一個人が車体を手放しても、世界ではその車自体が無くなる事は無い。 同じ悩みを抱える人が居る可能性もゼロではないので、自分の体験した事は積極的に情報として公開していこうと思う。
朽ちる
シレっと出してますが、大量にある「街撮り知らない人のプロボックス/サクシードフォルダ」に保存されていたサクシードです。パっと見はとても綺麗な個体なのですが、
色味を変えて問題の場所をドアップで。ここまで朽ちている個体はなかなかお目に掛かれないのでは?と思いカメラを向けた次第です。実際ここまで朽ちた個体はこれっきり見ておりません。
不思議な事
国産車、左給油口車の多くは左側のサイドシルの腐食するのが定番なのですが、プロボックス/サクシードはなぜか運転席側のサイドシルの腐食が目立ちます。現状で見た目が綺麗な場合でもリアドア下部を押してみると硬さの違いがわかる車両は出来るだけ触れないまま、サイドシルのホール裏から対策した方が良いかもしれません。
過去記事:サイドシルのホールプラグ取り付け
ダイハツ車、トヨタ車の多くで使われているホールプラグで安価なので、定期的に覗き込んで紛失しているようなら取り付けるストックを持ってると良いかもしれませんね。
助手席側は比較的綺麗な状態を維持していました。 一つの仮説としては『右車線の絶対王者』故の運転席側の腐食車輌が多いのかもしれません。
道路は法律上、排水を目的とした勾配を付ける事が義務化されており、路肩に向かって下がっている。降雪地域では特に融雪剤と混ざり溶けた雪の水たまりを踏み跳ね散らかすのは運転席側のタイヤなので腐食進行は運転席側が多い…?(独自見解で確証はありません)
オマケ
これは助手席側の後部座席のフロアをめくった一枚です。
地面が見えます。 フロアはブヨブヨと言う表現がしっくりくる位に部分的に無くなっています。この下にはブレーキ配管が通っております。 こうなる前に雪が降る降らない関係なく、フロアの防腐作業はした方が良いかと思います。
少し高くても、自動車メーカーでも施工を勧められるノックスドールとかおススメです。長い事乗る事を考えると色々使ってきて一番なのかな?と思ってます。 下回りの塗布は意外に手間暇掛かる、置き時間(クルマを利用出来ない乾燥タイム)があるので、プロショップで施工してもらうと言うのも一つの選択かもしれません。