Eternal Chaos by Garage激

【見学2022】小樽クラシックカー博覧会 Vol.3

一括りとして今回で小樽クラシックカー博覧会の話は締めくくり。それと同時に北海道のクラシックカー達もそろそろ冬眠の準備に入る季節になりました。少し肌寒く暗くなるのも早くなる秋口は車にとっては程よい天気なのですが、乗り手にとっては少しばかりの暖が欲しくなったり気を遣う時期だったりします。

KP47スターレット

Garage激を知ってる方だと、この車の話題に触れない方が違和感だと思うので軽く触れておきます。

パブリカ・スターレットはその名の通りパブリカのスポーツモデルとして流れが続いている。UP10、UP20でパブリカ、KP3#、5#はスターレット、間にKP4#パブリカスターレット(パブリカの名が消えた初代スターレットも同期に有)と言う感じでなかなか複雑だ。

ルーフに刻まれた名前は漢字表記では 館 信秀(TOM’Sを作り現在の代表取締役会長)、カラーリングは当時の物が再現されているが実際に館氏がドライブした車両はゼッケン1か17なので、47は型式からだろうか?

5SPEEDのエンブレムも誇らしい。

1974年にトムスは自宅ガレージから始まったと聞く。またトムスは栄光の車両達を復刻させる事にも積極的でセリカ1600GTを保管していると言う話があるので、近いうちに見る事が出来るのかもしれない。

駐車場へ

会場とは違い、駐車場の方は入れ代わりが有るので不定期に見て回るようにしているので駐車場に戻ります。GRコペンのように新しい車もちらほらと見掛けました。RX-7のようなロータリー搭載車は今年動いてるイベントでよく見るような気がします。個人的にロータリーエンジンの周期があるのか、イベントに顔を出して年間通して1、2台しかみない年があれば会場展示と駐車場合わせて30台位見る年もあったり、エンジンが特殊だから調子にムラがあるのかただ単に思い過ごしなのか? …そういえば今年はコスモスポーツは1台しか見てないな…。

FCやFDのデザイン好きなんですよね。スポーツカーが好きかと言うと、実はスペックには関心はほとんどなく完全に見た目が好きなんです。そもそもここを読んでる人ならわかると思うのですが、速い車、スポーツに適した車が欲しければ買うと言う選択肢にはならない車ばかり乗ってるので、見た目基準なんだなぁと思ったりする訳です。

駐車場も個性派がたくさん並んでいます。一応なんですが、駐車枠は警備員の指示に従って駐車されているので、一般来場駐車場は乗用車規格の所以外はチョークで大雑把に描かれていて目に見える白いラインは意味を成してません。札幌市近郊のイベントは来場者の駐車場問題(狭い)が課題になる事もちらほら。

サンバー愛好家も結構多く見られますね。クラシックカー会場に必ずと言って良い程にサンバーがある気がする。ちょっと変わった形のホイールですが、妙にマッチしてていい感じです。

普段の駐車場でミニバンって大きく見えてましたが、間にアメ車が挟まってると、意外にミニバンってスリムだったのだなと気付かされた一枚。

よく見る車達

Twitterのタイムラインによく流れてくる車達がちらほらと。駐車場がオフ会会場見たくなっていたりする事も。

カメラの調整がなかなか難しくて写真が上手く撮れないが会場で色々撮影してみて覚えていくしかないのかなと家に帰ってきてから補正しつつ感じている。

この年代頃のアメ車だとスマートに見える(コルベット C3)。細マッチョと言う感じだろうか。勝手なイメージだけど、この状態で海岸沿いをゴールデンレトリバー(犬)を隣に乗せて駆け抜けていきたい雰囲気がある車だ。

キャデラック エスカレードだろうか。駐車枠にギチギチ納まっているが圧倒的存在感。 名前を調べる為に検索してみると、今書き込んでいる我が家が買えてしまう金額が目に入ってきてちょっとビビる。

駐車場もイベント会場も盛り上がりあるイベントは見ていて楽しい物がある。やはり好きな車を好きなように乗るのが精神的にも重要な事なのかもしれない。

1/24 アオシマ プラモデルスズキ EA11Rカプチーノ

レガシィ

綺麗な初代レガシィ。セダンタイプは比較的見る機会が多い気がする。ワゴンは家族車として酷使されて地に還ってる事の方が多いのかもしれない。当時は丁度転換期と言う感じで家族持ちはセダンからワゴンに乗り換えてた人が周りに多かった気がする。

こちらは二代目のレガシィワゴン(BG)。4WDと言う実用性もあって20年以上前の車であったとしても(初期型は30年落ち間近)、北海道の雪道も安心して乗れる。しかし錆があちらこちら見受けられる所を見ると冬眠知らずだろうか。北海道は錆との戦い。

最後の型式になった23セリカも数多く見る機会は少なくなりましたが、時代に捕らわれず良い形をしてる気がします。スポーツモデル高騰の中にある2022年でも価格は比較的お手頃な位置をキープしてるので良い出物が有れば選択肢の一つとしても良いかもしれない一台。

シトロエンも居ました。可愛いデザインですよね。窓の開き方も独特で面白いクルマ。

今の時代のポルシェも好きですが、自分の中でポルシェと言えばこの形が一番最初に出てきます。前にエンジンが無い分、ボンネットの高低差が激しいカエルのような顔でスリムボディ。

70カローラバン。直線的なルーフや各目のライト。どこかプロボックスのご先祖だと思わせる雰囲気が漂っている。時代が変わってもバンの形は昔にはすでに完成形に近づいていたのだと思わせる一台。

マークツー三兄弟(マークツー、チェイサー、クレスタ)、通称『豚目』豚のような目を持つこの愛称。外付けオイルクーラーやらチンスポにマークワンホイール。ちょっとやんちゃな雰囲気を感じる一台。

少し時間を置いて見てみると、手前三台が皆マークワンホイール装着。やんちゃな空間になってました。ワルな雰囲気が出ていてカッコイイ。 僕が乗ったら厄介な先輩に押し付けられた感が凄い出そうなのでなかなかこういったクルマにはご縁がありません。

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