Eternal Chaos by Garage激

【こねミ2nd】ピンポイント車両ピックアップ Probox

Garage激を認識している人の多くはプロボックス/サクシードを専門的に考察していると言う少し偏った印象を持っている人が大多数と言うのはデーター統計上出ている。これは国内外問わずプロボックス/サクシードと言う車が人気車種であるからである。今回はこねミ2ndで見たプロボックスを深堀していく。

道中

ふと信号待ちで止まっているとカルディナバンが目に入った。プロボックスはカローラバン、サクシードはカルディナバンの後継と言うのはご存知の通りだが、プロサクが160系と言われる形になった際にプロボックス/サクシードの差別化は排気量のみとなり、のちにトヨタ全店で全車購入可能になった際にはサクシードと言う名は消滅した。プロボックス/サクシード乗りの一部ではカローラバン、カルディナバンは前線で今なお活躍する老兵として称えられている。

イベント会場

こちらはカローラツーリングワゴン。モデリスタアメリカンビレットバンパーの存在感がとても強い。サイドステップはカローラGTの流用だろうか? シンプルながらも全体的にまとまっていてカッコイイ雰囲気が出ている。20年以上も前のデザインでありながら古さを感じさせないのはボディの輝きも一役買っているのかも。オーナーに大切にされている感がある綺麗な車だった。

あまり慣れないカメラで撮影した写真も少しずつ掲載していく。個人的に綺麗に写す事が出来たような気がするが、被写体が良かったのだと思う。

各企業も現行モデルのプロボックスに代替えを進めているのがよくわかる。これはレラのテナントの所有車両。昨年までは50系が主で置いてあった(昨年の様子)が、徐々に160系が主力になっていくであろう。MTは50系にしかないので輸出される前に欲しい人は探してみるべし。

50系も健在だ…と言う流れは置いといて(?)、今回見学枠としてお呼びした二台。北海道で初開催されたプロサク選手権、現地組の共通認識「この二人早く結婚しろ」と言うのが叶った訳ですが、この二台は北海道オーナーズの中でもゴリゴリに弄られたチューニングカー。共にハイオク仕様になっている。

会場内

ひたすら今回の記事までプロボックスのエントリー車両に触れなかったのには訳がある。ヲタクの早口の如く長文が続く訳で、それだけイベント全体の紹介が遅れてしまう為に避けていた訳です。今回は世界情勢の件もあり、事前エントリーであったサクシードの方は自宅待機となってしまったとの事で、またの機会があれば紹介しようと思う。

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エントリー車両を拝見。

およそ70枚のカッティングシートをなんと手切りと言う力作。仕事帰ってきてからコツコツ、寝る間を惜しんでコツコツと制作期間も多く取れずイベント当日の朝まで仕上げを行っていたとか。そしてこの車の塗装から板金、内装までほぼDIYだと言う。力が入っています。

今回一つの注目であったサイドタープ。ヲタクはインドア派なのでは?と思われがちだが、北海道のヲタク達は割とアクティブにキャンプをするし、車中泊もするし距離ガバ交流も頻繁に行われている。どうしてもサイドタープを実際にお店で見てもハイトワゴンなどの展示デモが多い為、所有している車がローダウンしてる場合の使い勝手が見えてこない。そういった人も興味深く周りを囲んでいると言う印象があった。 こねミの展示スペースは広くタープも余裕で拡げられるのもまた特徴。前日入り車中泊組が多く集っていた印象を受けたので、今後キャリア&サイドタープはトレンドになるかもしれない。

プロボックスとアリストの並びがなぜか親の顔より見た風景に感じたのは個人的な思い出。

個人的にこの脳死したような表情とタイヤのヤレ具合がとてもマッチしていて切ってただ単に貼ると言うだけではなく考えられて貼ったのか、それともセンスによる直感か非常にマッチしている。

大きい面積の部分はストーリー性のある物が連続して貼られている。これも連続して貼らなければただ単に貼っただけになってしまい散らかってしまう要因になる。間隔の開け方も丁度いい感じで詰まってたり広がり過ぎてる感がなくて見ていて楽しい。

色々居るよ

どこを見てもたのしそうなステッカーが貼られていてとても面白い。しかしこれだけ多く貼ると濃厚過ぎる感じが出てしまう場合があるが、この車に関しては感じる事は無かった。緩い絵柄、配置がそうさせているのかもしれない。

バンパーは無塗装ではなく色を入れている。全体的にプラパーツには色を入れていると言うオーナー談。ここで同色ではなくあくまでバン風のバンパー色違いをチョイスしてるのもプロボックスの味を残していてポイントが高い。

エアロパーツに目が行きがちだが、キーホールのスムージングや、本来ガーニッシュと窓の間にあるトヨタエンブレムの部分もきっちりとスムージングされてスマートになっている。トヨタエンブレムが本来装着される部分はエンブレム分土台として盛り上がっているのだがそこもスマートに成形されている。ここら辺はしっかり見ないと見落としてしまう部分だが、実に自然な仕上がりだ。

こう改めて見ても4ナンバーとは感じさせない仕上がり。

さりげなさ過ぎて見落としてしまいそうになるが、このグリルは加工一品物。

本来トヨタエンブレムが装着されていて、エンブレム状に台が成形されている。それを上手い形に一本物のラインが出るような整形がされている。小さいながらも見た目がガラッと変わるグリル。しかし純正っぽい。拘りが強い。 ヘッドライトもスモーク化と内側の一部をブラックアウト加工がしてあって車の目力が上がっている。


リアスポイラー

リアスポイラーはプロサクではかなり印象を変えるアイテムの一つとされている。そもそも純正OPの設定はないのだが社外品として出回っているので、プロサクを検討していて商用車感を少なくしたいと言う方は一番最初に取り付けるパーツの一つとしてチョイスするのも良いかもしれない。基本空力云々より見た目やリア窓が汚れにくくなったな程度の見た目パーツとして好きな物を選ぶのが良いと思う。

今回初エントリーで本人も驚きの二つの賞に表彰されました。これからさらに進化する事を期待しております!

少しばかり雑談をして解散となりましたが、見学の二台の搬出を。次回はぜひエントリー枠でお待ちしております。

こねミはオールジャンルミーティングと言うカテゴリーになるので、痛車だけではなく、カスタムカーも歓迎されています。 プロサク軍団で「プロサクは良いぞ」を布教しましょう(公式アナウンスの禁止事項は回避してるはずです)。

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