【雑学】補機ベルト、ファンベルト、Vベルト様々な名称と企業

ヴィッツの車検時に指摘されていた推奨交換部品のVベルトに関しての、独自で調べた部分と、有識者や情報提供が有ればきっと知ってる人が教えてくれるであろうという事でわかる限り書いている。 作業はしていない。

補機ベルト(Vベルト)

何度もベルトの話をしている訳だが、出番が多いのは仕方のない事だ。消耗品なのだから何度も手にする機会があるからこそ、最初は気にする事も無かった事が、次には気になったりならなかったりする。

今回の検証

M-Autoparts(丸紅オートモーティブ)の補機ベルトになる。近年価格が安い順で探すと最初の方に出てくるベルトになる。もちろんベルトには規格(長さや厚み、山の数)が存在するので付けれない事はないが、『三ツ星』『バンドー』のベルトの方が知名度としては有名で安心感はあると思う。 トヨタデーラーで交換だと『TACTI(タクティー)』が使われますが、元を辿れば『三ツ星』のOEMと言う話もちらほらネットで探すと出てきます。 もちろんどれも適切な取り付け方をしていれば交換サイクルはまず変わらないのが現状です。

情報が少ない理由

同じ消耗ゴム類に該当するタイヤに比べ、正直「動いてればヨシッ!」な部分なので、そこまで気にする物でもないと言うのが一番先に来るかと思います。タイヤだと、「ミシュランを履いてる」、「ブリヂストンを履いてる」、「ダンロップを履いてる」、「アジアンタイヤを履いてる」…日本国内、自動車愛好家達の中では割と話題になるのを目にします。 それに比べ補機ベルト(Vベルト)では「おっ三ツ星じゃん、バンドーじゃん」なんて話題、まずした事はありません。
(二本掛けの車でメーカー違いで付いてるのを見てモヤッとした経験はありますが)

ベルトの構造

  1. 上布…耐屈曲性、耐熱性がありベルト上面を保護する。
  2. 心線…熱収縮性が少ない、寸法の安定性を高める特殊合成繊維。
  3. 接着ゴム…強固な接着力、引裂強度がある層。
  4. リブゴム…耐屈曲性、耐側圧性、耐圧縮性に優れる特殊合成ゴム。

自動車のベルトでは主に4層で作られている。これはどのメーカーでも基本変わらないようだ。数字は外側(山が無い方から見て)から順に記載している。

ベルトの記載文字

今回のベルトの白文字では『M0006B1180』はパーツナンバー(メーカー管理品番)、『4PK1180』はベルトの規格、『>EPDM<』はエチレンプロピレンジエンゴムを意味する。 普段気にして見てるのはベルトの規格だけだと思う。自分もそうだ。 しかし普段スルーする部分のうっすらと印字されてる物にも注目してみる。

調べても出てこないのだが、恐らくこれは工場(又は製造ライン)、生産時期、製造ロット辺りを明記していると思われる。よく見ると、右側の数字は一番上から「115 189」「116 189」「117 189」「118 189」と数字が変化している。これはリコールや欠陥が発覚した際に使われる物と考えられる。 例えばタイヤで一般的に製造年と製造週は広く知られているが(この記事掲載時は最新で0722付近かな?)、「製造工場」もしっかり入っている。それと同じような物と考えて良いと思う。 そうすると現状で情報が無い今では、前側の印字は工場(又は製造ライン)、生産時期と予想出来る。

比較

左がバンドー製、右がM-Autoparts製の物だが、心線がかなり細かく入っている印象を受ける。寸法の安定性を高める特殊合成繊維が細かいと言う事は破断には強いのかもしれない。

測定

今回測定したのは『4PK1180』 ベルトは規格品なので、その寸法は決まっているがメーカー間で多少厚みが違う事がバンドー製、三ツ星製で確認が取れている。 そこで今回も調べてみるに至った。

  • ベルト幅(PK) 1PK=3.56mm 4PK=14.24mm 実測)13.60mm
  • ベルト厚み 5.0mm 実測)4.4mm
  • ベルト溝 2.7mm 実測)1.5mm

どれもバンドー、三ツ星と比べても差はほとんどないような結果になった。これは【1NZ】プロボックス補機ベルト(Vベルト)の検証の方で詳しく書いている。

疑問点

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現状でM-Autoparts製が独自工場生産なのかは不明な点が残っている。そして優良適合品番としておススメされるのは、タクティー(TACTI)製となっている。もしかしたらこの些細な情報がカギを握っているかもしれない。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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