プロボックス/サクシードカタログ考察

プロボックスとサクシードに関して「商用車初ハイブリッド」的なニュース記事が多々見受けられますが、それ以上に誰も得をしない、細かい所をついてくのがGarage激です。記事の共有もお気軽にしてやってください。

新旧プロボックスカタログ

ここで言う新旧はハイブリッド(HV)の有無でのお話です(この記事は『新旧』で統一しています)。(左)安全性を強調した旧デザイン、(右)THE・シンプルに徹した新デザイン。わかりにくいかもしれませんが、フェンダーマーカーの上にハイブリッドエンブレムが追加されてるのがわかりますかね?恐らくエンブレム品番はカローラアクシオ(160系)と同じ物が使われていると思われます。

プロボックス、ファミリアバン

上から(新)ハイブリッド、ファミリアバン、(旧)プロボックス。車の並びは同じで背景と売り文句が違います。トヨタとマツダの差は主にエンブレムとバックカメラの有無、新旧ではフロントエンブレムが青暈しの有無と子供との間違い探し遊びにもピッタリです(英才教育のすゝめ)

TSSのバージョンアップ

Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)、衝突回避支援パッケージの名称ですが、TSS(C)からTSSに変わっています(画像上が新、下が旧)。 TSSになると昼間の対歩行者検知機能が追加されグレードアップしています。第二世代TSSと言われているようです。

意外なオプション

時代は変わった(画像上が新、下が旧)、とうとうプロボックスのオプション設定にシートヒーターが登場しました。ハイブリッド車だけに与えられた羨ましいメーカーOP。のちに160系プロ/サクブームが来る事を期待して(?)ネットの海に放流します。冬場はあると嬉しい装備なんですけどね。広い車内だと温風が出ても暖かいと感じるまでに多少時間が掛かる(個人差による)

メーター

やはりハイブリッドになるとメーターの見た目は他のハイブリッド車と同じように青を基調としたデザインになるようです。ガソリン車(右)は常用速度域(?)の100km/hが丁度正午辺りに来ていますが、ハイブリッド(左)は105km/hになっています。視覚的にはガソリン車の方がメーターの動きが大きいので加速感はあるでしょうが意見が分かれる所です。

管理に難あり?

やっとハイブリッドを出した事でイモビライザーが搭載されるようになりました(一番低いグレード:DXを除く)。盗難防止にはなかなか心強い味方ではありますが、営業車として鍵管理をする、スペアキーを作るとなると「そこのホームセンターで…」なんて事は出来ないので多少コストが掛かります(まぁ本体買う時に言っとけば良いだけですが)。個人の経験ですが、社員が家に持ち帰って動かせないなんて事も別の車でありました。

皆大好きTRD

トヨタ車乗りは大体知ってるTRDのオプションカタログ。(旧:左、新:右) シフトノブとエンブレムがラインナップから外れて、アルミホイール二種が登場。よく見ると上の写真でもアルミホイールを履いてます。 他にLEDクリアランスバルブ(表右上)が仕様変更、金属状の物からプラスチックに変わりました。

他に変わった点

ハイブリッドがラインナップに入った事で、ガソリン車の本体価格が多少安くなりました。(1.3L、15LのあるGL、メーカー価格、税込みで比較)

    • 1.3L(2WD) 旧:1,488,240円→新:1,481,760円
    • 1.5L(2WD) 旧:1,664,280円→新:1,657,800円
    • 1.5L(4WD) 旧:1,823,040円→新:1,816,560円

と言った具合にガソリン車の全グレードが6,480円(税込)お安くなったようです(北海道地区も同様)

しかし「4WDモデルのハイブリッドを充実させて」と言うのが北国住まいとしての望みです(現行ではプリウス一択状態)

 

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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