2月は何故かGarage激では車検整備がピークになる時期でした。今回紹介するヴィッツの他、プロボックス、アリスト、サクシードと本業が行方不明な程に忙しく入庫が続きましたが今年はヴィッツとサクシードだけなので、比較的寒い中作業しなくて良いな~と言う事で軽く整備していきます。 今年はいつもよりメンテナンス入庫が多かったので日々のメンテナンスは大事だなぁ~とつくづく思う訳です。
疑惑
オーナーは自身で車検屋との付き合いがあるようなので、車検はそちらに任せるとして、見積りで指摘されている部分の修理などはうちの方で行います。…事の発端は前回その車検屋にて車検を通して帰ってきた際にエンジンルームに取り残されたドライバーだったりします。 なぜドライバーがエンジンルームに取り残されていたのかはわかりませんが、些細な事でも同じく車を弄ってる人側から見て不信感しかありません。 今回は素晴らしい事にハイマウントストップランプが配線だけでぶら下がってリアゲートの所で揺れていました。 その状態で見積り出した後によく返してきたな…と。 オーナーさんはあまりクレームを入れない人なので何も言わなかったのでしょうが、僕のクルマだったら、本社にクレームつけてるレベルでした。 と言う事で今回Twitterでも聞いたこの画像。
有識者、一般自動車お乗りの皆さんにお聞きしたいのがこちらですが、ウィンカー点灯中の一枚です。
僕はコレをオレンジに発色してると思うのですが、ウィンカーが白と言われ車検NGでした♂️ 車は初代ビッツです。 どう見えてますか? pic.twitter.com/2NbFggiJ5c— 激団くりおね (@Garage_Geki) January 31, 2022
指摘されたのはリアウィンカーの灯火が白なので車検NGと言う判定を頂き、交換する事に。
交換作業
このクラスの車は良いですね。リアゲートから内装を外してアクセス出来ると言うのが良いですね。アリストとかだとテールを一度外さなきゃいけないので工具レスで作業が出来る車は楽しさすら感じます。
カバーを外してウィンカーにアクセスが容易です。
S25口金の色剥げは持病。ウェッジ球だとこの症状にならないのは口金の熱変動のせいでしょうか?
S25角度違いを久々に見た気がします。ヴィッツは前後同じサイズのバルブが使われています。
交換
今回は単純に「アンバー」に光ってないと言う事なので、LED化する事に。
誰がどう見てもアンバーとなるように取り付け。これで文句言うならさすがに出ていこうと思いましたが、無事アンバーと認定されたようです。
ウィンカーリレー
LED化するとハイフラ(ハイフラッシャー)現象が起きるので、ウィンカーリレーも交換します。今回はフルLEDではなく、フロントはノーマル、リアLEDなので調整式のリレーがちょうどプロボックスから外してあったので取り付け。
純正のウィンカーリレーと入れ替えてウィンカーの点滅回数をダイヤルで調整して終わり。
ウィンカー(方向指示器)は点滅回数が毎分60回以上120回以下であること。と定められている。
疑問点
100歩譲って、リアウィンカーがオレンジに見えないから車検ダメですと言うのはこのバルブで「淡黄色」に見えた事にしよう。オレンジレンズを通ってもオレンジに見えなかったとしよう。 が…フロントウィンカーもこの状態でクリアレンズでスルーされたのはなんで? と言う事で前後ウィンカーをすべて交換しておきました。
「【NCP13】ヴィッツRS リアウィンカーLED化 【車検整備】」への1件のフィードバック