光岡自動車から新型Himiko発表

ニュークラシカルデザインオープンカー「Himiko」のお話。

クラシカルなデザイン

誰しもがイギリスのメーカー「モーガン」を連想するようなロングノーズとショートデッキの英国クラシカルなフォルムを見にまとった光岡自動車の「Himiko」、ベース車両はマツダの現行販売されているロードスターになる。クラシックオープンカーに憧れを持つが維持と言う問題点を考えると、何ともお手軽に手の届く範囲ではないだろうか?ちなみに、「モーガン」も新車購入は出来るが、新車体価格が1000万スタートが現時点の価格に対し、Himikoは(およそ)500万スタートとなる。

流れるようなライン

クラシカルな雰囲気を演出したい方はぜひともトランクに当たる部分にキャリアと本革の長方形のバックを積んだり、メッシュホイール(ワイヤーメッシュホイール)や若干クラシカルなデザインの物がきっと似合うだろう。
逆にFIA GT3に参戦しているモーガンのように太めの5本スポークもまた変態的に似合うだろう(褒め言葉)

マツダの残り香が漂う車内空間

見た目に反して中は近代的な、いや人間工学に基づいたマツダの設計が残っている。まぁ車の外見も楽しみの一つではあるが、車と言う物は走らせるのに神経すり減らしていては楽しめない。もちろん車内だけの話だけではなく、維持していくのは劣化との闘いだ。そこは国産車ベース。ボディ外装を除けば国内入手は比較的簡単な部類だと思う。 性分だろうか?寂しいかな。「壊れる事前提」で話をしてしまう癖があるのは育った環境や壊れた車を喜んで買ってくる人達しか周りに多く存在する。出来車を納車されてすぐバラしちゃう人とか気分が高揚して部品取りを車検取っちゃう人とか。

数値から見る走行性能

Himikoは全長4,580mm、元のロードスターは3,915mmと、600mm少し長い、
全幅は、1,740mmとロードスターと5mmの差がある。
ボディは少し大きくなったが、ER34スカイラインや現行アクセラと全長は変わらない。ホイールベースの方がHimikoが2,910mm、ロードスターが2,310mmと実に600mmの差、ホイールベースだけで言うと、キャデラックCTS(ABA-A1LL)と同サイズになる。走行性能と考えると初代ユーノスロードスター(NA型)を彷彿とさせるND型ロードスターとしては長さは旋回走行はデメリットになるだろうが長いホイールベースを生かしてただひたすら優雅にドライブには安定感がありそうな気がする。

限定生産車REDTOP

S Leather Packageをベースとした特別仕様車RED TOPの注文受付は2018年3月31日まで。これは本家ロードスターも同じで、屋根(ソフトトップ)の色がダークチェリー、内装もシート座面や背もたれ・ヘッドレスト前面&やドア内張部にナッパレザーを使用した特装車。アメリカのNapa(ナパ)地域で作られていた革が語源で、「ナッパレザー」、本革より柔らかく高級な素材だそうです。オープンカーとして考えると通常の車に比べると、温度寒暖差もあるでしょうし、長期使用して、固くヒビ割れする本革より柔らかくしなやかなナッパレザーは興味深い素材です。

 

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です