春の風物詩道路の凹凸、「ポットホール」

雪国の雪解けと共に顔を出す路面、しかしながらその陽気も打ち砕くように顔を出す「ポットホール」。道路のツギハギが剥がれたり雪解け水が浸水して欠陥を起こすのですが、それが表面化してくる春にはタイヤにも負担が掛かります。

ポットホール

ポットホールと一言でまとめてもまちまち。小さな物から大きな物まで。ビー玉が引っ掛かる位の物からサッカーボールがすっぽり入る位の大きさまで様々です。

所々アスファルトの濃淡が違う部分がありますが、簡易補修された事で変わっています。…簡易とは言え、走行に支障が無い程度の補修なので、本格的な工事が行われる事はほとんどありません。 北海道に観光で来た際に道路がデコボコしていると言う感想を持った人も居るかと思いますが、その原因は大体これのせいだと思って良いかと思います。

不具合例

夜間に40km/h程度で走行中に国道5号線を走っていた時に野球ボールサイズ位のポットホールにフロントタイヤを引っ掛けた事例です(修理依頼時の聞き取りより)。タイヤのサイドウォールに当たる部分に大きな損傷が見られました。 エアを入れても勢いよく空気が漏れ出ます。 基本タイヤのトレッド面(タイヤが路面と接触する面)の修理はパンク修理キットなどを使って補修は出来るのですが、サイドウォールに関してはほぼほぼ修理は不可能です(やって出来ない事はないですが強度の問題もあるので推奨はしない)。

この写真を撮ったのが2年前位なので当時でも5年落ちのタイヤだったので、年数の新しい物と交換と言う話を勧めてタイヤ交換をする事にしました。

一度大きな衝撃を受けた際に停止して(ポットホールに落ちた際)、すぐに停車したものの、見た目にも、走行音にも違和感を感じなかったそうですが、その後2km程走行して帰宅、現車確認に向かった訳ですが裏面は明らかなダメージを負っていました。 ホイールの方もパっと見て極端に変形していたので、ホイールとタイヤをセットで交換となりました。 まだまだ道路に雪が残っている季節なのでホイール&冬タイヤの痛い出費となりましたが、衝撃具合によっては足回り(サスペンションやタイロッド周辺)にダメージを負ったり、バンパーやフェンダーに傷が入ったりと言う例もありますが、今回は深刻なダメージは見つからなかったのが不幸中の幸いと言ったところです。 本当にこの時期は注意したいですね。

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投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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