真面目にカローラテールを分解する。
失礼な!僕はいつだって真面目だよ!
- まずは事前準備。
お湯割り、熱風割りとありますが、今回はお湯割りで。
まずは工具を揃えます。
・通常のマイナスドライバー(2本)
・薄刃ドライバー
・カッター
・ガスケットスクレーパー
(コインドライバーでも可能)
薄くて平らな面積を確保できて、強度のある物を。 - ビス固定が無いか?爪の位置を把握する。
ツメのある場所を確認。曲面の部分は
一本物でツメが無いので反対の平面部(トランク内側から)
スクレーパーのように薄いと温めてすぐ入るようになります。
お湯の温度は70度~80度前後。
間違えて手にお湯が掛かると赤く、痛くなるのでご注意を。
薄刃ドライバーはツメに引っ掛けて使います。
私の手順は
トランク側→上部ツメ一個目→下部ツメ一個目
以降対象に曲面まで進めます。
浮いた辺りでマイナスドライバーを差込み
戻し防止させます。
カッターでコーキングを何回もなぞるように切ります。
(一回で切ろうとすると刃が折れる事も) - 分解完了図ツメが内側から3つ目まで外れたら
(ボディ装着状態をイメージして)上下にひねります。
コレ以降はツメが無く、コーキングに差し込んでいるだけなので。
コーキングがきっちり温まってないと
レンズを割ってしまう可能性があるので、
カッターが入る隙間までは集中的に温めます。
レンズカットははめ込み式で、
オレンジのレンズはコーキング剤が
2箇所程入ってます。
お湯でふやけてるので作業中に
外れてる場合が多いと思います。
温かいうちに骨が歪んだりした場合はペンチでも何でも
なるべく元の形に戻しておいた方がいいです。
熱いのが気にならなければある程度手でも曲がります。
※結果※ じっくりやると大体2時間半位です(片側) レンズの枠などに傷を付けたくない場合は 工具側にマスキングをしたりする方が傷が付きません。 早急に作業をしたい方はヒートガンでやる熱風式がおススメです。