いでいたと伝えられています。

霜は、一般的には「八十八夜」までと言われている一方で「九十九夜」という言葉もあり「遅霜」の被害が大きくなることもあったようです。

八十八夜のスピリチュアルメッセージ

3月、4月と慌ただしい春から夏へと空気が変化していきます。気持ちの上でも浮ついていた気持ちが現実へと段々と移りゆくのを感じるはず。世界の混乱が落ち着いて平和への道標が見え始める暗示です。

5月2日に向けてあらゆるものが収束し、そしてまた新たなサイクルが始まろうとしているイメージ。「八」という文字が「豊かな力」を伝えている関係で、何かやらないといけないという衝動にかられる人が多くなります。

これまで物や欲に縛られていた人が、そのしがらみから抜け出し自由を手にいれることができます。あるいはこれまで殻の中に閉じこもっていたいた人が、殻を破り新たな世界を目の当たりにするといった動きが見られそうです。そして「豊かな力」によって、精神が安定し、本当の幸福について考え始めるのです。

2017年5月2日は緑茶/新茶の日

  • 緑茶の日:日本茶業中央会が制定
  • 新茶の日:山啓製茶株式会社

今年の2月3日から88日後の5月2日は「緑茶の日」そして「新茶の日」が制定されています。どちらも八十八夜の時期に「茶摘」をしていたことが由来で、新茶は「飲むと長生きする」と言われ、古くから「薬」として重宝されてきました。

スピリチュアルの観点からもパワーチャージにはもってこいの「新茶」は、美容や健康に効果があると言われているように、悪いものを外に排出する「解毒」の作用があると信じられています。「気」に貯まったものをスッキリと吐き出すことで身体が軽くなるのを実感するはずです。

新茶は、若葉のような青々とした爽やかな香りが特徴で、私たちに若々しさと若かりし頃の「やる気」を取り戻させてくれることでしょう。

 


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