Eternal Chaos by Garage激

【見学2024】クラシックカーミーティング in ふらの

北海道の短い夏の始まりと共に、北海道の中心「富良野市」で行われるクラシックカーイベント。道内各地のナンバーは元より、その知名度は全国に広がり北海道観光ツーリングの目的地の一つとして楽しむ方もちらほらと増えてきている。恐らく「THE・クラシックカー」を見るイベントとしては最大級と言って良い程だ。

出発

今年は会場受付が朝7時から開始と言う事で、例年に比べると入場口の混雑緩和には一役買っていると予測しつつもいつものペースでガソリンを入れてのんびりパタパタと音を立てて走っていきます。この時は展示をする予定は一切ありませんでした。個人的な思いを言うと「ヨタハチを直す間に乗るヨタハチが直ったよ」とオーナー間での情報共有の為だったので。 ここら辺は2年前から開始された『赤いヨタハチ再生記 22/06~』を参照に。 つまり現段階において「(赤)ヨタハチを直す間に乗る(シルバー)ヨタハチが直ったから(赤)ヨタハチを直すよ」と言うお話で、赤いヨタハチが直った暁には「(シルバー)ヨタハチを直す間に乗る(赤)ヨタハチが直ったから(シルバー)ヨタハチを直すよ」にシフトするのです。

裏道を走っていると壁尻ミニを発見。遊び心ありながらも屋根になってる実用性が良いですね。

今回は助手席同乗で富良野に向かいます。この感覚は20年ぶり位でしょうかね。

今では当たり前のようにステアリングを持っていたので助手席から見る景色に免許を取る前の幼少期を感じておりました。この運転しない中感じる心地良い風と、心地良いエンジン音、ゆりかごの中に居た時の揺れにと睡魔との戦いが始まっていました。

会場受付が早まった事もあり9時頃には混雑も無くスムーズに会場の方へ…とは行かずに一般駐車場の方へ。報告だけなのでサッと帰る予定でした。

コルベットを颯爽と駆る柴犬!? そんなわけもなく、助手席にお行儀よく座ってるのが何と言うか凄い良い感じです。旧車&愛犬の写真って絵になるんですよね。

続々と入場していく

30年以上経過と言う括りはあるが、それに該当しなくても車種によっては会場側に誘導される。スカイラインやシルビアヴァリエッタもノーマル然としているとお呼ばれされる。どちらのオーナーも情熱を愛車に詰め込んでいるのが感じ取れる。

9時から10時頃は搬入のピークなのは相変わらず。会場内で邪魔にならないように周りに気を配りながらもベストショットを探し出す。その一瞬を切り取っていくのも一つの楽しみだ。

「イベント会場でしか得られないイベント情報がある」にぇ! スタッフにみこぴーが居る予感がしてならない。詳細は「ハコスカ好きの部屋」と言う事で、実はなんだかんだそこの管理人さんとは長い付き合いがあったりします。それこそ今のシルバーヨタが眠る前の青い時代にはすでに交流があったりします。

そしてご好意(?)によって一台設けられた空白のスペース。まさかの指定席を確保されていると言う粋な計らいが…。一般駐車場から移動掛けて並べる事に。

展示するからにはと言う事で会場用に飛散防止テープをレンズに取り付けてそれっぽく。画像加工すると一台だけ本当に絵に描いたようになってしまう。

ホンダ勢も台数揃えてきましたね!綺麗な状態でイベント常連も初めましても見応えのある一列です。

会場で車の小噺【GV】さんにはご説明したのですが(多分それ故のポスト)、北海道のヨタハチ軍団 vs エス 軍団は表には出てこない戦いが昭和の時代から続いているのです。もちろんオーナー間の交友関係は良好なのでひっそり続いています。 勝敗はどっちが台数来るかと言うほっこりエピソードしかないです。 台数出てくる=元気な証拠 とそんな角度で見てみるとまた面白いかもしれません。イベントの楽しみ方はいくつあっても楽しい訳です。

