エンジンオイルドレン流用術

現行モデルで改良化されたオイルドレンエクステンション。その互換を調べてみました。

対象機種

HS55、HS70、HS80、HS660、HS760、HS870、HS970、HS980、HS1180Z、HS1190Z、HS1390Z

エンジンオイルドレンとは

エンジンオイルの出口になる部分。オイル交換は機種によりオイル量は違うが基本は同じです。

現行エクステンション化のメリット

写真はエンジン直下部になりますが、オイルを抜く時に入り込む事が多いです。下にはフレームパネルがあるので、オイル溜まりが起きます。交換してすぐには気付きませんが、何度か使用していると雪の上にオイル汚れがあって不安になる事も…。

エクステンション化

旧型ではこのように切り欠き&スロープでオイルが外に行くようにはなってますが100%流れる事はまずありません。そこでエクステンション化です。

このようにエクステンションを噛ます事でオイルがフレーム裏に入る事を予防する事ができます。

エクステンション化に必要な部品

(エンジン側から)オイルドレンワッシャー、オイルドレンエクステンション、オイルドレンワッシャー、オイルドレンプラグ と計4アイテムが必要になります。

機種別部品リスト

HS55、HS70、HS660、HS760の場合。

オイルドレンエクステンション(19526-ZK8-H10)、スペシャルボルト8mm(90103-KN8-000)、ドレンワッシャー(10.2mmと8mm)

HS80、HS870、HS970、HS980、HS1180Z、HS1190Z、HS1390Zの場合。

オイルドレンエクステンション(19526-ZE3-H60)、ドレンプラグ(90131-ZE1-000)、ドレンワッシャー(12mmと10.2mm)

これでオイル交換の拭き取りなども簡単に出来るようになります。オイルを抜く際にはオイルキャッチや廃油処理が出来る物をご用意ください。

除外機種について

HS555、HS655の機種もエンジン的にはHS660と同等(エンジン自体はHS655と同じ)で部品としては取り付けが可能ではありますが、HS555、HS655の場合は延長する事によって工具が入りにくい、クローラ(キャタピラ)に近くなる事から除外しています。HS55、HS70に関しては現車確認が出来てない理由から除外とさせていただいてます。HS55、HS70の現車確認をしました。取り付け不具合は無さそうです。(2018/1/26追記)

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

「エンジンオイルドレン流用術」への4件のフィードバック

  1. こんにちは、お世話になります。以前の投稿になりますが(オイルドレンエクステンション(19526-ZK8-H10)の記事が目に留まり探してみたのですがとんとヒットしないのでぶしつけでありますが購入方法をご存じであればご教示頂ければ幸せです。よろしくお願いいたします。

    1. 村椿進さん>
      コメント頂きありがとうございます。お住まいの地域によりますが、パワープロダクツ取り扱い店舗(除雪機や耕運機、芝刈り機etc)、各店での購入が可能です。
      ※ただし店員によって対応が変わる事があります。トラブル防止の為、車体番号が絶対に必要と言う方もいらっしゃいますので…(流用なので図面には出ない)

      「ホンダ部品販売」「ホンダドリーム」や「ホンダ汎用機修理店資格のあるホームセンター(北海道ならジョイフルエーケー)」でも取り寄せが可能です。
      店舗にまだ除雪機自体の在庫が有れば、現物を確認しながらその個体の車体番号で図面と現物部品を確認しながら注文が出来るので対応してもらえる事が多いです。

      ※これもまた一つあった事例と聞いた事があるのですが、このページを店頭でスマホ表示して注文された方が居たそうです。参考までに。

      1. おはようございます。また、ご連絡有難うございます。ご提案のあった先に連絡を取ってみたいと思います。また、経過をお知らせしたいと思います。今回大変有難うございました。

        村椿

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