MR-Sベースのカスタムカー『Caserta-カセルタ-』

クラシックカーミーティングinふらので偶然見掛けたMR-Sベースでカスタマイズカーとして販売されていたカセルタ。江別でも見掛けたのですが、生憎写真を撮り損ねていたので少しご紹介。

カタログ表紙

お洒落なガレージ内と思われる背景に赤いボディ。なんとも夢のある表紙です。唐突にカタログの話をぶっこんできましたが、そもそもなぜカタログが有ったのかと言うと、一度はMR-Sの購入を検討してた時期がありました(もちろん新車で)。その時に貰った物だと思います。 結局ハンコを押すまでに至らなかった理由は簡単で、ヨタハチとMR-Sを天秤に掛けられたからです。

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様々な角度から撮った写真はどれも写真展に飾ってあるかのような写真です。後ろ姿の写真はお台場メガウェブの試乗コースでしょうか?噴水がヨタハチ50周年inお台場のウェブ記事でヨタハチの背景として見た記憶と重なります。

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こちらは装備一覧・諸元一覧表 前期型ベースなので、5MT/シーケンシャルMTとなっている。 MR-Sベース車と比べると大きく違うのは車体なのは言うまでもないが、少し大型なボディとなっている。

  • 全長:3,895mm(MR-S)から4,040mm(カセルタ)
  • 全幅:1,695mm(MR-S)から1,840mm(カセルタ)
  • 全高は共に1,235mm
  • ホイールベースは共に2,450mm
  • 車重は970-1,020kg(MR-S)から1,010-1,020kg(カセルタ)

150台の限定車と言うのは知っていましたが、ボディがカーボンファイバー製と言うのには驚いた。それでいて350.0~395.5万円で買えるって2019年の今で考えると凄い気がする。なおこのカタログは2001年4月と言う表記が有った。実に18年前なんですね。…と言う事は、20年前の製造車でもクラシックカーイベントに展示出来る事が多くなった今ではMR-Sもそろそろ並んでもおかしくない時代に突入していると言う事に気付かされました。

4ページ目(背表紙)

製造/販売はモデリスタ。今ではどの車のエアロカタログにも顔を出しているモデリスタですが、ここまでベースの形が無くなるような車は販売していない。正直なところ、オープンカーとしての評価は低めなのでは?と感じます。理由としてはMR-SはS2000やロードスターと比べると中古車市場の高騰は今の所見受けられません。しかしオープンを楽しみたい、ライトスポーツを欲している人にはMR-Sと言う車は良い車だと思います。ヨタハチを手に入れる事が出来なかったら、きっとうちにはこの車のベースとなったMR-Sがあった事でしょう。そんな一台です。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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