プロボックス、サクシードの弱点『雨漏り』を考察する。

プロボックス、サクシードは強い。これがクルマ好きの中で言われる共通認識ではあるが、どんなに強い格闘家であれ金的にはダメージを負うのと同じで、その強さにも弱点はある。ゲームのラスボスだって弱点はある。現実の50系のプロボックス/サクシードにだって弱点はあって当たり前なのだ、それを克服する手段もあると言う話もしていこうと思う。

雨漏り考察

そもそも「雨漏りはどこから侵入しているのか?」と言う所から話が始まる訳だが、多くはコーキングのヘタリ、パッキンの劣化、可動部のチリ、変形とクルマによって様々な現象から起こる。 過去例で言えばヨタハチだと、ルーフとピラーの接合部の変形により雨漏りが発生した例も有れば、スズキアルトではピラーについているアンテナのパッキンが劣化してそこから雨漏りしてアクセルペダル下が腐食した例もある。

疑う面

雨漏りに対して一番必要なポイントはどこから漏れているか内側から自分で見ると言う事が必要になる。この個体では赤枠で囲った部分から水が滴る事が多かった。 『疑う面』と言うのはここの話で、プロボックスを乗ってる人が100人が100人、分解して直せる人が居るとは思ってない。 「雨漏りする」とお店に出す人の方が多いだろう。 お店によっては「窓のコーキングのヘタリから漏れてますね、よくあるんですよ」なんて言うヤバい店もある。 その理論から言うと一ヶ月坂道で下がり側に頭を向けて停めてあるうちのプロボックスに降りかかる雨は下から上に向かって雨が降ってる(日本語がおかしい) って事になるんだけどその自然現象をどう説明つけるのか知りたいですね。 この性格のお陰で車屋さんとは良い関係を築けません。 きっちり納得のいく説明がされないと思ったら別のお店に行った方が良いです。 その分自分が感じた、体験した事はキッチリ説明出来なければいけません。 今回はAピラーとBピラーの丁度中間からAピラーにかけて濡れている量が減っていくと言う感じになっているので、ほぼ確定でルーフモールディングを剥がしてみて見ていきます。

フォト参照用

今回はどこの部分か一応写真の位置関係をまとめてみました。左から順に掲載していきます。

窓に掛かる部分になります。L字形状になっていて、固定金具がボディ側にあります。実はこの一個だけが固定されているだけで、後部までこのモール自体は挟まれているだけとなっています。 プラスチック製の内張り剥がしなどで簡単にはずせます。

モールディングの裏はこのような盛り上がりがあるのですが、浮きが見られます。主な原因はここにあるようです。これは50系全年式で共通している部分なので高年式だから漏れないと言う事はありません。

W形状のゴム形状で引っ掛かってるのは途中からですが、雨漏り位置とこのW形状の始点が合致するような感じですね。

透かし文字の丁度上辺りが極端に浮いてますね。こういった僅かな隙間から雨漏りは侵入してしまいます。トヨタの屋根のコーキング類は比較的カッターでも簡単にサクサク切れる。何かの統計を持っている訳では無いのですが、クルマは大小歪みます。コンビニに入る歩道の切れ目一個でもしなります。 その力を分散する為に柔らかいコーキングが屋根には使われているのではないかと考えます。

逆に助手席側の方は漏れが全くないのですが、目に見えるような大きい凹凸は全くありません。現状で助手席は雨漏りしていないので正常なんですね。まぁ左右の同時に行うのもそこまで手間では無いので清掃してコーキングするのも手ですね。

コーキング

コーキングに何を使えばいいか?と言うのは車用でも良いし、建築用(屋根補修)のコーキングでも使い勝手の良い物を選べば良いと思います。 量的にもカー用品の物を使っても先端から後端まで左右使っても、そこそこに残ります。 洗車してパーツクリーナーetcを使って綺麗にして、薄く塗り込めば良いかと思います。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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