F5Aエンジン圧縮不良検証

エンジンを分解したので、ここで少し検証してみました。今回はヘッドに異常があると予測していたので、ヘッドだけです。

なお大幅に作業工程はぶっ飛ばします。ここまでの話はだが断る!マイティーボーイの続きです。

ヘッドだけを取り外す。

写真の上部にエキマニが残っていますが、ヘッド外しならこっちの方が簡単(焼きが入ってなければ)。F5Aのエキマニも短いって言うのもありますが。左側から1番、2番、3番の燃焼室になります。 カムが作用してない位置にしているはずなのに、3番のEXバルブが少し浮いてます。

1番、2番の燃焼室の状態

前の記事でも記載している圧縮圧力 1番:12(kg/㎠) 2番:13(kg/㎠) 3番:0(kg/㎠)の通りカムが作用してない状況とヘッドの様子がピッタリ一致。まぁ結構黒くなってますが、年式相応の汚れですね。

問題の3番の燃焼室の状態

上の写真と見比べてみても明らかにEXバルブの向きがおかしい。予想通りの展開でしたね。ちなみに偶然持っていた(?)同じF5Aの修理書から拾ってきた、圧縮圧力の数値は基準値は12.5 シリンダ圧力差限度は1.0(CA/CC72V角目アルトワークス修理書よりCA71アルトNAエンジン数値) この事から1番、2番シリンダの圧縮圧力は基準内に収まってる。

そういえば気になる事

汚くて見難いかもしれないが、『I』と『E』の文字がバルブに打ってある。いやまぁ、バルブサイズが違うのでまず間違える事は無いと思う。ご丁寧に刻印が付いてるとは親切な事だなと思っただけです。

3番EXバルブを取り除く

バルブスプリングコンプレッサー+小細工をすると、カムを外さないで取り出す事も可能。そこはSST(スペシャル・サービス・ツール)を買ってくれないような修理屋さん()で学んだ知識が役立った。バルブは本来真っ直ぐ、前の記事で書いたようにワイングラスの足状、それが曲がっているのが、後ろの波板から見てもわかるでしょうか?圧縮が掛からない原因の一つはこれだと、部品一つにする事でようやく結果に近づいた。しかし近付いただけで、結果は出ていない。 組み終わって圧縮圧力が戻るまで結果は出ない。

エンジンブロック側の確認

1番シリンダをピストン上死点にするのは基本。多分整備の勉強をする上で何処でも最初に教わる事だと思う。と言っても組み付ける前でも合わせればいい話なんだけどね。単気筒でもこれをしない人は何やってもダメ(周り調べ)本当にどこで合わせたの?って言う調整を何度も受けてるので、僕の偏見だと思ってください。

F5Aバルブリセス

ピストンと干渉しないようにバルブリセス(半月状の溝)がある。しかし、このバルブリセスの深さから考えると、オーバーラップ(IN/EXバルブが同時に開いてる状態)の補助であって、タイミングベルトが切れた時に当たらないようにする保護用の
バルブリセスでは無いと言う事がわかった。(まぁ保護兼用なら上で書いたようにバルブ曲がりませんが…) とりあえずここまでは判明したので、部品の方を手配してから作業再開と言う感じになりそうです。 …部品出るの?(出ました)

投稿者:

激団くりおね

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

「F5Aエンジン圧縮不良検証」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です