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ピクシスエポック純正OP『ハロゲンフォグランプ』

フォグランプは「霧灯」と言う名称の通り、霧の時等の視界不良時に点灯させる灯火を指す物で、販売元が商品名「フォグランプ(補助灯)」と表記されているのをよく見るが、フォグはFog(霧)、補助灯と言うのは「(あくまで)ヘッドライトの補助」と言う意味。「フォグだけで走行する補助」ではない。

合理的な理由

ピクシスエポックにも純正OP設定は有る物の、中古車市場で条件(走行、グレード、年式)を何台も探していたのですが、購入に辺り最も条件の良い車体にはフォグランプが装着されていませんでした。 僕の住む地域は山の中にあり、濃霧に包まれる事、降雪時にはホワイトアウトするような事も多々ある訳で、一つの安全装置にもなりえる部品の一つです。 折角部品も出る事だしと言う事で純正OP品を装着する事になりました。

純正OP品の購入

用意したのは上記二点。 単純に振り分けると『08580-K2023』はバンパー部のレンズと固定具。『08584-K2016』は室内スイッチ、リレー、ハーネス類。となります。

 

ちなみにですが、『08584-K2001』と『08584-K2016』で互換はあります。違いは点灯時の確認ランプの色が違うだけになります。

バンパー脱着

バンパー脱着はすべてプラスチッククリップにて行う。

ボンネット内部でバンパーを固定しているのはすべて目に見える部分にある(5ヶ所)。

下部は左右の盛り上がってる部分付近に左右計6ヶ所。一番雨風にさらされ、砂利が噛みこんで壊れてしまう部分なので慎重に。

フェンダーの部分にも2ヶ所クリップで留まっているが、左右のこの2ヶ所だけは形状が異なる。 下に見える物に関してはマイナスドライバーで90度回転させてロックを解除する物となっている。

そしていつも思うんですが、ナンバープレートの裏にコッソリ仕込むの辞めて欲しい。ここにも一個隠れていました。

 衝撃の補修痕

明らかに何かをぶつけた後を発見してしまった。バンパーの裏に綺麗に隠れる部分だったので全然見えなかったのですが良い感じに潰れていました。 新車からすべての整備記録簿付きのはずが、この記載は一切なかった。

バンパーも何かしら補修があったようなステッカーが貼られてました。バンパーのメッキモールがずれているのは気になってましたが、バンパー傷も一切ないし、記録簿にもなかったので今回バンパーを外す機会によって発覚しました。 走行等にも支障は無さそうだったので、錆が出る前にしっかりと防腐して完了。 …フォグに辿り着くまでに寄り道が多いです。

カバーの加工

フォグ無しだと蓋になっている無地のプラスチック。これを穴あけします。

裏から3本足で蓋がついているのでニッパーで切断。切った部分を軽くヤスリで整えるだけです。

加工前と加工後。これでフォグランプレンズを取り付ける事が出来るようになった。しかし無地は白茶けるととたんに古臭くなりますね。装着前にメンテナンスを行います。

フォグレンズ固定

フォグランプレンズのブラケットは左右別の形をしていますが、ブラケットに刻印が彫ってあるので、まぁ間違いは無いかと思います。 はめ込みに多少力を入れますが、最終的にはビス固定になります。

H8 12V35w の純正球が入っていますが、点灯時は結構熱くなります。今回はイエローLEDを同時に装着する事にしました。

裏にはビスを固定する部分が目に見えてわかります。

『L』は助手席側、『R』は運転席側に装着します。

バンパーを取り付けれる状態にはなりましたが、エンジンルーム内のハーネスをすべて取り付けておきます。オプションハーネスがあるのでハーネスから左右のフォグへの配線を取り回ししてバンパーを取り付けます。

これで外装部に関しては作業完了です。

内装部の部品取り付け

LA300/LA310ミライースではレバー切り替えではなく、スイッチ式になっているので、ダッシュボードの部分に取り付けていきます。

足元のカバーも取り外します。クリップ一個で取り外し出来ます。

これ一個外すのに色々と引っ掛かる。ドアステップ側とボンネットオープナーの部分に気を付けて取り外す。 これを取り外す理由は内装のハーネスにはアース線を落とさなければいけないのですが、丁度良くスマートにアースを取り付けれるのは足元付近にしかないような気がします。 見えない部分なので、どこでも良いと言うかもしれませんが…。

ドアに向かうハーネス付近にアースポイントがあります。

メクラを外すなら裏から押せば簡単!!下回りもスペースがあるので簡単ですね。

奥のねずみ色のコネクターと購入したハーネスを接続していきます。

スイッチにハーネスを接続して押し込めばスイッチ部の作業は完了!!


リレー装着

最後にグローブボックスを取り外していきます。左右から押し込むと変形して外れるようになっています。

ヒューズボックスにあくせすできるようになったら青い(水色?)のリレーの上にある空きの部分にリレーを取り付けます。

このリレーも他車種で多く使われていそうな形状をしていました。

最後にしっかり点灯するかどうかの確認をして作業は完了です(点灯確認と光軸調整の関係で一バンパーを仮止めで室内作業に取り掛かりました)。 部品出荷段階では多少上を向いているような気がして、独自に下方向に向けましたが、それが良かったのか車検も調整も無しで通りました。

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