ドアロックに使われるアクチュエーター。これはトヨタ車に限らず初年度登録からしばし経過すると不具合を起こしやすい。寿命と言った方が正しいのかもしれない。今回はキーレスで開閉をしていてたまにロックされない事があるという事で交換作業となりました。
症状
症状としては先に言ったように、キーレスで作動させると、ロックがされないと言う事があったとの事。逆にロックからの開錠ではたまに動くと言う。 瞬間的な導通を発生させてモーターを正転、反転する事でロッドを動かして開閉作動をさせる役目にあるアクチュエーター。 これは半自動溶接機などで点付け溶接(チョン付け)をすると接点不良を起こすような感じで、接点部に汚れ(スス)が付着し作動不良を起こすようになる。あとは単純に摩耗で起こる。 ヴィッツのように自ら集中ドアロック動作をドライバーが行うようなクルマは比較的寿命が長いが、車速感知型(車が走り出すと勝手にロックする)タイプは比べると寿命が短い。短いと言っても極端に差がある訳では無く、車に乗り込んでロックするという事を行わない人と、毎回車が自動で締めてくれるから作動回数に差が出ると言う事でアクチュエーターのスペック的には基本変わらない。
用意したOEM
純正部品だとお値段も張る(8,300円程)ので、OEMと言われる物に手を出してみた。画像では早速破壊しているが、ヴィッツでは不要なので、薄刃ドライバーでこじって剥がした。 ちなみにOEMは中国で作られているようだった。
流石と言うべきか、溶着で取り付けられていた部分は軽い力でもぎ取る事が可能。このまま使うのであれば、すぐ壊れそうと言う印象を受けた。
ドアトリム取り外し
ヴィッツのリアドアトリムはとてもシンプルに出来ていて、インナーハンドル部にあるネジが一つ。
取っ手に当たる部分に一つと、ネジは二本しかない。残りはドアトリム外周に付属するトリムクリップで留まっているので、引っ張れば良い。ウィンドウスイッチのハーネスを取り外すのを忘れずに。
取り外し取り付け作業
まずはモーターへアクセスしてくのにT30トルクスで二ヶ所。
トリム側から10mmのボルト一ヶ所を外して、アクチュエーターASSYはフリーになります。 あとはドアから来ているロッドリンクを外しておきます。
アクチュエーターに続くハーネスも外しておく方が動きが自由になります。
アクチュエーターにはロッドリンク以外にもコントロールケーブルも来ているのですが、カバーが掛かっているので、ドライバーが入る所まで動かします。ネジ一本を取り外してコントロールケーブルを取り外します。
カバーを外した状態で、引っ掛かりを外して後は知恵の輪のようにドアの枠に沿って下側から取り外していきます。
下のサービスホールから取り外すようになります。毎回この手の作業はどうも時間が掛かります。
アクチュエーターのユニットを取り外して白いプラスチックの切り欠きに合わせて新しいアクチュエーターを取り付け。
そして復旧作業に戻るって言う感じです。 これだけなんですけどね…工程が長いですね。まぁこれでしばらくは問題なく使う事ができるようになりましたので、ストレスなくクルマで出掛ける事が出来そうです。
オマケ
ヴィッツオーナー代理のトイプードル君。おやつを与えると何故か片足だけクッションにのせて変な姿勢で食べています。何とも変わった癖を持っていて面白いです。