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4月9日は大仏の日・大仏開眼の日

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4月9日は「大仏の日」または「大仏開眼の日」として知られています。奈良県の東大寺の大仏像の完成を記念する日で、像は西暦752年4月9日に完成、開会式が行われました。

4月9日は大仏の日

4月9日は「大仏の日」または「大仏開眼の日」として知られています。そもそも大仏とは「大きな仏像」のこと。中国やアジアの仏教圏では古くから岩壁に彫られた磨崖仏(まがいぶつ)などがあります。日本では、奈良時代に聖武天皇が東大寺に奈良の大仏(東大寺大仏)を造立したのが始まりで、その後も各地に大きな仏像が造られてきました。

大仏(大きな仏像)の一般的な定義は「丈六仏(背丈が1丈6尺の仏像)」より大きい仏像を指します。ただ、定義の約4.8メートルより小さくても大仏と称する場合もあるようです。大仏は、インドや中国などアジアの仏教圏では古くから造られてきましたが、日本では奈良時代に聖武天皇が東大寺に奈良の大仏(東大寺大仏)を造立したのが最初。奈良の大仏は、華厳経に説かれる盧舎那仏という名の仏で、世界の存在そのものを象徴する絶対的な仏です。

大仏は、仏教の力によって国や民の平安を祈願したり、仏の功徳にあずかったりする目的で造られることが多いようです。日本で最初に造られた奈良の大仏は、聖武天皇が天災や政変などの社会不安を解消しようとして発願したと言われています。大仏を造ること自体が仏教の修行や布教の手段となる場合もあり、仏教の教えや理想を具現化したものとして、多くの人々に尊崇されてきました。

日本三大仏

日本三大仏は、奈良の大仏(東大寺)、鎌倉の大仏(高徳院)に加えて、時代によって異なる3番目の大仏を指します。江戸時代には、京都の方広寺にあった京の大仏で、火災や地震などで何度も焼失。戦前は、兵庫県神戸市の能福寺にあった兵庫大仏でしたが、太平洋戦争中に金属類回収令で供出されました。戦後以降は、富山県高岡市の高岡大仏や岐阜県岐阜市の岐阜大仏などが3番目に挙げられることがあります。

日本の大仏

新型コロナウイルスの流行後、ネットでは疫病退散を願って「大仏建立」が叫ばれていました。観光名所となっている茨城県牛久市の「牛久大仏」では、コロナ収束の祈願のために訪れた人も多かったようです。世界の平穏を願うため、各地に足を運んでみても良いかもしれませんね。

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