ピクシスエポック、バッテリー上がりからの延命メンテナンス

持ってる事を忘れる位に乗ってないピクシスエポック(ダイハツ:ミライースのトヨタ版)。実は所有管理車の中で唯一エンジンスターターと言う便利なアイテムが付いてる。しかしエンジンが掛かる様子が無い事に気付くとバッテリー上がりを起こしていた。そこから始まるメンテナンス。

バッテリーを取り出す

ピクシスエポックは中古で購入したが、前オーナーが言いなりデーラーメンテナンス車と言う経歴を持っていた。まず錆も無く北海道の田舎納屋で保管されていたようだった。北海道と言う地なのでお気持ち冬タイヤ(雪道走ったかも怪しい位新品同様)付。

取り外したバッテリーを見ると、カーディーラー専売モデルで、取り外した様子は見られなかった。2015年式(H27年)から無交換の当時仕様(当時仕様と言えば許されると思ってる節有)。アイドリングストップやらドライブレコーダーなど、電子機器を多く使ってるクルマで8年、自動車バッテリーとして交換推奨は2~5年と考えても素直に交換時期もとうに過ぎてるので交換しても良かったと思う。

バッテリーチェック

インジケーターは『要充電』を示している。正直な話あんまり当てにしていない部分ではあるので、きっちりと別の機械でチェックする。

バッテリー電圧は9.82V。明らかに電圧は低い。個人的にはCCA(コールドクランキングアンペアー)の方が重要だと思っているので、CCAバッテリーテスターで確認しています。

CCA値を見ると000…完全にダメです。M-42/60B20Lだと公表値は400。充電しても復活するか微妙な所といった感じですが、やって出来るか出来ないかはやってみないとわからないのでやってみます。

バッテリー充電器

今回、バッテリー充電器を新たに購入した『CTEK XS7.0JP』 バックアップ機能が無いモデル(カーナビや時計の車載電子機器のメモリーや学習機能をリセットしてしまう)。そもそもバッテリー単体にして家に持ち込むタイプの人なのでこれで十分です。このメーカーの充電器を購入したのも単純で様々な自動車メーカーでもOEM純正採用されている事、自動車展示会の下回りを覗き込んだ際にコンセントに繋がっていたのがこのメーカーの充電器だったと言う事から選びました。 我が家では除雪機から自動車まで、様々な方式にこれ一個で全て作業出来ると言うのがメリットでした。これまで持っていた充電器は除雪機用、プロボックス/ヨタハチ用、アリストクラス用と3種類を使い分けしないといけなかったので保管スペースやら設定やらの「めんどくさ」が解消してワクワクしながら使えます。 …「めんどくさ」の基準が独特。

コンセント繋げてリセットを一回押して、バッテリーのプラスマイナスを繋げて待つだけ。

別パーツとして、車上でワンタッチで充電ケーブルを繋げる物もついている。長期間、例えば冬眠する車用の充電を行なえる物がついている。これがなかなか便利なんじゃないかな。これまで冬眠の度にバッテリー単体にしていた手間が解消される気がします。

そして6時間程経過すると充電完了のランプが点灯しました。さて、バッテリー電圧、CCA値はどうなったのかを見ていきます。

充電後

バッテリー電圧は13.01V。大体12.5V以上あれば大体正常値に近いかと思いますので合格ラインは超えていました。

CCA値も見ていくと、438、正常と言う表示になりました。公表値が400なので見事に復活。これでバッテリーの延命は成功と言う事になりますので、取り付けて車両のメモリー回復等をして終わりです。一応これで様子を見てバッテリー上がりが再発するようだったらバッテリー以外の要素も疑っていこうかと思います。

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投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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