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【JZS161】アリスト ワイパー&ウォッシャー、ライトスイッチ交換

ワイパー&ウォッシャースイッチ、ライトスイッチ…自動車部品の名称としてもグーグル先生に聞いても「スイッチ」に違和感を覚えます。僕は「レバー」って通常言ってます。今回はスバル車の部品をトヨタの160系アリストに移植した話です。

準備

実際にはステアリングを外さなくても作業は出来ますが、今回は別件の作業が有った為ステアリングが外れています。しかしながらエアバックの周辺を取り外す作業とかは安全を確保する為にもバッテリー端子を取り外し、時間を掛けて作業する事をお勧めします。 アリストのように電動でチルト(上下)&テレスコピック(前後)する車は、バッテリー端子を外す時は鍵を差し込んで全開まで下げ、全開で手前に持ってきた状態で、バッテリー端子を抜いて作業すると作業難易度がさがります。 今回はハンドルが外れている事で比較的作業画像が写しやすいですね。

ステアリングコラムカバー取り外し

アリストでは先に掲載した画像に写っていたネジ二本の他に下部に一本、計三本で留めてあります。

下回りのコネクタを外していきます。なお今回別作業で必要だったのでエアバックのカプラーも外しています(黄色いコネクターの物)が、実際は取り外しするはスイッチのコネクターのみで問題ありません。

車外取り外し

折角なんで(?)ユニット単体で取り外してみました。トヨタの高級セダン枠とは言っても、1997年~2005年と今から20年程前の車ですし、視線に入ってくるスイッチの部分はくたびれているようで少しばかり安っぽさすら感じます。もちろん嫌いじゃないんだけどね。主張せず隠れてる感もあってこれはこれでとも思うけど。 レバー自体はネジ二本で留まっているので、外してスライドさせれば簡単に取れる。

今回入手したのは下に写っている方(上はアリスト純正品)、コンビネーションターンディマ スイッチASSY スバル・エクシーガに使われている物になる。2019年現在、エクシーガは初代だけでその名を消している。

ただこれは交換するだけでは機能しない。…いやしない事は無いけどウィンカーのスイッチに多少不具合が残るのでアリスト純正品から部品を移植して使う事になる。

外観の形状は多少違う物のここら辺に関しては問題なく取り付けが可能です。

背面のカバーを外して、ネジ二本を緩める(外しても可)、そして表面のカバーを外す。この時スプリングが入っているのでばらけさせないように注意する。

こちらが表のカバーを取り外した物になります。上がエクシーガ用、下がアリスト用の物から取った物です。

この部品だけはアリスト純正品を使わなければ、正常作動させる事ができません。これを入れ替えて組み付けるだけです。スプリングで物が飛び散らなければ…。部品が細かくて直すのは一苦労でした。

組付け

一度車内に戻って、雰囲気を確かめてみました。右のライトスイッチを取り付けた状態で、ウォッシャー&ワイパースイッチはアリスト純正。こう見ると左右同じような形状の方が良いですね。 と言う事で次の作業に掛かります。

ワイパー&ウォッシャースイッチ

こっちは一つ多く部品を外します。電動チルト&テレスコピックステアリング スイッチがネジ一本で留まっています。これを外さないとスイッチ自体が取り外しできません。

ワイパー&ウォッシャースイッチASSYは苦労しました。アリストにはリアワイパーは存在しませんが、スバルの主要車種の多くはリアワイパーが存在します。もちろんリアワイパーの表記がレバーにあっても使用は可能です。 でもその装備がない車に付けるのは…と言う個人的モヤモヤ感が強くて探しました。レガシィセダン(BL)やインプレッサ(GVB)にワイパー無しの設定が有ると言う話を聞き、部品を頼みました。ドンピシャで当たりです。こちらはそのまま取り付けるだけで完成です。

完成図

これで左右のスイッチを流用させたので完成です。思った以上に内装色とマッチしていて、それでいて純正クオリティなのは大変満足度が高いです。 運転中にも視野に入ってくるし気持ち車が新しく感じるかもしれません。

注意事項

年式やグレードによりオートライト機能のスイッチが無い個体もあるようなので、オークションなどで購入の際はライト側はよく確認した方が良いかもしれません。結構探したのですが、時期によるかもしれませんが、オートライトが無いレバーは多々出回ってました。 …まぁ「オートライト使わないよ」って方ならなんも問題なく使えるんですけどね。 ワイパー側もそうですが、「リアワイパーのスイッチあっても気にしないよ」って人ならそのまま使えます。

 

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