【NOBハチ】トヨタスポーツ800を考察【ヨタハチ】

どうしても自分も所有する車には興味が惹かれるのですが、ご時世関係なく家から出ない人なので、この手の話題はネット頼りになっていますが、少しばかり同車種乗りとして触れたいなと言う気持ちで書いております。

トヨタスポーツ800【ヨタハチ】

ハチロク（ZN6）の発表の際に皆大好きモリゾウ社長が「（ハチロクに対して）トヨタ初の水平対向、FRスポーツ」と言った記憶があるのですが、その話もすでに10年以上前の記憶なので曖昧です。もちろんその後訂正が入りました。　ハチロクのカタログにもトヨタ2000GT、AE86スプリンタートレノと共に並べられた一台であり、古いクルマはよくわからないと言う人にも丸っこい可愛いクルマとして一度見たら忘れられないフォルムをしています。　排気量は名の通り800ccのエンジンを積み4MTのFR駆動、タイヤも純正サイズは『6.00-12』、今では農機具とかに使われるようなサイズのタイヤが純正となっています。一般的に純正志向の人だと『155/80R12』辺りを使う傾向にあります。おまけに（？）4穴PCD110と言うちょっとレア感のあるホイール。45psと今時の軽自動車から見ても非力ながらも空力と軽量に優れたボディ、独特なエンジン音、乗車ポイントが低い事からカートのような体感速度を感じられるので、遅いなと言う感じはまず街乗りでは感じられません。

NOBハチ

2022年2月19、20日の二日間、第13回ノスタルジック２デイズ（開催地：パシフィコ横浜 展示ホール）にて開催されたイベントにて、ホイールのRS Watanabeブースで展示された。　NOBハチとはレーシングドライバー谷口信輝氏（通称：NOB）のヨタハチの名称としてつけられたヨタハチ。なんと公認改造車なので、ナンバーが付いていてそのまま公道も走行が可能となっている。すでにヨタハチの試走でドリフトをしたがその姿はヨタハチの挙動ではない感じに仕上がった。　ベースはヨタハチだが、エンジンはAE111に搭載されていた5バルブ4AGEに載せ換え、アルテッツァ（レーシング）の6MTをドッキング、足回りはNBロードスター（二代目ロードスター）の物を使っていると言う。5バルブ4AGEは純正でも160ps以上の出力が出ている為、純正のタイヤサイズではそのパワーをまず抑えきれない。タイヤ幅を確保するにはフェンダーを拡大しなければいけないが純正の雰囲気を壊さずに膨らませたフェンダーには14インチにインチアップ、165～185サイズを詰め込めるようになっている。インチアップはブレーキのサイズ的にも下限値だと思う。とてもバランスの良い感じが出ている。

カスタマイズ前の姿

今の今までサラッとしか触れられていないが、もちろんNOBさんも説明はしている。元はグッドスマイルカンパニー公式痛車でレーシングミクのラッピングが施されているヨタハチを譲り受けた物。ニコニコ超会議2012やグッスマカフェに展示されていたヨタハチになる。　前期型ベースと言うのは後部ナンバー上部が球体になっている事から確認が取れるが、公式痛車時は後期グリルが取り付けられている。NOBハチになってからは前期型をマットブラックで塗装されている。

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オーナー視線

車界隈でよくある「貴重な車が…」とかよく聞く話なのですが、ご本人様も言ってるように「自分のクルマなんだから好きにして良い」と言うのは同意です。一度マジマジと拝見したい一台が増えたと言う事を素直に楽しむべきなのかと思います。個人的にはサイドステップ良いなと思ってます。スタイリッシュに錆隠しに使えそうな気がして。　世界情勢が終息して北海道に持ってきてくれないかなぁ～と甘い考えをしつつも、自分のクルマを直さなければいけないなと言う現実を突きつけられたような物を勝手に感じております。　…10数年眠ってる子も居るんですよ。

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投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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