実用的なオプションパーツなのだが、あまりお目にかかれないプロボックスの内臓型フォグランプ。それのちょっとしたお話。
実は二種存在する。
大まかに言うと、発売開始の2002年から2005年の8月までのモデルが角形(?)フォグランプが装備品となる。実は2005年はレベライザーがついたりしてフロント灯火系の一新がされている。なんと言う無駄知識。 ちなみにレンズはプラスチック製品だ。
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81210-52080(RH)
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81220-52080(LH) 他、プロテクター、ボルトナット必要
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ちなみにですが、同年代に販売されていたダイハツミラ(L700)の純正OPでレンズ部にTOYOTA文字の無い同形状の物が確認されています(もちろん本体のみ使用可能で、外装ハウジングは使えません)。
- 81481-52220(RH)
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81482-52170(LH) 他、プロテクター、ボルトナット必要
初期モデルフォグのコレがダメ。
意識の高いイエローバルブやハイワッテージバルブを入れるとこのようにフォグ上部は焦げたり、レンズが曇る事が多々ある。最近ではLEDも安価でバルブ並な光量を出す物が出てきているので選択肢は増えたと思う。 ただ、LEDバルブの設定を考えるような時代の物ではないので、フォグ自体の加工前提でバルブを買うか、厳選してポン付けを買うかはよく考えなければならない。そもそもフォグランプは濃霧や郊外、点けたり消したりが当たり前なのでヘッドライト並の耐久性は無いと考えて良いと思う。
割れた
前に紹介したように、この車の元は「エアロパッケージ」と言っていたが、もちろんフロントにもエアロパーツが装着されていたが、除雪していない大雪の中を走行した為、フロントスポイラーを自分で踏んずけたと言う過去を持つ。 まぁそれでバンパーの辺りがチリがあっていない訳ですが、その時にフォグにも多少亀裂が入ってしまいましたので、あっけなく割れてしまいました。
分解清掃とレンズ制作
トヨタの灯火系のメッキって弱いような気がします。プロボックスも案の定剥がれてしまいました。せっかくレンズを綺麗にしても中があまり綺麗じゃないのはどうしたものか…と思いつつ塗装を施しました。
レンズ制作
リフレクターがメッキメッキしてなく、シルバーの塗装を施したのがよくわかるかと思います。レンズは余った端材のポリカーボネートで形を作ってみました(厚さは2.0mm) そこそこ整形して枠の中に納まるように整形しました。
レンズ接着
多少湾曲があるのでスポンジを挟んでしばらく放置です。温めて湾曲させるという事も考えましたが、今回の曲面は接着だけでも収まりが良さそうなのでこの方法だけで作業を進めました。そもそも温めて湾曲するポリカーボネートの厚みだと長時間点灯は厳禁…。
フォグランププロテクタ塗装
フォグのカバーの方は塗装なしの無地だったので艶消しブラックで塗装。ここ以外にもドアミラーの付け根とかも白茶けるのがプロボックス。
簡単作業
板ラチェットなどがあるなら、バンパーの髭(?)を
手前に引っ張ってあげると簡単にアクセスできます。
正規の方法としては下側のフロントカバーを外して装着なんですが、実際裏側からユニットを外に出すような方法でも取り付けは可能です。
点灯確認
今回メッシュステッカーと意識高いクリアフィルムの端材があったので一緒に装着してみました。まぁここら辺は飛び石も結構飛んでくるのでプロテクションフィルム代わりに使ってみました。消灯時はフォグが無いように見えるのも自分の理想的なスタイルになっています。
160系ですが、痛車仕様のプロボックスの模型の予約が開始されました。
そしてここから余談なのですが、5#系のサクシードのフォグランプに16#系アリスト純正フォグランプの形状がそこそこ近いので、うちのアリストについてた物がサクシードに流用されました。完全一致ではないので、切り欠き通りに切ると隙間ができますが、気にしない人だとそこまで気にならないみたいです。