Eternal Chaos by Garage激

【見学2022】小樽クラシックカー博覧会 Vol.2

前回の記事ではほとんど会場の中の話が出来ないまま終わってしまったので今回は少しばかりイベント会場内のお話を。自分が所有するクルマに関しても博識な訳ではないので、ましてや普段見ない人の車を語れる事なんて出来ないので、まぁ緩くこんな感じのイベント雰囲気なんだろうなって言うのを感じて頂ければと思います。

ヨタハチ【TOYOTA SPORTS 800】

今回の目的の一つとして最大の課題であったヨタハチの細かい部分チェック。ヨタハチだけの話で取り上げるので詳しくは書きませんが、色々と手が加えられている我家のヨタハチは小手先の補修だらけなので、見てもどうなってるんだかわからない部分が多々ある為、北海道のワンオーナーでオリジナルに近い状態のヨタハチを実際に見て参考に出来る部分のチェックをさせて頂く事にしました。

ヨタハチの中では比較的珍しい所に配置されているラジオアンテナ。トランク横が多いですが、これも当時からこの位置だという事です。こういった細かいお話はネット上で見聞きする機会が少ないですが直接お話出来る機会には積極的に聞いておきたい事ですね。うちの赤ヨタはトランク横、灰色のヨタはラジオ装備がないのでアンテナ自体取り付けられていませんがどれも当時から変更はされていない。

ホンダ S800

色鮮やかなホンダS800。恐らく北海道のクラシックカー、旧車イベントで一番多く遭遇するS800。オーナーとの交流も何十年と経ってる気がしますが、車のコンディションは変わらずと言った感じを受けます。

これは今時の車にも車検証と一緒に入ってる事がある説明書と同等の物。ホンダS800のを見せて頂きました。ジャッキの掛け方や幌の扱い方はもちろんの事なのですが、ライト類のハーネスの説明等、今の車では逆に書かれていない事が記載されていました。これはオーナー自身が原本からコピーして製本した物。

本格的4WD

近年では実用的な(?)ジープ型も参加が増えてきている印象があります。

綺麗に直されてたり普段から使っている感じが出ている少しヤレているボディもこの形ならではで味があって良いですね。自分の車人生でジープ系の車には縁が無いのですが、土地柄的にももっとも実用的なので機会があれば候補に入れてみようかな? 昨今のエイジング塗装の知識の一つとしても本家(?)を見るのは勉強になります。

エイジング塗装とは…経年変化・劣化を表現する技法です。昨今ブームのつや消し塗装と併用して使われる事の多い塗装方法。ドアの輪郭を錆風に塗装したり、錆汁が垂れたように縦にラインを入れたりとなかなかセンスが試される。ラット塗装はどちらかと言うと「廃車寄り」な印象(境界が曖昧なので割愛)

スバル360

スバル360もかなりの台数がエントリー。昔家にあったのをうっすら覚えている位ですが、当時でも小さい車だとは思ってましたが、今見てもちっちゃくて欲しい気持ちも少々あったり。

エンジンルームのダクト方向が年式で違うのも改めて気付いたり。うちにあったのは確か縦だったような気がします。数年前にオールドタイマーの個人売コーナーにうちから巣立ったスバル360が出ていた記憶があります(売ったオーナーの出品で同色だったので多分)。20年?それ以上前に手放したのが最後でスバル360の記憶は少し曖昧。

軽自動車

サブタイトルとは裏腹に一台乗用車が混じってますが、お立ち台(?)の車達。スロープの都合上、毎年小さい車達がここに並びます。今回は車両間隔を広く取っていてスペースが広々。

多分今回の小樽見学でもっとも良く撮れた写真。昔軽トラが必要だった時に一時期乗ってた記憶があるポーターキャブ。4WDが有ったらもしかしたらまだうちに置いてあったかもしれない。


変わり種

恐らくクラシックカー博覧会の歴代でも最大サイズのボンネットトラック、ボディのコンディションから見ても当時は活躍していて余生をのんびり過ごしているようにも見える。後ろの荷台にあるコンテナはそれだけで生活出来そうなキャンピングカーのようでした。

外車勢

思い返しても外車勢が少しばかり寂しい気がしたり。しかし好き者も多く終始賑わってると言って良い程に人が集まっていました。

博物館にはロールスロイスが常設展示されています。 石原裕次郎記念館の閉館後、小樽市に寄贈され今に至る。失礼ながら名前だけは知っているけど関連した作品をしっかりと見た事がありません。家庭の教育方針もあり、TVは「芦屋雁之助版の裸の大将放浪記」と「ニュース」位しか見ずに育ちました。

発動機

発動機ってなんだ?と言われると説明が難しいのですが、要は小型エンジンです。農業漁業の道具にエンジンパワーを使う為に使われる物と言ったらよいのかな?ベルトを繋げてポンプを回したりこの形状をそのまま小型耕運機に組み込んだり。 ホームセンターなどで売ってる汎用エンジンのご先祖様と言ったところでしょうか。 今でも田舎の農家さんの納屋で使われてないのがちらほら見つかるとか。一つの歴史的資料。国内外多々保存会が存在する。

爺DM

一部のマニアには興味がそそられる一台。関係者なのか、博物館スタッフ車なのかは未確認。シートカバーにレースのハーフカバーが装着されており興味深い一台。


懐かしアイテム

Twitterでまったく同じアングルで撮っていたフォロワーさんが居ましたが、各フォグ、電球式字光ナンバーの独特の厚み。今ではLED化されて薄型になっていますが、こういった部分も拘りが二極化してますね。当時風にするか、現行風に仕上げて乗るか好きな方を貫けば良いんです。

Z、Z、ゼェッッット~

日本車らしくない(?)スラっとした鼻。この車の特徴ですね。新しいフェアレディZも血筋が生きている感がしてとても興味深い。

ワイド&ローでその存在感はただただカッコイイ。こちらのZのオーナーさんは元々ヨタハチに乗っていて交流があったのですが、拘りがなかなか強い人です。 …クラシックカー乗りは大体拘りが強い人多い気がします。

ハコスカ

スカイラインも今回はいつもより台数が少ない印象がありました。この角々したボディやっぱかっこいいんですよね。たまにハコスカの近くに寄っては「オーナー面」するように立つのですが(?)、全然僕には似合わないのを実感しております。 近しい所でハコスカ好きの部屋の管理人さんは実際にお会いした事がありますが、「ハコスカ乗り」ってのが車が無くてもその雰囲気があったりします。 …そもそも僕は日産車全般似合わない事で有名です。

27レビン

オレンジ色に輝くレビン。モスグリーンも好きですが自分はオレンジで乗りたいなと思って昔々、当時乗っていた101レビンを試しにオレンジで部分的に塗って失敗して再度白に全塗装したと言う過去を思い出します。若い頃に貯金が出来ていれば今の人生も少しは違ったのかも? 今ではヨタハチ直すので精一杯です。ヨタハチにはゆりかごから墓場まで頑張ってもらいます。

S800クーペ、ホンダ Z、カローラとここら辺は小西自動車繋がりで並んでいるようです。どれも綺麗に乗られていて青空の中光っていました。

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