Eternal Chaos by Garage激

【見学2024】札幌モビリティーショー2024 ② #SMS2024

正直な所、モビリティーショーに何か目的や楽しみがあったのか?と言われるとそんな事も特にない訳で、実際行った理由としては単純に「やっぱ行けば良かったな」ってなるのが嫌だったのと日常KY活動の一環です。

今回主体で話をしていくのは国産自動車メーカーとなっています。正直な所、ダイハツがもし参加していたら何を出してきたのかが気になる所ですが来てない物はしょうがないので、フラフラと回って撮った写真です。

日産自動車

ハイパーツアラー。先の記事でも紹介した未就学~小学生の絵はがきから飛び出てきたような個体が印象的です。思い返すと昔見た乗り物図鑑に描かれた未来都市予想のイメージ図はUFOのような丸みを帯びたデザインが空を行き交う…バイキンマンの乗り物のようなと言うとイメージしやすいか?そんなイラストをよく見た気がします。 逆に3Dや近未来の実写だとBTFに使用されたデロリアンのように直線的だったりポリゴンのような多角形で構成された物が近未来とされている気がする。日産は後者になる。 自己所有する未来ビジョンは〇か□かは異なるが、公共交通機関は当たり前のように無人。歩道は歩かなくても良いエスカレーターのような物が多かったと謎に懐かしく感じさせられた。

ハイパーフォース。近未来の究極のドライビングプレジャーと言う事もありスポーツカー、スーパーカーとしてのコンセプトカー。どことなくR35 GT-Rの後継とも感じ取れる部分が見え隠れする。

過去に販売されていたDR30スカイライン『4VALVE DOHC RS-TURBO』のオマージュと思われる。ただし元となるDR30はエンジンの性能のみの表記だったが、ハイパーフォースでは「1000kW」は出力、「ASSB」は全個体電池、「E-4ORCE」は電動4輪駆動を意味する。

三角の切り欠きのような物が見えるが恐らくドア開閉の仕組みなのかと思う。空力を味方に付けると言うお題の中にあって実に興味深い。しかしながらそれとは別に頭の中では「手洗い洗車の時に誤作動で開いたりしないだろうか?」とか何か凄いどうでも良い事を考えてしまう。

ハイパーパンク。チキチキマシン猛レースのガンセキオープンのような印象を受けた一台(年齢がバレるぞ!)。記憶が曖昧なのですが、三角形のタイヤを取り付けたエピソードがあった気がします。いやウッディー・ウッドペッカーであった話だったか…。これもまたセガサターンなどから出てきたような車と言う感じがしますね。

ドアを開くとまた違った色味を見せてくれる。この色で市販されたらきっとYoutubeとかTikTokなどにマリオがスター取って無敵になってるBGMと合わせてトンネル走ってる動画が流れてくるんですよきっと。

エクストレイル。四代目エクストレイル。時代が変わる毎に都会派シティボーイ感が強くなっている。初代は道なき道を、二代目は初代のキープコンセプト、三代目は都会派っぽくなり今回はさらに洗練されと。あまりN社に縁が無いように思われていますがエクストレイルに関しては全年代なぜか運転歴があったりします。どこかのタイミングで四代目に乗る機会があるかもしれませんね。初代、二代目がなかなか見切りが良かったのですが、三代目は角が取れて視覚的にはちょっと点数が下がる(まぁその分センサーが充実している)。どれが良くてどれが悪いって同タイミングで一気に乗らないと自分の中でランキング付けるのも難しいもんですよね。


マツダ

ICONIC SP(マツダアイコニック エスピー)。ロータリーエンジン+EVのコンパクトスポーツカーHVな一台。

大きさ、車重的には先代86(ZN6)に大体近い数字になっている。
アイコニックSP:4,180 × 1,850 × 1,150 (mm)  1,450kg
86(ZN6):4,240 × 1,780 × 1,300 (mm)  1,450kg

「コンパクトスポーツカー」の定義は世代で差が出てきそうですね。

2/3スケールにリサイズした子供用ロードスター。こういった経験が有ると近い将来に本物のロードスター乗りが生まれるかもしれない。

休憩話題

マツダブースでは東京モビリティショーでも展示されていたミニカーの壁も展示されていました。

トヨタイムズで豊田会長がジャパンモビリティショー2023練り歩きでサインした部分を見学してきました。…勘の良い方はこれで閃きますね!

サイン枠の二つ程上にプロボックスが有る事が前の画像で確認出来たので少しばかり手を伸ばして見学。写真を収めてきましたが、この一台がなかなかレアな一台。山口モータースと書かれた個体はトミカくじ「職人車」シリーズの一台、山口と言うのは、実際にプロボックスオーナーだったぐっさん(山口 智充さん)の苗字から取った仮想企業。トミカ40周年時代の物なので、2010年頃の物です。いまではプレミア価格がついてるのでなかなかお高い取引がされているようです。

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トヨタ & LEXUS

レクサス展示場は雰囲気が少し独特と言うか、少しお堅めな服で伺った方が良かったかなと言う感じも。デーラーだとそういう雰囲気がありますが、この会場でもそんな雰囲気を疑似体験した気がします。

