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オーガ・スキッドの流用術

オーガ・スキッドとは除雪部の高さを一定に保つ為に付けられているソリであって消耗部品の一つです。

オーガ・スキッドの役割

オーガハウジングの後ろに取り付けられているL型のステー状の物をオーガ・スキッドと言います。人によっては「ソリ」とも言いますが、路面から一定の高さを保つ為の重要部品で除雪機の部品の中でも1、2位を争う消耗部品となっています。また、ラダーでの車の積み下ろしをしていると引っ掛けて曲げてしまう事も少なくありません。(写真はHSS1170iのオーガ・スキッド)

オーガ・スキッドの種類

今回は流用が可能な物として現行モデルではHSS655、クロスオーガーモデルに取り付けられているオーガ・スキッドを詳しく検証してみました。(写真はHSS970nJXのオーガスキッド)

流用可能モデル

HS660、HS760、HS870、HS970、HS1170、HSS760n、HSS970n、HSS1170n、HSS970i、HSS1170i、HSS1180iなどに装着可能です。

オーガ・スキッド

実際本体には左右で計二個取り付けられています。部品は一個から購入出来ますが、バランスを考えると両方同時交換がお勧めです。こちらは旧シリーズと、現行シリーズ(HSS655、クロスオーガーを除く)機種に取り付けられている、オーガ・スキッドです。お持ちの機種にこれが付いてれば今回の内容はお勧めです。

※初期型のクロスオーガーモデルでもこちらのオーガ・スキッドが取り付けられている事があります。

流用オーガ・スキッド

流用と言ってももちろんホンダ除雪機間の流用なので何も問題はありません。

比較

二つ並べるとわかりやすいですが幅が広くなります。頼りになりそうな形状です。

幅はおよそ3倍近くなります。接地面積も増えて若干安定感が出ます。

そして一番重要なのが厚みに差があるという事。細い方が厚みで言うと6mm、流用する方が8mmになります。ここで気になるのがハウジング側の取り付けボルトの長さだと思いますよね?

取り付け部

10mmのナットとワッシャーで固定されていますが、ボルトの飛び出し残量は5mm程出ているので、問題無く取り付ける事が可能です。ただし年式が古い場合、錆と負荷の為に折れる事がありますので呉工業の5-56などを吹き付けて慎重に作業を行ってください。最悪折れてしまうと取り付けするのに加工が必要になります。

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