【BD5】レガシィセダンリアガーニッシュ輸出仕様

2代目のBD型(ワゴンはBG)の輸出仕様のガーニッシュの現物を見る事もほとんどありませんが、次の3代目レガシィ(初代B4/BE・BH型)ではたまに見る事が有るので、実は簡単に出来るのでは?と思い輸入しました。

完成した姿

一見、ハーフスモーク加工してるだけに見えるテールライト、ガーニッシュ。 実際に同系乗ってる人数名とお会いしても気付かれなかった実績。悲しみしかない。

カタログ比較

カタログよりスキャンした画像です。1994年2月に発行されたカタログで、日本語表記されていない。もちろん画像反転はしてないのでよく見ると左ハンドル。 つまりそういう事(?) 上に写ってるテールレンズは海外のオークションサイト、中古車サイトより画像に貼り付け。上が国内で見られるテール。下は国内では見た事ないテール。

形状違い

カタログ画像でもわかるのですが、並べて見てみるとバックランプ部の形状が違う事がよくわかる。 届いた時にはワゴン用を買ったのかとも疑ったけど確かにうちのPC内の外国レガシィファイルではこの形状だった。強くやってみたいと言う思いが先行した結果、形状違いを見過ごしていたのかと思う。 つまりトランクのナンバー部の凹みのスタート位置が違ってくる。

文字が違う

LEGACYと表記されているのが国内モデル。SUBARUと表記されているのが輸出モデルのガーニッシュとなる。レンズ部の見た目の違いはそれ位。

ナンバー灯位置違い

上が国内用、下がアメリカから輸入した物。ナンバー灯の位置、レンズの形状も違う。 刻印はUSAとなっていた。これはナンバー形状とトランクの形状違いからくるものかと思われる。

殻割

国内品に比べて防水のパッキンは柔らかい。お湯割りを選択したので風呂で50度程度まで上げる。時間を掛けてゆっくりと。ちなみにバックランプ横の裏ネジは輸入品は普通の+ネジ、国内品は頭の無いネジになっている。国内品を割る時は頭をドリルで取ればお湯割りで分解できる。ちなみに輸入品の使用部品はレンズが赤くなっている部分のみとなる(バックランプ、ウィンカー部も後の工程で切り落とす)。

国内品殻割

国内品も殻割。バックランプ部と裏のハウジングを使う。バックランプ部のカットは段差の部分で切り落とす。削って付けて微調整の方が切りすぎて失敗より何とでもなる。 ここで注意しなければならないのは、赤と透明の境目を切るとのちの作業が困難になる。逆に輸入品はバックランプ部を使わないのでバックランプ寄りに削除してしまう。

組付固定

ボディに固定する枠は国内モデルでレンズは海外用(SUBARU表記)を取り付けるのですが、こういった地味な部分でズレが生じている。上部のポッチは左右端、中央以外は枠とポッチの位置がずれる。ずれた物は仕方ない。切り落とす。 下部もほぼほぼ切り落としフラット化する。まぁこれは位置決め目安的な物なので固定してしまえば何も問題は無い。 位置決めをしたらバックランプと赤い部分を接着。方法は色々あると思いますが、私の場合は瞬間接着剤にて仮留め後、FRP溶剤を裏表から流しこんで固定しました。

そして再度見てみる。

結論としては、個人で作った物なので他の車では見た事がない一品物的なのを感じれます。正規パーツでもなくなるのでUSDMでも無いと言う凄い中途半端感もありますが、達成感を求める方にオススメします。 本格的にUSDMやりたいと言う方は、トランク一式を輸入する事をおススメ…したいところですが、今回、送料がガーニッシュだけでも万額(ガーニッシュは中古で1,500円位だった)なので、お財布とかに相談した方が良いかもしれません。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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