スカッフプレートの修理


最近は大人しくこじゃれた雰囲気のパーツを
修理したり直したりが多い気がします。
…まぁ私も歳を重ねて落ち着いたんでしょうね(笑)
今回はスカッフプレートの修理のご依頼でした。
写真の通りセルシオ用になりますが社外品のようで、
CELSIORの部分にELパネルが組み込まれており
ドア連動で光るように配線が組めるような仕組みになっています。
ドアが4枚の車なので全4枚のスカッフプレートの
うち2枚、しかもよりによってフロント用2枚が点灯したりしなかったりと言う
不具合を起こしていました。
依頼者曰く、「リア2枚なら別に気にしなかった」との事。
車体に取り付ける前に単体点検をしといて良かった訳です。


早速作業に取り掛かる訳ですが、状況が掴めない事には
ただ時間が過ぎるだけなので『再現』を行います。
まぁELパネルの場合の点灯するしないは
・インバーターの不良 ・パネルの変形 ・配線不良
今まで見てきたELライトはコレ位のトラブルが主でした。
そこでご丁寧にインバーターが一つのプレートにつき一個付いてるので
4枚預かる事でインバーターのテストも出来る訳で付け替えてテスト。
光らない、持ち上げて振ってみると点灯。
もうここで単純に配線の不具合となる訳です。
そうなると話は早い、一番怪しいのは通常使われる配線と
プリント配線の繋ぎ目絶縁の被膜を破って見ると亀裂があるのを発見。
ここを繋ぎ直します。
20150322001.jpg
再度点灯テストをしてみると不具合は発生しなくなりました。
それならば再度絶縁して包んで完成です。
不測に備えて問題のないリア用2枚もちょこっと補強します。
これで夜のドライブも楽しくなるでしょう(笑)
個人的に私もこういったプレートが欲しいです。
トビウオトムスにしたいかな。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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