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やんちゃなマー坊。オリジナルな個体は無かった物の、マイティボーイもここ最近イベントに出てくる方が多くなってきた気がします。昔乗ってたと言う事もあってこのサイズ丁度良かったなぁ~と思う事も。

マー坊とも年代的には近しいフロンテ550cc。Garage激流で言い表すなら160系サクシードのような終焉を迎えた車だ(大雑把に言えばね)。イベント会場で550ccを見る機会が増えた気がします。北海道はハチマルも元気なので今後もどんどん見る機会が増えるかも?

660ccもスペシャリティカー全盛期(平成初期)があったので、珍しい個体でもかなり綺麗に維持されています。

ホンダS600(600cc)とビート(660cc)、並んでみると左が乗用車で右が軽自動車って疑ってしまいそうですね。

見た目は綺麗とはお世辞にも言えない(どの口が言ってる?)が、それが味になっている二台(お付き合い長い人の車だったのでこう表現してます)。今回苫小牧のイベント主催の中心に居る方ともお話しましたが、今後苫小牧のイベントは小規模の単発はあれど定例的な物は開催予定が無いとの事です。

第一声は「何これ可愛い」と思ったミニキャブ。多分初めましてです。特徴的な顔つきで実用に振り切ったデザイン。

軽自動車

なぜだろうか?4WDの文字を見ると「新しい車かな?」と言う認識をしてしまう自分が居る。

軽自動車枠と言う訳では無いのですが軽自動車が多く並ぶ一角はとてもスペースが広く感じる。白枠に上手く組み込めば4台は入りそう。

痛車も一台居ました。クラシックカーで痛車と言うのは北海道でも少数ですから珍しいですね。

調べてみるとご本人訪問済みの動画も公開されておりましたのでご紹介しておきますね。

肩に担げる位ちっちゃいモンキーが3台。可愛いですよね。

博物館に飾るレベルのコンディションなT360。働くクルマのくたびれた感も良いですが、きっちり直して乗るってのも良いですよね。

つぶらな瞳に吸い寄せられる傾向にあるのはなぜだろうか?今回VWの参加車両が少ないのは次週で行われるイベントの準備に忙しいオーナーが多いからかな?

日産勢は年式的には新しめな感じがしないでもないですが、立派に旧車の仲間入りしています。

レーシングレプリカの元となってる物を置いての展示。今後参考にしたい部分ですね。

相変らず子供たちに逃げられるへそ丸くん

その背中には哀愁すら感じずにはいられないが、年配の方々には大人気なんですよ。

イベント会場でも怪我をしないように迫真の注意喚起もしてくれる優しいゆるキャラです。

クラシックカーのイベントと言うと参加車両が少ないイメージが有る三菱車も結構な数がエントリーしています。

現代においても観音開きを採用している車は少数ながらもあるが、その多くはリアシートに乗降時はフロントドアを開けてからリアドアを開けると言う流れだが、こちらは独立で開く。そもそも論で確実に運転手サービス(タクシーやら専属ドライバー)が居る前提で開発されている車なのでどちらが良いかと言う話でもない。それをオーナーに聞いたり後に調べたりするとなるほどなぁ~と思う訳です。

日産勢はセダン系が多い印象がある。勝手に硬派なツッパリが乗ってると言う印象が頭に浮かんできます。それこそインベーターゲームの機械がテーブルの喫茶店とかに夜な夜な集まるタイプの人が乗ってる車と言う(わかる人少なそう)。

年式も変わって平成になるとちょっとイメージが変わる。郊外の峠道や高速のPAに集まってそうな雰囲気に。流行りの音楽を流しながら夜景が綺麗な街を女の子連れてドライブして…。

パっと「コロナ」と名前が出てくるが、DOHC積んだのは1600GTであって「コロナ」の名前は付かない。かの有名な2000GTの弟分だったりもするからエンブレムも近しいデザインが施されている。

