ヨタハチのクラッチワイヤーの交換

今回は快適にヨタハチで走行中に、クラッチワイヤーをぶっちぎってクラッチ操作が不可能になった時のお話を。…まぁワイヤーが切れた所で自走はできるのですが、ギアを痛めるので推奨はしません。

公道走行中

公道走行中、赤信号になったのでクラッチを踏んで(切って)ニュートラ→ブレーキの惰性的な止まり方をしました。青信号になってクラッチを踏み込んだ(切って)瞬間に 『バチンッ』と何かが弾けた音。oh…嫌な予感を感じつつ、側道まで車を一人で押して確認したらこんな事に。 知人に部品だけ届けて貰う事になり、届くまでに不具合部分を取り外す作業を行いました。車載工具大事!

クラッチワイヤー手順

修理書で取り付け順は書かれてますが、ちょっと現地でやった順番に書いておきます。クラッチレバー側(ミッション側)から取り付けてきます。ブッシュの所にスプリングも入ります。

クラッチワイヤー脱着

ある程度遊びがあるのでちょっと太めのドライバー等差し込んで固定部品を取り付けるスペースを確保します。

固定ベースの仮止め

上記画像に写ってるインマニの下辺りにブラケットがあります。写真では取り付けてありますが、先にレバー部にワイヤー固定しないと取り付けは厳しいかも。この時調整はせず、クラッチペダル側の方はまだ取り付けていない状態になります。

ワイヤーの通り道

ステアリングシャフト下を通さない無理が掛かる。切れる前も下を通っていたので同じように通す。最終型の個体はクラッチワイヤーを保持するステーがある車と無い車があるようだ。オリジナルなのか?ワンオフなのか?ちょっと曖昧。

クラッチペダル側の取り外し

割りピンを外して、ボルト4本を外しステーを取り外す。ステーは二枚重ねになっている。

調整ポイント

ステーに挟む部分と調整ポイント。ここを調整してから固定しないとクラッチが正常に作動しない。しかし改めて見ると本当に簡単な構造で出来てますね。

前兆と対策

今回の前兆としては、以下の通り。

  • ギヤが入りにくくなった(クラッチが正常に切れていない)
  • クラッチが渋い(切れて内部で抵抗になっていた?)
  • クラッチを切る時に音が鳴る(内部で擦れている)

走行に支障が出る部分なので、違和感を感じたら早急に修理する事を心掛けたいですね。 …今回の敗因はクラッチワイヤーの予備を車に積んでなかった事ですかね。普通持ち歩くような部品では無いですが。この構造ならもしかしたら100均で売ってる自転車のブレーキワイヤーを応急処置に使えるかも?と思ったり。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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