Eternal Chaos by Garage激

GR COLLORA(カローラ)、抽選申込開始

2022年12月2日13時30分から開始して12月19日8時59分までの受付をしている(MORIZOは18日店舗営業終了まで)。翌年2023年1月13日15時00分~から(MORIZOは1月6日15時00分~)当選発表が行われる(MORIZO:70台、RZ:500台)。今回は11月26、27日にGR GARAGE札幌にて行われたフェアで見たGR COLLORA MORIZO Editionを見た備忘録になっています。

GRカローラ詳細

GRカローラは2022年4月1日に世界初披露された車であり、一部では「エイプリルフールのネタでは?」と言う話が当時多く呟かれた。しかしその2ヶ月後の6月1日には5ドア2シーターモデルのGRカローラ モリゾウエディションが公開される。そして12月2日は購入する為の抽選申込の開始がアナウンスされた。その間にもカローラシリーズのCMなどでも度々目にする事は出来ていた。

基本骨格ベースはカローラスポーツ。フロントは60mm、リアは85mmワイドトレッドになっている。搭載エンジンはGRヤリスに搭載されている1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンをベースに強化を施した物となっている。昔ながらの感覚で言えばスターレットとカローラFX位の体格差だろうか。

カローラスポーツの上級グレードでは225/40R18が装備されているが、GRカローラでは245/40ZR18が装備されている。ただし、素のカローラスポーツでは195/65R15を標準としたグレードもありブレーキ控えめとなっている。 しかしGRの名の元にGRカローラは大きい物が装着されている。公式の発表ではGRカローラではフロントは18インチ対向キャリパー、リアは16インチ対向キャリパーが装着されているので雪国の冬タイヤを考えるとなかなかの出費になりそうだ。 GRヤリス(RZ“High performance”)と似たようなデザインではあるが、GRヤリスが8Jに対し、8.5Jと少し幅が違う(他にロゴが違う。BBS製)。PCDは実測していないが見た感じではPCD114.3mmだと思われる。

覚書として書いておくのですが、素のカローラスポーツと2019年5月以降のプリウス(ZVW52)のフロントローターは同じサイズが使われている。

フェンダーの張り出しとダクトとそのボディのラインをハッキリと目にする事が出来るのは、マットスティール〈1M1〉と言うつや消しカラーの相乗効果。こちらはラッピングではなく塗装になっている。…しかしマットカラーにワンポイントブラック塗装…この組み合わせはどこかでよく見るな…。

マットカラーはいいぞ!!!

GRカローラを細かく見ていく

GRカローラのグレードは二種、『RZ』か『MORIZO Edition』。価格は『RZ』が5,250,000円(5,272,550円)、『MORIZO Edition』が全国共通で7,150,000円(標準で寒冷地装備付)となっている。 ※(税込金額、カッコ内は北海道地区価格)

ヘッドライト横を見ると素のカローラスポーツはそのまま下に向かったボディ形状ですが、GRカローラではさらに横に広がっています。

ボンネットも大きく盛り上がりダクトが付けられています。ワイパーサイズは基本ベースのカローラスポーツと同じサイズになっています(700mm/350mm)。

ウォッシャーノズル気にするヲタクなのでいつも通り観察。やはりボンネット裏にこっそり潜んでいますね。水垢がボンネットに線として残らないの良いですよね。 最近ボンネットの上にノズルがあるのを見掛けなくなった気がしますが、歩行者との衝突時の保護が目的で突起を抑えたのか、ただ単にボンネットの高さが上がった事で裏に隠せる事が出来るようになったのか、自分がそこまで気にして見ていないのか細かい事にも目をやる必要性ありそうですね。

グリル裏に隠れた『GR-FOUR』の文字。クルマを弄って楽しんだ世代がチューニングパーツメーカーの文字が描かれた前置きインタークーラーを思い出した方も多かれ少なかれいたのではないでしょうか?

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MORIZO Editionではリアワイパーは除去されているが、RZでは装着されている。現行のカローラスポーツ乗りの中でも求める人は居るのではないだろうか? また、トヨタエンブレムも主流となっている凹凸がコーティングされた物になっているので、悪路を走って汚れても洗車がしやすく汚れ残しが少なくて済むと言う発想だったりするのだろうか?

複雑に絡み合うボディライン。この一枚の写真だけ見ても色々な色味に見えるので見ていて飽きない。

この代のカローラはカローラスポーツを主に考えられたデザインと言う印象を受けているのでどの角度から見ても丁度良いカッコ良さと丁度良い使い心地の楽しそうな車と言う印象。

今のご時世(?)騒音規制も厳しくなり、マフラー交換をする人も少なくなった気がします。これはこれでアリなのかもしれませんが、後々エンドテールだけを作り変える等オーナーの個性を出すポイントの一つになりそうですね。僕ならエンドテールだけでもトムスにします。

モリゾウサインが入ってます。GRヤリスにも入っていましたね。

RZとMORIZOではギア比が違っていたり、MORIZOではシートベルトは赤になっていたり結構違いがあったりします。

ルーフはカーボンルーフを使用して軽量化を図っている。今では一般的な「カーボン調」的な規則的な編込みカーボンではなく、「クラッシュカーボン」「コンポジットカーボン」と呼ばれる不規則な模様が出るカーボンを使用している。一般的に薄く積層して強度が出せると言われている。GRヤリスではカーボンルーフの上に3M製のラッピングが施されていたが、GRカローラではどうなっているかは確認が出来なかった。

GR-FOURの掘り込みが輝くサイドステップ。素のカローラスポーツよりフェンダーが出ているのでもちろんサイドステップも少し外に張り出している感じになっている。

GRカローラはカローラスポーツを元に作ってはいるが、GRエンブレムとカローラエンブレムのみになっている(貼り位置もスポーツは助手席側になる)。

ボディ形状が複雑なのでエンブレムを上から覗き込むと思っていた以上に平面ではない様子だった。両面テープの厚みも感じられないので、剥がしたらどんな形になるのか少し気になる所だ。

オマケ

とてもきれいな初代ヴィッツ(notRS)、多くのRSパーツを移植されて作られた熱い車でした。オーナー様とお話していた際にはレーシングシミュレーターのトップに立って居ましたが、最終結果はどうなったんでしょうかね?気になります。

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