2019年の節分はいつ?鬼の起源、豆まき・いわし飾りの由来とは

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2019年は、2月3日(日)が節分。「鬼は外、福は内」と豆まきの他、恵方に向かって恵方巻を食べるという家庭も多いのではないでしょうか。昔からの風習として伝えられているため何となく意味も知らずに節分をしていてはもったいないです。せっかくならば由来や正しいやり方を知っておきましょう。

節分とは?由来と意味

節分とは、もともと「季節を分ける」から由来しています。立春・立夏・立秋・立冬の前日を、季節の移り変わりの日として「節分」と呼ばれていました。

立春は一年のはじまりとして重要視されていたため、春の節分だけが現在の節分として定着。節分に厄を払う考え方は、平安時代に陰陽師が行った「追儺(ついな)」という行事が、時代の経過とともに民間にも伝わったとされています。

2019年の節分はいつ?

  • 春の節分:2019年2月3日
  • 夏の節分:2019年5月5日
  • 秋の節分:2019年8月7日
  • 冬の節分:2019年11月7日

年に4回ある節分。2019年の「春の節分」は、2019年2月3日になります。その年によって「節分」の日程は数日ずれて変わるので、覚えておきましょう。

春の節分の行事「節分」

春の節分では、鬼を家から追い出す「豆まき」、鰯(いわし)の頭を軒先に飾る「柊鰯(ひいらぎいわし)」、恵方を向いて巻寿司を食べる「恵方巻き」が有名ですよね。

豆まきの由来は「魔を滅する」

豆まきは、節分行事として知名度のある習慣です。

豆をまき始めたのは、記録によれば室町時代。古来中国の風習が日本に伝来したと言われており、豆を鬼に投げつけて退治したという伝説が「魔の目に、豆を投げつけ、魔を滅する」に通じているようです。

京都で、現れた鬼を毘沙門天のお告げの通りに豆を鬼の目に投げて退治したことに由来します。また、穀物に邪気を祓う力があると信じられてきたことも関係があるようです。

撒く豆は、地域によって「大豆」ではなく「落花生」の地域も。撒いた後に拾い、年の数だけ食べるという風習も伝えられています。

柊鰯、実は西日本発祥

いわしを飾るのは、もともと西日本発祥の風習。柊鰯を飾るのは、いわしの頭を焼いた煙と柊のトゲが鬼の目に入り、家に入ってこないという言い伝えが由来です。

柊鰯は、鰯の頭を柊の小枝に刺して戸口に飾る風習で焼嗅(やいかがし)とも言われています。鰯の頭からは強烈な臭いを発し、また尖っていることから、古くから「厄払い」に効果があると信じられており、鬼が嫌いな柊の棘と共に飾ることで、家に疫神が侵入することを防いだと言います。

鰯を食べるのは、無病息災の意味も込めらているという話も。そのため、飾りには頭だけ使い、残った部分は様々な方法で調理して食べたと言われています。

飾る期間は、小正月や節分から1年間飾ると諸説あり。現在は地域差があり、住んでいる地域や古くからの言い伝えで 変わってきます。

2019年は「東北東」恵方巻きの由来

恵方巻きは、大手コンビニチェーンが節分時期に恵方巻きを大々的に宣伝したことで広がった風習。近年ではすっかり定着してきたように思います。関西の一部で行われていた「恵方を向いて無言で巻き寿司を食べる」という習慣が、全国に広がっていったのです。スーパー・コンビニが、豆や鰯に比べて「恵方巻き」として巻き寿司を売りやすかったという理由もあるかもしれません。

その年の恵方は「十干十二支」によって決まり、2019年は「東北東」となります。東北を向き、やや東に調整してから、無言で巻き寿司を食べると運気がアップすると言われいますので、挑戦してみてください。

節分は運気の変わり目

毎年の2月4日前後は「運気の変わり目」となり、 自然災害や環境が大きく変化すると言われています。そう言い伝えられているのは、冬から春に変わる厳しい季節なので、昔は命に関わる病気をしやすい期間だったのかもしれませんね。

一年の無病息災を祈る気持ちは現在も同じ。節分という文化は、平成が終わって新しい時代に入っても、大切にしたいものです。

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