ただ、純正フロアマットを付ける。そんなくだらない事だけを書く僕ではない。これを書くには意味がある。そして自分への戒めの意が含まれる内容となっている。
【事の経緯】
2020年2月16日に車を契約したのですが、その車には純正のフロアマットは装着されておりませんでした。昨今の自動車は純正でフロアマット+フロアマットフック(ベースフック)でズレ防止が付いているのですが、買った車は社外汎用品で寸法もちょっと合っていない感じでした。 そこで契約書を書きつつ、純正フロアマットをネットで探し、契約書が書き終わる頃にはすべての手配を終了させていました。 そのながら作業が仇になり、LA310(初代)と言う型式の車を買ったのに、フロアマットはLA350(2代目)の物を買ってました。 この間違いに気付いたのは、3月に入り、納車日が確定し、任意保険の切り替えの為コピーを送って貰った時でした。 自分の手違いであり、返品も出来るが申し訳ない。 じゃあ同じピクシスエポックならワンチャン形状近いかも?と思い取り付ける事に。
【助手席フロアマット】
助手席は割と問題なく汎用品に比べると落ち着きも良い感じになっています。これがこの型式純正品と言われても違和感はないレベルかも。ちなみに純正でもズレ防止のフック等は存在しないので落ち着きのあるポイントを探す自由度は高い。
【後席フロアマット】
後席のフロアマットはどうだろうか?と合わせてみると、こちらも特に違和感を感じることなく収まりました。 初代、二代目共に設定が無いのですが、フロアトンネル(真ん中の凸部分)にマットの設定が無いのが不満です。 ここは後に納車時についてた汎用品の物をフロアトンネル部だけを使用します。 フル乗車は恐らく無いでしょうが、汚れるのが嫌なので…。
【運転席フロアマット】
LA310用とLA350用では大きな差としては、手前に写る「PIXISのタグ」の所が真っ直ぐ後方に向かっているか向かっていないか、ブレーキペダル左側で切れ目が有るか無いかが目立ちます(ヒールパッド辺りまで裂けている形状)。 しかしながらこちらもそこまで違和感を感じる事はありませんでした。…むしろ310用より350用の方が有能なのでは?と思う位。 しかしLA310用と350用ではフロアマットベースフックの形状が違うと言う事でドア側しか使えないようです。次からはベースフックの検証をしてみます。
【ベースフック検証】
上がLA300/310に使われているベースフック、下はLA350/360に使われているベースフックです。 ちなみにこれは両者共用できるドア側の物になります。若干形状差がありますが長さはほぼ同じでした。
品番は『08219-K2018』になります。
【LA300/310純正ベースフック】
運転席フロアマットベースフック(フロアマットクリップ)、純正品番:08211-00783-C0 袋から出さなくてもわかりますが、左右セットになります。
ちなみに比較すると結構長さが違いますね。長さが違うのでボディ側に当たって上向いたりフロアマットが奥に配置されてしまったりするので左右逆には取り付けは不可。
ドア側は先程検証した通りサイズがほぼ同じで互換性は有りと言って良いかと思います。しかし、厚みやリブの入れ方が違うみたいです。LA350/360純正は左右で同じ物。LA300/310は左右非対称と言う事がわかります。
【クリップ(ベースフック)取付】
シートを全開に後ろに下げて潜ると左右に切れ目が見えます。
どこに穴があるのかめくってみます。
薄っすらと確認が出来ました。
穴を広げない程度にグリグリと回しながら切れ目から入れて穴に固定しました。
左右がしっかり穴に入った事を確認して、フロアマットを取り付けます。回転ノブ付きクリップを縦の状態にして、
穴を通したらノブを回して作業完了。これで特に不具合を感じなく使えるようになりました。 今回はLA300/310に取り付けましたが、このタイプのベースフックを使用している同年代(LA300系の代)のダイハツ車(含むOEM)にさほど違和感なくLA350/360のフロアマットを使えるような記事がちらほら見受けられます。 個人的意見でも「気にならない」レベルではありました。 試せる環境があるようならやってみても良いかもしれません。
【トランクマット】
オマケになります。トランクマットも取り付けました。この手の車に乗ると意外にトランク部に荷物を乗っける事が多いのです…。
こちらはちゃんとLA300/310純正のトランクマット(高級タイプ)。フロアマットと模様が全然違いますが、色合いは大体同じなのでOKだと…思い込みたい。