新型クロスビー【MN71S】

2017年12月25日に発売されたクロスビーについての個人的メモ。

クロスビー

スズキ自動車から発売された1.0L直噴ターボで1.5Lクラスの走りを見せると言う乗用車(正統派白ナンバー)になる。昨今、エンジン自体の排気量を少なくし、ターボを搭載すると言うのは珍しくなくなってきている。一時はターボ=エコの悪とまで言われていたのが掌返しとはよく言ったもので、最近ではターボ=エコになっている。もちろんドライバーの技術によって昔から味方にもなるし敵にもなる存在なのは変わりないと思う。

ハスラーとクロスビー

奥にあるのがハスラーで手前がクロスビーである。ナンバー塗りつぶしをあえて逆にしてみたが興味の無い人が見ればどっちがどっちだかと言う感覚になるだろう。無理もない。ハスラーの全幅が1,475mmに対し、クロスビーは1,670mm、195mmの差しかない。一般的な車のプラモデルの箱、A4サイズの紙の短い辺位しか差が無い。
また全長にしてもハスラーが3,395mmとクロスビーが3,760mmで365mmの差しかない。数値の大きい部分に関してはここら辺が一番気になる所になるかと思う。

気になる数値

僕的に二台をカタログ比較して思う事が何点かある。まずはホイールベースである。

※ホイールベースとは、フロントタイヤとリアタイヤの中心線を繋いだ距離を言う(軸間距離とも言う)。
短ければ旋回性能が良く、長ければ直進安定性が良い。

この数値を見ると、ハスラーが2,425mmでクロスビーが2,435mmと10mmしか違わない。そもそも昨今の軽自動車は直進安定性の為にホイールベースが長く取られている為、そこまで長くする必要性がなかったのか?それとも1.0Lターボを武装するに辺り、プロペラシャフトを伸ばさない方向で考えたのかなどと余計な事を考えてしまう。(プロペラシャフトは後輪に動力を伝えるシャフト。長くすればする程回転振動は大きくなり耐久性を持たせば重くなる)その分トレッド(左右幅)はハスラーが1,290mm、クロスビーは1,460mmと、170mm(ほぼ純正サイズのタイヤ一個分)広くなっている。横幅はハイウェイの弾丸営業車プロボックスとほぼ変わらない辺り、安定性は良さそうである。

数値で気になるのはもう一つ。燃料タンク容量だ。ハスラーは27Lでクロスビーは30L(2WDは32L)と言う事。やはりタンク容量が大きくなればスペースも取るし、余分に燃料を入れると車自体が重くなると言う考えだろうか?それとも燃費競争に自信がある現れなのか。なかなか興味深い部分だったりする。僕の基準の中では北海道横断「片道約400km無給油完走する車」には興味が沸く。 ただし、プロボックスが往復800km無給油完走してしまってなかなか手放せないのが現状だ。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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