【小樽市】小樽伝統菓子ぱんじゅう桑田屋 KUWATAYA

北海道の観光も大打撃を受けているという事もあり、お土産屋さんなども割と暇を持て余してると言う状況でもあります。 逆に言うと道民としては、動きやすい地域再発見の機会でもあるのかな?と感じております。

ぱんじゅう

まんじゅう(饅頭)は蒸す物、パンは焼く物。その中間に位置する『ぱんじゅう』と言うのが大雑把な由来だそうで、その大きさは指でつまんで、一口で食べれると言う物。 大きさとかのイメージはお祭りの屋台などで見られる『ベビーカステラ』を想像して頂くとわかるかと思う。 ただ、食感は「おやき」や「たい焼き」に近い固めの生地になっている。 ぱんじゅうの形状は半円球となっているが、店舗によっては「たこ焼き状」物と、「卓球ボールを半分に割った」物が存在する。ちなみに後者の方が根強い人気となっている。

伝統菓子

桑田屋だけではなく、小樽伝統菓子ぱんじゅうと言う店は全盛期(?)では小樽市内だけでも10件を優に超える店舗で販売されていた。しかし、今ではその菓子を受け継ぎ続いているお店は片手で数える程度になってしまった。そして後継者が居ないや経営難でお店が閉まる事も珍しくない。 新型ウイルスが広がりをみせ、それを理由にお店を畳む事も今の北海道なら十分ありえる。 僕自身古い人間の考え方かもしれないが、新しい物を推す事ももちろん必要な事だが、懐かしい味と言うのも今後も残って行ってほしいとも思う。

桑田屋

桑田屋は現在、3店舗展開されている。本店は小樽市にあるが、札幌市内でも2店舗存在する。 札幌エスタ店、ラソラ札幌店となっている。 昨今のレジ袋廃止に伴い、レジ袋は有料化されているが、屋台で買い物する感覚で持ち帰れる蓋付の食品容器に入れられるのでさほど不便さは感じられない。 これを買うとなると決まって(?)古い車に乗ってる事が多いので、運転しながらつまめると言うのがとてもありがたい。 その時代を知らなくてもノスタルジーな気分にさせてくれるから不思議だ。これはコンビニのレジ前に置いてある揚げたてザンギだろうがなんだろうが、出せない気持ちだ。

伝統

ここを覗いて駄文を読む酔狂な人達は、多くは「伝統を云々」などと重い事は考えていないだろう。 ただ単純に「新しい物の飽和に飽きて昔を感じたい」と言う人の割合が高いと思う。 クラシックカーを乗り「写ルンです」で車を撮り現像する。 現代社会に置いて無駄だと思う事が多い事でもそこに新鮮味を感じる層も居れば、その無駄な事に懐かしみを感じる事が出来る層もいる訳です。  趣味人として「無駄を楽しむ」のは何時の時代になっても変わらない物なのではないだろうか?

ぱんじゅう屋

今回はぱんじゅうにスポットを当て、古き良き時代を懐かしむ話になってしまったので、今ぱんじゅうを食べたくなった人に向け覚書として店舗を紹介していこうと思う。

  • 桑田屋|小樽市に本店があり、札幌市内はエスタ店、ラソラ店がある。
  • ぱんじゅう処あんあん|小樽築港エリアにある。
  • 正福屋|小樽駅徒歩3分の所にある。
  • 西川のぱんじゅう|小樽のアーケド街にある。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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