Eternal Chaos by Garage激

GR Garage札幌厚別通にてGRスープラ特別展示見学

2019年3月16、17日とGR Garage札幌厚別通にて行われていたGRスープラ特別展示を17日に見に行ってきました。 札幌のスポーツカー好きの中でも話題の物を取り上げても万人向けの記事ではないらしいのは仕様です。

本題前に

外も雪解けが進み、70スープラが置いてありました。2桁ナンバーで大事にされていたのでしょうね。とても綺麗な一台でした。

エンブレムと言い、「TWINCAM24」と言う車に興味無い人にとっては「車名?」ともとれる主張好きです。

スープラのレースカバーと言うのもなかなかお目にかかれない物ではないでしょうか?純正OPはイイぞ!

こちらの80スープラは中古販売車輛。北海道では大規模なハチマルミーティングがあるので70スープラより見る機会はあまりない気がします。

今回のGRスープラ展示に合わせて、展示模型もスープラ、セリカを固めたそうです。これだけ色々と集めて綺麗に飾れたら楽しそうだな~(模型になりにくい車ばっかり乗ってる人の感想)

ではやっと本題のGRスープラを見ていきます。

GRスープラ(Supra)

今回展示されていたのはRZ、SZ-R、SZと3種の中の中間グレード的存在の『SZ-R』、直列4気筒の2,000ccのモデルです。エンジンルームの写真を一切撮ってない事に先程気付きました。

エンブレム

エンブレムが誇らしげについています。何となくですが、センター配置はヨーロッパのスポーツカー(フェラーリやポルシェetc)的な雰囲気が出ますね。姉妹車のZ4は中央はメーカーエンブレムで、左テール側に『Z4』文字ですが。

ホイール&ブレーキ

ホイールは18インチ(275/40ZR18)、タイヤはミシュラン『PilotSuperSport』(ポルシェ、BMW Mモデル、フェラーリとの共同開発)が装着されていた。刻印は2118(製造2018年21週だから5月位)。 PCDは素人計測ではあるが、PCD112のようでコンセプトモデルと同じに仕上がっている。ここは前に記載した内容と差異はないようだった。実物を見ず、憶測で「BMWZ4と同じ物使ってるべ」が偶然にも当たった結果となった。しかしBMWZ4とGRスープラではボルトピッチがどうなるのかは未検証。さすがに展示でボルトピッチは測れない。BMWはM14×P1.25(トヨタ車は大体P1.5)、ここはカタログなどでホイールロックナットのサイズを見れれば確定できると思う。 ブレーキに関しては車体に対して小さく思えるがそもそも市販された状態のままサーキット行って走る訳じゃないのだから問題無いのかと。キャリパーの大きさはアリストと同等位と言う目測。

バッテリー搭載位置

トランクの下に隠れているバッテリー。BMWのステッカーが貼られていた。驚く事でもないかもしれないが、バッテリーアースはトランクで落としても良かったようだ。個人的にトランク移設をする際にはアースはトランクに一ヶ所、エンジンルームに一ヶ所落としていたのでこれは移設するような車を購入する機会が有れば実践してみたいと思う。

ドアロック

時代は繰り返されると言うべきか?最近はクラウン等でも採用されているドアロックの位置の個別化。 最近の販売車種の多くはインナードアハンドル上部に一体型配置されていたがスープラでは別体でドア後方部についている。我コレ好き。 まぁロックしてるしてないが目に見えて防犯にもと言われてるが、誤操作防止とコストカットもあるのでは?とも思ったり。

テールライト

やはりこれも時代。テールライトの内部も全体に光らせず、ラインを作り出す加工が施されている。全体で光る、から部分的に光る事で近未来感が出るのかもしれない。個人の車もテールライト一新したいのでこういった作りもまた一つの考えなのかもしれない。

ウォッシャーノズル&ワイパー

やはりと言うべきか、ボンネット裏に隠れるタイプになっている。ワイパー一体にするとワイパーアームが大きくなりがちだからスポーツタイプには見た目的に不向きだ。ただ雪は積もりやすそうと言うのが降雪民的発想。ワイパーアームに関しては一般的な車と太さ、長さは変わらない感じになってる。 ここを長年見てる方は「こいつ、またウォッシャーノズルの話してる…」と呆れられるかもしれないが個人的に譲れないポイントなのです。

グリル

ダイヤカット状の網目を持つ。プラスチック素材。金属メッシュに比べるとやはり奥行が出てもスマートに、耐久性も出るのかも。金属メッシュだと平面的だし、変形したりで、改めてここもまた参考に出来る部分かもしれない。

下部

下回りを見てみるとなかなかフラットに仕上がっている。空力を考えた結果だとは思うけど、何が良いかと言うと氷をまたいでデフ下で「ガスッ」と言うあの不安感を感じなくて良さそうと言う事。マフラーにちょっと錆が付いてる(右側凹んでる?)。

ホイールアーチ

前後共に、上部3/4位を覆う形状の作りで出来ている。

フロント側もこのようにタイヤの円に沿ってアーチが作られている。ここ一つ見ても少し変わった印象を受ける。

運転席

共同開発もあってか、「国産車っぽくない」と言うイメージが感じられる。またドアモールなどもメッキ装飾を施さない外装シンプルに対して、アクセント的に車内はメッキモールが配置されていてこれは見る乗るで変わった楽しみを味わえそうな気がする。リアフェンダーの膨らみもあるからかドアミラーが長く感じてしまう。

擬装(偽装)の名残?

擬装(偽装)=ここでは、悪い事をしてる訳ではなく、開発段階に置いて、カモフラージュするラッピング模様の事を言う。これは右リアテールとエアダクト部付近にその一部らしき物を発見した。擬装(偽装)して走っていたのなら先程記載したマフラーの錆もうなずける。

リアバンパーとロアハーフの隙間にもうっすらとその名残のような物が残っていたが、さらに僕は大変な物を見つけてしまった。

トランクの右リアテール上部になる部分の一部の黒い部分。残念ながらラッピングを剥がした時に塗料が持ってかれてしまっているようでした。気温が低い状態で無理に剥がそうとするとなるんだよね(経験者)。

今回展示されていたスープラは620万円、時代を考えると良心的な価格設定なのかとも思えます。あくまでスポーツカー、言ってしまえば趣味の車として楽しむとするなら。 もちろん70スープラも、80スープラも、今回出た新型スープラも、どれも味があってどれも良いと思います。正直な話、お金があるなら乗りたいですね。「カッコいい!乗りたい!お金払える」、多分この要素さえ自分に当てはまれば候補に入る車です(最後の一つが鬼門)。

モバイルバージョンを終了