出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」に新コース登場

出雲観光協会が運行してきた出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」に、新コースが登場。アフターコロナ時代の新たな旅行スタイルを提案しています。

出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」

コロナ禍でも安心して出雲市内の各所を巡ることができるようにと運行してきた出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」。電車やバスでは訪れられないパワースポットを巡るなど、「海・森・郷」をテーマとした６コースに加えて、短時間・低価格で人気スポットを巡る「子うさぎコース」で、多様化するニーズに対応してきました。4月からは出雲だけでなく世界遺産の石見銀山も巡る新コースがスタートし、アフターコロナ時代の新たな旅行スタイルを提案しています。

通常コース

子うさぎコース一覧

※通常コース、子うさぎコースともに料金は参加人数によって変わります。

新コース＆リニューアル

2023年4月から、世界遺産 石見銀山&ご縁の聖地出雲大社を巡る新コースを含む「郷の出雲」がリニューアル。縁結びや縁切りという「ご縁」をテーマにした「郷の出雲」に、世界遺産石見銀山＆ご縁の聖地出雲大社を巡る新たなコースが追加されました。

石見銀山は、島根県大田市にある鉱山遺跡で、2007年に世界遺産に登録されました。江戸時代には日本の産銀量の約3分の1を占めるほどの規模で、アジアやヨーロッパの経済や文化に影響を与えました。現在は、当時の坑道や町並み、港町などが豊富に残されており、歴史と自然の文化的景観を楽しむことができます。

石見銀山の見どころはたくさんありますが、大きく分けて「銀山地区」と「町並み地区」の2つがあります。銀山地区は、かつて銀の採掘や製錬が行われていた場所で、坑道跡や製錬所跡、寺社などが残っています。最大の見どころは「龍源寺間歩」と呼ばれる坑道跡で、約600あると言われる間歩の中で唯一見学できる場所です。ここでは、江戸時代の鉱夫たちの暮らしや技術を垣間見ることができます。「町並み地区」は、銀山の繁栄とともに発展した江戸時代の鉱山町の街並みで、800メートルにわたって古い建物が並んでいます。重要文化財に指定されている商家や武家屋敷、代官所跡などを見学することができます。また、カフェや雑貨屋などもあり、散策やショッピングを楽しむこともできます。

「郷の出雲」では、他にも縁切りからの縁結びをストーリー化した「郷の出雲　縁結び・縁切りの旅」と、人気の縁結び祈願の神社を巡る「郷の出雲　出雲・松江　縁結び3社参りの旅」が用意されています。

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