BMW320iエンブレム剥がし(外し)とコツ

自動車全般的に自動車メーカーのエンブレムと車名のエンブレムが取り付けられている事が多い。 自動車によっては安価にステッカータイプの物も存在するが今回は車名のエンブレム剥がし(外し)の方法と工具、ちょっとおススメ手順を記載。

エンブレム

BMW320iにはBMWのお馴染みの社名エンブレムの他に、グレードエンブレムが付いています。 今回はこれを取り外す手順になりますが、基本応用出来るので気楽に読んでください。

ふと疑問

BMW320と言うと中古車情報サイトなどでは「3シリーズ」と言われる訳ですが、「分類がよくわからん」となる訳です。4発エンジン載ってたり6発エンジン載ってたりガソリン車だったりジーゼル車だったり。ここで簡単にざっくり説明すると

  • 320iの『3』…3シリーズ
  • 320iの『20』…当初は排気量に近い数字と言われてましたが、昭和から平成に切り替わる時期に登場した二代目『E30』、その後の三代目『E36』型からズレが生じているのであまり当てにならない(?)二桁目の数字以降が大きければパワフルだと頭に入れて置けば良いかと。
  • 320iの『i』…これはインジェクション(injection)を意味します。『d』ならジーゼル(diesel)になります。

エンブレム除去の理由

所有する他の車は基本エンブレムを残しておくのですが、このBMWに関してはこのように320iの『0』の部分が上手く汚れを落とす事が出来ず、変色しています(ただ汚れが残っているだけ)。こういうのが個人的に嫌なのです。

本国にあるオプション設定

日本国内(BMW JAPAN)には存在しないがドイツのBMWのオンライン見積のオプションにはこのような設定オプション画面が出てくる。

MODELL SCHRIFTZUG ENTFALL (ドイツ語) 直訳すると「型式文字の排除」となります。つまり最初からエンブレムを取り付けない状態で納車される事も可能な訳です。 実際に本国に出向く事も出来ないのでグーグルアースでドイツ旅行(?)をしてみると、このオプションを選択したのか自分で取り外したのかは不明ですがエンブレムが無い車が比較的多く見つかりました。 国柄と言うべきか、過去に話を聞いた事があるのが「取引先より良い車で行くのはアレなので高級グレードを隠す」と言っていました。 …まぁ僕のE90型式で言えば「マフラーの出口が多い方が高い」なんてのは知ってる人じゃないとまずわからないので、エンブレム外しが有効なんでしょうね。

作業開始

国内品に比べると両面テープの質が気候と合わないのか「温めれば取れる」を実践してみます。

均等に温めて引っ張ってみた所『i』は簡単に剝がれてしまいましたが、他の部分は動くも剥がれる気配はありませんでした。

一般的にエンブレム剥がしと言えば、釣り糸をボディとエンブレムの間に通して両面テープを切ると言うアイテムも売ってるのでそれを使うのが鉄板ですが、今回は変わった物を使ってみます。 ヤフ〇クとか個人売でホイールとかを中古で買って送ってもらうと、もれなくついてくる(?)、梱包材のPPバンド。

一応ボディ側に軽くマスキングをして擦り傷防止を行いました。釣り糸に比べると持ちやすく、しっかりしています。釣り糸だと力加減が少し悪いと切れたりしますが、そんな事は一切ありませんでした。 釣り糸で苦戦している人は試してみては?

比較的綺麗にはがれて両面テープも軽く手でこすった程度でここまで綺麗に落とす事が出来ました。長年の汚れが溜まっていますね。僕はここで一度付近を濡らして汚れを軽く落とします。

いつものリムーバー

仕事か?と言う位使い込まれたリムーバー。ドリルにつける消しゴムですね。これで根気よく粘着面を落としていきます。

粉塵が舞うので、マスクなどした方がよろしいかと思います。一回で消そうとはせず、削りカスで除去したい所が見えなくなったら水洗いをして汚れを落とします。

何度かやってみて触って凹凸が無くなったころには作業完了。仕上げはコンパウンドを掛けてやります。きっちりやるならコンパウンドも何種類か用意してもよいかもしれません。

これ位のセット物でも十分足ります。 今回はエンブレムを外した事で、後ろがスッキリした感じにはなりましたが、若干車種不明感が出たような気がします。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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