赤いヨタハチの修復スタートの忘備録【赤いヨタハチ再生記】

色々とありましたが6月末に事故を起こしてしまいました。あっさりと書いていますが運転していた本人が命に別状なく退院して戻ってきてリハビリに入ったから書ける事であり事故はクルマを運転する上で誰にでも起こりうる事なのでどうかご安全に。

現状を把握する

電柱に真正面から突っ込んで痛々しい姿になったヨタハチ。人を巻き込むような事故でなかったのが不幸中の幸い。年々気温上昇が止まらず熱中症なのか、脱水症状なのかで気を失ってしまった事からか、動物が飛び出てくる山道だったのか…。まぁ深くは詮索しません。目の前にある現実を書き綴っていくのが目的です。

エンブレム

擦り傷はある物の、電柱のほぼ真ん中付近にあったとは思えない位綺麗に残っていたエンブレム。再利用は可能だと思います。 まぁこのエンブレムもレプリカ物なのですが、そこそこ出来が良いので使い続けるかと。

運転席側

電柱を包み込むようにフロントフェイスが潰れています。不幸中の幸いと言うか、電柱を根本から折っていながらも倒れなかったのは潰れて抱きかかえていたような状態だった為でした。倒れていたら運転席はもしかしたら下敷きになっていたかもしれません。

エンジン

ダイナモ(手前青色の部品)のベルトがエンジン後方まで引っ張られてるがわかるように、エンジンは車輛後方に押し込まれていました。しかしながら、エンジンマウントのゴム類は引っ張られてはいる物のちぎれている様子はありません。まぁエンジンを降ろして見ない事には詳しくは確認出来ませんが、フレーム全体で後ろに押されているかも。

エアクリーナーカバーとオイルフィラーの位置関係でも相当後方まで下がっているのが確認できます。インテークマニホールドは下部にあるミッションケースで固定されているのですが、ミッションケースの固定部は折れていました。

エンジンが後方に押し込まれた事でステアリングシャフトのギアボックスにインテークマニホールドが当たったような形跡がありました。ステアリングの作動はこの状況からでも特に苦も無く左右に振る事が出来ました。作業の移動に関してはひとまず後回しに出来そうです。

リアアクスル

中央に強い衝撃を受けているので、エンジン、ミッション、プロペラシャフトを介してリアの足回りに強い衝撃が加わったのが目に見えてわかります。ともに目に見えるトーイン状態。ここも足を上げるまで見る事は出来ませんが、現状で転がして移動させようとすると引きずって動かないほど曲がっています。

これからの方針

何にしても家に持って帰ってきてすぐ走れると言う訳ではないので、ここからしばらくは部品を一つ一つ丁寧に外していって使える使えないを調べていく事から始めていきます。駆動系に関しては予備で持ってた物を再生していけばなんとかなりそうですが、ボディがどうしたものか…ヨタハチに関しては今後ちまちまとした部品の話とかが続くかと思います。

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投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

「赤いヨタハチの修復スタートの忘備録【赤いヨタハチ再生記】」への2件のフィードバック

  1. 言葉にするには簡単だと思いますが、いざ再生となると難しいと思いますけど頑張って下さい。この車は55年経った車にも関わらず、皆さんに愛された車です。部品もわずかですが入り、クラブでも再生産、レプリカがあります。北海道には団結した仲間や強い車屋さんがありましたね。遠い所からですが応援させて頂きます。

    1. まさ与太さん>
      ありがとうございます。
      フェンダーが潰れた個体などは度々修理をして誤魔化しで乗ってましたが、ここまで損傷したヨタハチを直すのは初めてになります。
      一台直している最中に追い打ちを掛けるようにもう一台と言う状況ですが、直さなきゃいけない所は似ている所が多々あるので良い方で型作りベースを作って同時進行させていこうと思います。
      ちょこちょこと進捗は掲載していきます。

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