案外知られてない50系プロボックスとサクシードの差

不要不急の外出を自粛されてから記事の更新が増えるかと言うと、そんな事はなく、むしろ自粛し過ぎて部屋から一切出ない休日を送り、気持ちの切り替えはそこそこに必要なのかな?と感じております。書きたい記事は増えど、その気持ちに切り替えるのに時間が掛かり更新頻度は下がっている気がします。知らなくても良い事を知るには時間を要します。

きっかけ

先月Youtubeにアップロードされた変わり種のプロボックスの動画の一部を切り出して、呟いた所、意外にも答えが出てこなくて驚きと情報を共有、その意味合いへの推測を書いていきます。

実際に切り抜いた画像はコチラで、「ここだけ見てもプロボックスとわかる要素がある」とお話を勧めました。 もちろんボンネットの傾斜具合も同じ角度で見ると若干違いますが今回はそこではありません。

プロボックスとサクシード

早速答えになりそうな拡大をしましたが、これが50系プロボックス純正になります。

そしてこちらが50系のサクシードになります。

このようにトリム(ドア内側のモール部)が、プロボックスとサクシードでは素材からして異なります。プロボックスでは芯の入った硬めの物、スーパーで売ってるような鮭とばのような硬さの物ですが、サクシードではゴム状の物になっています。 ちなみに160系ではプロボックス/サクシード共に50系プロボックス同等のトリムになります(若干色味は違います)

助手席側

50系のプロボックス/サクシード共に共通部品になっており、50系プロボックスでは左右共通部品になっています 【純正品番:62313-52080-B0】

部品相違の考察

50系のプロボックス、サクシードが出た際、プロボックスはカローラバンの後継、サクシードはカルディナバンの後継としてデビューしています。 カローラ/カルディナとしても車格が違う事から小さな部分で差をつけたのだと思われる。 運転席側のみでもドアから入ってくる「すきま風」が多少なりと改善されている感じを受ける。降雪地域に住んでる身としてはこの「気持ち」が重要に感じる。 また160系ではプロボックス、サクシードでボディが同じになり差別化を図る事なく共通部品となっている。

合わせてこういった物も取り付けると効果がさらに期待出来るかもしれない。意外にドアの隙間からは風が入ってくるのが体感出来るのがビジネスカーベースとしての宿命なのかもしれない。

純正品番一覧

品番は2021年2月現在のもの。名称はすべて、『フロントドアオープニングトリム』

  • 62313-52080-B0 ※50系サクシード助手席、プロボックス左右共通部品
  • 62311-52040-B0 ※50系サクシード運転席用
  • 62313-52080-C0 ※160系プロボックス/サクシード左右共通部品

50系、160系で末尾が『B0』、『C0』となっているが、色味が違うだけで素材は同じ物になっている。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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