昔々ハコスカを買おうと思ってた時代もあるのでどうしても写真が多くなる。リペアパーツが豊富なのが羨ましく思っているが、未だに2ドア、4ドアどっちを買っていただろうか?と考える事がある。この議題多分墓まで持ってく。

会場内ではエンジンルームを見られる事も多々ある。どれも綺麗に整備されているしメカメカしい。そして疎過ぎて「何かカッコイイ」で自己解決してしまう。それ位には車の事何も知らなくて草となる。

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ここら辺の年代になるとご近所さんが乗ってたとか、ジャッキーチェンの映画で見たとか出てくる世代です。

キッチンカーも多く来ていて飲食に困らないのは良いですね。今年はかき氷が多く売れていた印象がありました。いや、毎年そんな感じだろうか?今年は少し風が心地よかったですが相変わらず暑いです。

少し前に話題になったシバタイヤ独自の梱包方法で再利用できるステッカー貼ってたハコスカ。これも一つの時代を作り上げていくステッカーになるかもしれない。

当時はデートカーともナンパなイメージがあった車もイケオジになりましたなぁ…。今の若い子達はSUVやハイブリットカーがデートカーになるんですよ。

丸っとしたフォルムもシュッとしたフォルムもどちらも好きなので、こういったイベントに来ると増車に力を入れたい気持ちも出てくるんですが買ってくるの大体丸い車なんですよね。不思議。

スカイライン勢が多く居る印象を受けますね。自分が勝手に引き寄せられて写真を撮ってるだけなのかもしれませんが、結構な割合撮った写真がスカイライン多め。

個人的にはこんな感じのシンプル感で気軽に乗りたい気持ちもあるのですが、手にしたらきっとハヤシストリート入れるんですよ。弄り出したら沼です。

もうTHE・アメ車と言う雰囲気が良い。USJのドライブイン前に飾ってありそう。むしろ乗り付けてハンバーガーとコーラを頼んで学校祭のダンスパーティー後夜祭で意中の女の子を誘い出す悪友と話したい(多分何かの映画で見た位偏った思想)

コロナ禍過ぎた辺りからワンボックスの参加もちらほら増えてきている気がします。いつかはクラシックカーイベントの会場にアルファードやノア、S-MXやステップワゴン、セレナやエルグランドがズラッと並ぶ光景が来るのかもしれない。

自衛隊のジープのような物を感じさせる一台。輪留めも添えて安全ヨシッ!いつの時代だかは定かではないですが、輪留めを黄色いペンキで塗ってた時期ありましたね。

後方確認するミラー(フェンダーミラー)が運転席(左ハンドル)側にしかないのも確か正規でしたが、慣れるまでなかなか不安要素ですね。この車も欲しかった一台に入ります。

フロンテクーペ。ちょっとやんちゃな感じにカスタマイズされていますが、どことなく可愛らしさが残っていますね。

ハイエース。現行ハイエースでもこの型をオマージュした感じのフェイスキットが売られていますね。

ハチロクに並ぶカプチーノを見ると「カプチーノが6人乗り」を連想してしまうのは時代。

シバタイヤの広告に使えそうな一枚。なお12インチの我が家ラインナップは無い模様。

人権より優先されるスペアタイヤ。

今の時代、スペシャリティカーと言うのは贅沢品なのかもしれないなと会場を散策していると思う訳で余裕が無いのかもしれないと思ったり。

「ワル」の雰囲気が強すぎてややこしい先輩どころの雰囲気じゃない一枚。

イベント会場を後にする一枚。好きな物同士連なると嬉しくなりますよね。帰るまでがイベントです。

シレっと置かれてるGT-Rのエンジンを隠し持つステーションワゴン。これもまた面白い時代の一台ですね。

と言う事で2024/07/03に加筆を終えたイベント会場の風景の更新が終わりましたので、いつも通り駐車場編の方も画像編集後に掲載しようと思います。

 

 

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