Eternal Chaos by Garage激

Garage激の営業をサポートするサクシード詳細

平成23年11月(2011年11月)初年度登録のサクシードUL。NCP55Vになる。今までメインコンテンツとなっていたシルバーのプロボックスと同様に5MT&4WDとなるが、プロボックスワゴンの5ナンバー初期モデル、サクシードバンの4ナンバー前期型後期モデルと実は正反対な車だったりする。今回は家族共用で使っているサクシードの紹介をしていこうと思う。

苦言注意のサクシード

部品を色々と提供している雑品の集合体とも言えるこのサクシード。廃棄予定の物をとりあえず組付けた「MOTTAINAI+社畜カー」の日本の心意気を忘れないZAPPIN JAPAN。以下が主な外装パーツの拾い上げになる。

バンパーやサイドモールはボディ同色で塗装され、グリルはシルバープロボックスのリペアに使う為に買ってあったが使わなかった缶スプレーを使用。

装着車にしかわからない悩み

シルバープロボックスでサイドステップは早い段階で外していました。純OP装着車の贅沢な悩みと言うべきか、積雪路面を走る事で必ず助手席側のドア下辺りからフロントフェンダーに掛けて氷の塊が出来ます。暖かくなって溶けていくとサイドステップとボディの隙間の間の氷が溶けて加速減速でその氷がスライドしてゴリゴリ音が鳴ります。どうしてもそういった事が気になって外しました。 あとは平成初期に流行った張り出しドリ車みたいな見た目も自分の理想とも少し離れてたと言うのがありました。サイドステップはプロボックス/サクシード共通なので問題なく取り付けれると言う事で色塗りして移植しました。

リアビュー

ナンバー灯すら交換してない事がわかる一枚。車高もまったくのノーマルですれ違っても間違いなく気付かれません。…まぁプロボックスの時も気付かれた事はほとんどありませんが。

応急タイヤもちゃんと残ってると言う希少な一台。まぁカスタムされた個体は大体ステーと一緒に撤去されます。まぁこの車も2011年から装着されてるタイヤを積んでいる訳で11年落ちのタイヤ。使用用途は後部の重り位にしかなってません。外したら最後投げる(捨てる)のが目に見えてるのでそのままにしてあります。

内装

内装は至ってシンプルにゴミ屋敷と化してます。この一枚の写真で乗り手の仕事出来なさそうな雰囲気が漂ってきます。『商用車』は『会社のディスク』と同等の意味を成している訳なので、常に整理されていなければいけないと思っています。 社会経験上、身の回りの整理がきっちり出来てない人は仕事出来ない人の割合が高いです。 もうこのサクシードの主で使う人の性格を表してる感じが出ていますね。コミケのコスプレで尖って話題になる〇〇のコスプレです。 と言うまるで細かすぎて周囲に伝わりづらいモノマネをしたような車です。 タイトルは「仕事出来なさそうな営業マンが乗ってるサクシード」 限定車の純正シートやMOMOステアリングが異色されています。 流用移植の記事は「プロボックス他社他車流用ステアリング交換」にて説明済みなのでそちらでご確認ください。折角の触り心地の良さを無駄にするハンドルカバーもポイント高いです。写真撮影の為に運転席のシートカバーを剥がしましたが、普段は16アリスト純正に対応した社外シートカバー(PVCレザー製)を装着していてリミテッドの良さを100%殺しに掛かっていてまぁ色々と残念です。

この偏光バイザーも賛否あるでしょうが、使わない人から見たら乗り降りの時に頭にかするし常にバイザーに負荷が掛かってバイザーが変形するから嫌いなんですよね。効果の程は…と言うと「サングラス持ってればまぁ要らないよね」と言う感じです。クルマの振動で自分の受ける視線移動より動くのでそれが気になる人はそっちに注意力が行ってしまうので使う事は避けるべきかも。

内装の続き

ギボシで繋がれた謎配線。最初ETCが接続されているのかと思ったら、走行時用に取り付けられてドライブレコーダーに繋がっていました。ちなみにこの車にはドライブレコーダーが二個装着されています。走行用と駐車監視用と言う謎の二台体制になっているのですが、その二台のドライブレコーダーは共にどちらにも対応するモデルになっています。 なぜ分けているのかを聞いた所、「動画録画時間が短いから」と言う解答が来ました。 SDカードを新たに買うと言う発想が無い事に驚きを隠せない。ぜひメーカーさんには容量の多いメモリカードを付属させて販売して欲しいと思います(16GB辺りが標準ですよね)。アップデート出来ない人、規格の見方や選び方がわからない人も多々居る訳で肝心な時に作動しなかったなんて事も今後増えるかもしれません。

