カプチーノは前期後期問わず、必ずこの問題にぶち当たります。
その前に対策する事によってメンテナンス向上を図ります。
- ウィンカーのネジ交換(運転席側)
カプチーノのウィンカーを固定しているネジは
(+)ドライバーで回す一般的なネジをしています。
純正は経年劣化で錆びます。それがかなり厄介な事に。 - 厄介な理由はバルブ交換時に訪れる。
分解した様子を掲載していますが、
ウィンカーが切れた等の状況に陥っても、
レンズ側からのアクセスしかできないので、
焦る事の無いよう何も問題ない時にやるのが得策。
バルブ切れした!→ネジ回らねぇじゃ遅いんですよ。
…まぁ僕も必要に迫られないとやらないタイプなんで
人の事とやかく言える立場ではありません。 - そして訪れる残念な状況
完全に頭が潰れていてネジが回せません。
まぁ結構な確率でカプチ乗りあるあるみたいなようです。 - 慎重に丁寧な仕事を心掛け焦らない
工程的には
・純正と思われるネジは4×40mmの物(写真中央の物)
(バンパー裏に5mm程先端が出ています)
・プライヤーで裏の先端を時計周りに回します。
(556等の潤滑剤を馴染ませた方が良い)
・渋くなったら半時計回しに戻してをひたすら繰り返す。
先端にプライヤーが掛からなくなる程度までくると、
ウィンカーレンズとウィンカー本体に隙間が出来ます。
・外側(レンズ側)の頭をドリルで開通させてしまう。
・ネジが4mmサイズなので最大4mmのドリルが使えます。
(レンズに傷をつけない最大サイズだと思われます。)
–調整が難しいですが–
・ウィンカー本体を車輌から外して再度ネジを緩める方向で回す。 - ネジだけを新しい物へ
4×40mmのステンレス製のタッピングビスに交換したら作業は終わり。
今の時代腐食し難い物が多いですが主張しない
銀色のステンレスをチョイス。お好みで良いかもしれません。 - 取り外したビスの比較
上が運転席側。下が助手席側。
ネジの素材が異なっているのは恐らく運転席側の
バンパーの補修の際に交換されていたのかと予測。
こういった所でも前の作業者の考えも見えてくる物ですね。