センチュリー。センチュリーと言えば国産最高峰セダンと言う形があった。そして今回自分の目の前にあったのは賛否を呼んだSUVタイプのセンチュリー。細かい事はわからない。しかしセンチュリーと言う名に恥じぬ威風堂々とした佇まいだった。失礼な話だと言うのは重々承知だが、車内に乗り込む体験も出来るように車両横でスタッフがドア開け待機している(写真車体左に居る方)。来場客の方が乗りこんだ姿を何件か見ていましたが、センチュリーの佇まいに見合う方は居なかった気がします。

クラウンスポーツ。 新しいクラウンシリーズの中ではもっとも若々しく感じるスポーツモデル。ハッチバック型のクロスオーバーSUV。派生モデルSUVとしてはヤリスクロス、カローラクロス、クラウンスポーツとなった感じだろうか?派生SUVなら企業従業員のゴール地点はここだろうか。色合いもあって若々しさを感じる。

ドアノブがボディ色ではなく黒塗装と言う所も引き立たせるポイントなのかも。ドアノブのブラックカラーと言えば「昔は低グレード仕様の定番」とされていた時代の方もちらほら居ると思いますが、このクラウンスポーツだとOPカラーとして追加料金が発生する物にしか設定されていません。

ホンダ

ホンダは強く環境対策を意識した物が展示されている感じではありました。周りには既存販売車が多く並んでいました。

N-VANをベースとした軽商用電気自動車「N-VAN e:」。蓄えられた電気を出力する事も可能。アウトドアで小さなヒーターを使う事も出来るし、写真のように北海道ブラックアウト時にあれば家一軒の家電を動かす為に使う高出力給電も可能。

その際に使われるのが、Power Exporter e:6000。大きさは現在発売されているガソリン発電機EU26i(約36kg)とほぼ同等サイズ(約41kg)。使い方は色々とあるが、先に言った通り停電時の非常電源確保や、屋内イベントに。200Vも出力出来るので例えばバッテリー切れで立ち往生しているEV車に充電を分ける事も可能との事。電力供給元はホンダ車以外も可能で、今後脱ガソリンが進めば見る機会が出てくるかもしれませんね。

久しくアコードと言う名を聞いていませんでしたが、今売ってないのですね。こちらは最新型で販売予定の車と言う事もあり気になる方がちらほら。ボンネットが広く低い印象を受けました。あっさりとした都会派顔と言うのが正しいかはわかりませんが、2Fのカフェテラスから眺めると絵になる車と言う感じがしました。

今オデッセイってこんなに屋根が高くなったのかと驚いたのが一番の印象。他社のエルグランドやアルファードの対抗馬と言った感じだろうか?オデッセイと言えば独身時代はスポーツモデルに乗ってました。家族が出来ての乗り換えに全高が低めで家族で動きやすい車の代表格だったと思いますが、他社との競合車となってしまったのは少し残念な気持ちもありけり。個人的には三代目のブルーアイのオデッセイはアリだなと思っていました。

ZR-V。どうもホンダの車って車名は難解な気がします。今回写真には収めていませんが現行で販売されているヴェゼルより大柄な高級モデルと言うのがいまいちピンと来ない。 確かに先代のヴェゼルだとコンパクトSUVとしてデビューしてトヨタのC-HRと幾度となく比較されてきました。しかし現行ヴェゼルは見た目が高級志向でホンダSUVでは旗となる車だと思っていました。しかしZR-Vの方が大柄でお値段もお高い。

2024年夏頃発売予定と言うCR-V FCEV 2022年に同名の車両は販売終了しているので、その後継モデルとなる。水素+電気で走る自動車。現在では水素を給油(?)出来るのは札幌、鹿追、室蘭でサービス開始されている。北海道のサービス環境では道央から出るとなるとハードな物な気がする。 何度も似た事を言うがホンダ車はどうしても立ち位置がわかり難い名前をしている気がする。

スズキ・三菱・スバル

eVX SUVモデルのEVショーカー。航続走行距離は500km。何故だかスズキの近未来カーは昔から現実の公道に出てきそうな未来を感じる。

三菱ブースも盛り上がりを見せていた。アウトドア志向に振ったのが上手くはまったのかもしれない。自分も三菱=アウトドアと言うイメージを持っている。一定の年齢に行くと三菱と言えば「遊々アウトドア(HTBで過去に放送されていた番組)」を思い浮かべる人も少なくない。

1トンピックアップトラックのトライトン。ピックアップトラックと言えばハイラックスの一強状態にブレーキを掛けにきた(国内通常販売&自家用目的のピックアップトラック市場と言う意味合い)。ピックアップトラックブームが継続していけば、もしかするといすゞ・D-MAXの日本販売開始とかの流れも来るかもしれませんね。

SUBARU SPORT MOBILITY Concept スポーツカーであり電気自動車でありと言う参考出品車。

ドアミラー的な物なのがあるが、これはカメラが内蔵されている物だと思う。スポーツカー=カーボンと言うイメージは今も昔も変わらないのかもしれない。

知床財団に寄付されたパトロールカー。遠くから見てもわかりやすくラッピングされていてラッピングやってる者としては興味深々。冬道にもスバル車は安定しているのかなぁ~とは乗っていて感じた事があるので良いパトロールカー。

もう一台の全体図はありませんが、那須平成の森で活動されている、スバルでは初の量産バッテリーEV:ソルテラのボンネット部にラッピングされた熊。首元の白いラインが見える辺りツキノワグマですね。少ない情報でもわかるシルエット勉強になります。

と言う事で、札幌モビリティーショー2024の国産部門はこんな感じでした。

 

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