シガーソケットも増設に次ぐ増設そもそもこんなボックス状の物がシフトの前にあるので5速に入れる時には手が当たります。イライラ度は高いです。走行中イラっとし過ぎて引っこ抜いて助手席にぶん投げたら装備部品の多くの電源が落ちました。短気は損気でした。ドラレコの再設定やらなにやら戻しの際に手間取りました。 …今この記事を書いて思ったのですが、常時電源じゃないからエンジンオフの度に再設定してる細かい人間じゃないですからむしろ設定してなかった可能性あるな…。

懐かしのMD/CD対応の2DINデッキ。恐らく純正OP設定の物だと思います。画面のカラーが変更出来るとかまぁまぁどうでも良い装備、今じゃ探すのも苦労するMDと使い勝手の悪さ。ラジオを聴くにもアンテナ伸ばしてからが勝負のプロサクなので基本無音で過ごします。 アマビエ?なんか流行りましたよね。固定何もされてないのに落ちる気配が一向にありません。謎の安定感があります。

プロボックス/サクシード乗りの中で爆発的な人気を誇るワイドフリーラックリッド、要は「グローブボックスの蓋」が購入時にはすでに装着されていましたが、蓋がある事で人目につかなくなり整理出来ない人は中がゴチャゴチャになる。この車はキッチリとそこら辺まで再現されております。

プロボックス/サクシードの前前期モデルではフォグランプはスイッチ式、後前期ではレバー内蔵になっているのはレベライザーの有無が関係しています。このスイッチも廃品としてあった物から適当に配線を繋いだ僕としては嫌いな部類に入る処理方法。 自分の車として扱うならレバーを買ってきて純正然とさせますがね。

リアシートももちろんリミテッド化してあります。ヒンジは160系のワンタッチ化もしてあるので取り外しも簡単に出来ます。『NCP160系リアシートヒンジ流用で座面ワンタッチ脱着へ』、背面のヒンジもバン用からワゴン用に交換してあるので気持ち寝ているので人権を少し確保してあります。 運転席の背面は16アリスト純正シート形状のシートカバーです。 アリストの方は全席本革に交換したのでその時に余った廃材再利用みたいな感じでサクシードに取り付けてあります。廃材も投げる(捨てる)となると、お金が掛かるので…。

小物

アウタードアハンドルはシルバープロボックスの遺品。無地塗装が商用車感出ているから嫌と言う訳の分からない理由から採用。商用車感が出ているのが嫌なら商用車買わなければいいんじゃないですかね?(正論) 純正塗装の見た目の厚みは素人DIYの缶塗装じゃ出ませんからね。初代ミライースみたいな配色になったような気がします。

内装のドア内張りもリミテッド化していると思ったんですが、ここで大問題。

リアドアはUL純正のまま。リミテッドは全席パワーウィンドウーに対して、ULはリアクルクルハンドルの手動ウィンドウ。要加工なのですが、加工するからと言ってほったらかしてたら加工も移植もせずシルバープロボックスをドナドナ。後の祭りです。 しかも運転席のスイッチも全席パワーウィンドウスイッチのままなので、リア窓を上げるスイッチでドアにロックが掛かるみたいなメモ書きしないとどれがどれだったかわからない事になってます。

下地をキッチリ処理出来ない場合モール塗装はまずお勧めしない。あとせっかちな人にも無理。まぁ細かく見ていくと溶けた飴みたいな塗装されてて乗る前からストレスになりそうな見た目です。 僕と親父が車の事で喧嘩すると言うのをよく話しますが、「音楽の方向性による解散」が家庭内でも起こりそうな位には実は殺伐としてお話なのです。きのこたけのこ戦争みたいなのが常に家で起きてる。

これもストレスの一つとして挙げるホイール。軽自動車用のアルミホイールを装着していると言うのもストレスポイントが高い。純正鉄チンで良いのにわざわざこれを装着したいと言う発想。リアドラムなので問題なく入るのだが、フロントはそうもいかず、オフセットの関係上キャリパーに当たる。しかし今4輪ともこのホイールが装着されている。 感の良い人は「スペーサーぶ厚いの入れてんだろうな」と思うだろう。

そんな事する訳無いんですよ。キャリパーとホイールを削って入れてます。そもそもの話なんですが、我が家に軽自動車があって、そちらは純正鉄チンを装着して日々過ごしてるんですよ。Garage激の主が車の記事なのですが、その数だけ親子のバトルがあるんだろうなと思って頂ければ幸いです。

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