お忘れじゃないですか?ヨタハチのお話

しばらくぶりにトヨタスポーツ800(通称:ヨタハチ)のお話を少々していこうかと思ったり。思った事感じた事をアウトプットして文章として残しておかないと過ぎれば忘れてしまいますからね。ヨタハチに関しては目新しい情報もなく自分の備忘録と言う感じです。

埃をかぶって数十年。赤いヨタハチの修理と共に同時進行で作業をしてきていたようないないような感じでちまちまと直していました。例えば床の張替作業があったりすると一回の作業で二台分作ってあげれば素人制作のフロアパネルの精度はそんなに変わらないだろうなと言うのが理由だったり、どれだけ使うかわからないパテも小まめに小さいのを買うより一回大きいパテ缶を買えば安上がりだったり、パネル作る平板も何回も足を運んで買うなら必要な分準備してしまえば手間も省ける。色々考えて作業を進めている訳ですが少ない休みを駆使しながらなのでなかなか牛歩で進みます。そしてたまに2歩下がったりふりだしに戻ったり。

新造するには腕もありませんので廃材になるパーツから使える部分を切り取ってツギハギで加工していく事も素人作業ならでは。

使える部分は切り取って使える所につぎ足して制作。下地が灰色に塗られたヨタハチには赤いヨタハチに付いてたフェイスパネルとフェンダーの繋ぎ目をカットして固定出来るようにツギハギを行う方向で作業を進める。フェイスパネルがもったいないとも感じるがこれだけ変形しているフェイスパネルをそもそも素人が見様見真似で叩いて直せるか?って言う事で容赦なく切って使う事に。

パっと見は色入れて動力積めばもうすぐ!とも感じるかもしれないが、実際の所まだプラモデルの箱を開いただけの状態に近い。袋を開封して部品一つ一つをバリ取りしてる所と言った感じだ。

肝心の赤いヨタハチはどうした?と言うとこのようにガレージの奥にハーフカットと共に寝かしています。どう考えてもフロントのフレームまで交換する赤いヨタハチよりはボディだけそこそこ直すだけの灰色のヨタハチを復帰させる方が早いと言う事で、灰色のヨタハチの本来の役割であった「(赤い)ヨタハチを直す間に乗る(灰色)ヨタハチ」と言う正規の道に戻って来た訳です。財力があったなら「ヨタハチを直す間に乗るヨタハチを直す間に乗るヨタハチ」が欲しい所ですが、収集がつかなくなるのも目に見えているのでここらで我慢です。 公道を走れる車より直す車の方が多い気がしますがそこはご愛敬です。

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投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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