【1NZ】プロボックス補機ベルト(Vベルト)の検証

誰も追及しないであろう事を淡々と記事にし、無駄な知識を植え付ける。きっとその情熱を違う方向に傾ければ社会の繁栄に役立つだろう。しかし、そんな事は知らない。 ここは僕の日記帳。

初めに

Garage激では様々な趣味を紹介しているのだが、実はもっとも反響、問い合わせが多いのが除雪機の事だったりする。季節的な物、降雪地域限定ではあるが、お問い合わせよりご連絡や質問が寄せられている。そこで多いのが、『除雪機Vベルトの選び方』で少し触れたが、メーカーによって規格ベルトでもサイズが微妙に違うと言う文に対しての質問だ。それを検証するタイミングは『【H82W】ekスポーツ補機ベルト(Vベルト)交換』の時も出来たのでしょうが、生憎、複数ベルトを購入しても使うタイミングが無いと言う事もあり、今回同じサイズのベルトを使う車の交換が重なったので、このタイミングになりました。ベルト規格は除雪機と違うのですが、プロボックスの車検事前準備の為に補機ベルト(Vベルト)を二台分用意したので、計測してみる事にしました。

計測した物

今回用意した補器ベルト(Vベルト)は、除雪機の時に触れた『三ツ星』と『バンドー』の二点。

上記の計測した物以外にも、タクティー(三ツ星印字)PITWORK(バンドーOEMとの事)などが存在する。 規格的には同じ物でも値段にバラつきが見られる。実際の所、消耗品なので、性能には大差はない。…とすべてのベルトを使ってみての感想はここで書いておく。前にも書いたが、新車から今までメンテナンス等を一括でやってきているので状態や交換歴は大体わかっている。

計測1

まずは太さを計測してみました。適当に数ヶ所にノギスを当ててみた所、三ツ星は10.6mm、バンドーは10.4mmと言う結果に。どちらももちろん同規格での誤差範囲なので使用する事は可能。どのベルトに関しても三ツ星製は太い可能性がある。

計測2

今度はベルトの厚みを測定。三ツ星は4.4mm、バンドーは4.3mmと言う結果に。厚みも三ツ星製の方が厚いようです。

計測3

最後は溝の深さを測定。三ツ星は1.2mm、バンドーは1.1mmとなっています。

注意点

同じ規格のベルトでも微妙な誤差がありますが、あくまで各メーカーの誤差基準内に収まっており、製品不具合ではありません。どちらのメーカーを優劣つける為の記事でもないです。補機ベルト(Vベルト)の交換目安は3万5千km(使用状況により変わる)となってますが、どちらのメーカーも目安より長く持ってる印象があります。 どちらも国産メーカーですので、わざわざ国外メーカーを買うメリットも少ないかと思います。好きなメーカーを買えば良いかと思います。 僕は三ツ星派です。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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