【網走市】梅月菓子舗

美味しい餡子のおやつを求め、ジェラートで有名になったリスの森(現在名前が変わりRimo-リモ-)もある網走市まで北海道を横断しました。

老舗の風格

道の駅網走から徒歩5分程でそのお店は営業をしている。網走の市役所前に昔からあり、繁栄していた頃の商店街も知っている、今のシャッターが閉じられたままの商店街も知っている、網走の街が変わっていく中で、その姿は昭和、平成、令和と、姿そのままに街を見てきたようなお店だ。

飾り棚の中にあるトレーを見ても年季が入ってるのがよくわかる。このお店は先に説明したように商店街から少し離れた市役所前にあるが、地元民に特に愛される物と言われている。

網走市の移り変わり

網走は元々網走駅を起点に栄えていた、商店街にも大型デパートが有ったり、とても賑わっていたが、大型スーパーやホームセンターが網走進出を境に、通称(?)山上が栄えてきて街の中心が移動した。 そして通称(?)下街はシャッターを降ろしていき、商店街はシャッター街となった。網走市の生活の起点は山上となり下街は観光客をターゲットにしたお土産屋や道の駅などが残り、個人商店などは姿を消していってるのが現状だ。 生活をするには山上だけで問題なく過ごせる、そして山上と下街の間の坂は正直、現在の軽自動車の力をもってしてもフル乗車なら辛く感じる位の山道だったりする。市民の足が遠のくのも無理はない。

ノスタルジーな味

梅月菓子舗の売りは大福、まんじゅう、あんドーナッツとある。実は今回、昼間に訪れたところ、完売しており、二日連続で店舗に出向いた。

店主さんにお伺いすると、「明日は開店する10時にはあるからおいで」と気さくに勧められたので二日連続で訪れた。そして季節的に桜餅も並んでいたので購入。

古くから好きであんドーナッツを購入している人からの話を聞く事が出来た。振りかけている砂糖が変わったらしい。昔(2~30年前?)は粉砂糖ではなく、ザラ糖だったとか、しかし餡子を売りにしているお店の甘いだけではなく口に広がるけど後味もさっぱりと言うのは変わらずらしい。

大島まんじゅうも基本餡子は同じ物を使っているようだ。こちらもあっさりして皮はしっかりしていて大き目な温泉饅頭と言った感じだろうか?

本命の大福。一つ一つ丁寧に梱包されている物を持ち上げると重い。大きいと言う印象がある。口に含んでみると餡子は先と同じ、甘ったるい感じはなくあっさりしている。 様々なお店に足を運んで記事にしているが、正直今までの記録をすべて塗り替えるレベル、重量と言い、うにょーんと伸びるお餅と言い、甘さ控えめな餡子と言い、「網走市に行ったらぜひ食べたい物」に入る。 また網走市に訪れた際には足を運ぼうと思う。

店舗情報

住所:網走市南6条東4丁目4丁目
営業時間:10:00~18:00(完売終了有)
定休日: 月一の日曜日

※駐車場はありません。面している道路は共に網走市のメイン道路となるので交通量が比較的多く路駐は出来ません。市役所の駐車場を利用される方が多いようです。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です