スタビライザーとはアンチロールバーとも言われる。 アンチはネットでもよく見る〇〇アンチ(人名やら企業名が〇に入る)のあのアンチつまり反する、ロールは横揺れ、バーは棒。 横揺れに反する為の棒とでも思って貰って良いかと。そんな流用のお話です。
50系と160系の比較
左が160系で採用されているスタビライザー。右が50系で採用されているスタビライザーとなります。 太さは160系で17mm、50系で10mmとなっています。 この7mmで何が違うのか?これは走行して見ないとわかりません。 そもそも走ってもわからないかもしれません。 ちなみにフロントでもbBやシエンタ等を流用すると言うのがありますね。 そもそもプロボックスに乗っていてロールするような熱い走りをする事もなければ、ロールが気になったという事は一切ありません。 僕が今回着手したのは、単純に「中古のアクスル買ったら一緒についてきて、今着いてるスタビより錆が少ないから使う」と言うだけの話です。
接続部品比較
今回リンクも付いてきたので比較。50系160系共に利用可能で、物は同じです。
程度はもちろん(?)160系の方が良いのでここまで160系の部品を使います。朽ちてる物だと、このナットが回らない事も多々経験しております…。走行が行ってる車だとブッシュもヘタってる可能性があるので、交換する際は用意するのも手かも?
スタビライザーブッシュ(ゴム)は直径が違うので互換性はありませんが、ブラケット(U字の金属)は50系、160系共通になります。
ブッシュにはよく見ると『10』、『17』と直径を示してるかのような数字が見えます。
必要部品一覧
- スタビライザーバー【48812-52100】 ※2WD車は【48812-52090】
- スタビライザブッシュ【48815-52160】×左右二個必要
この2点があれば装着は可能になります。ただしボディへ繋がるリンク等は再利用とした前提での話です。 ここからは上記の交換最低限必要部品以外のスタビライザーに関する部品全てを洗い出してみます。
- リンクSUB-ASSY【48802-52050】×左右二個必要
- ボルト【90119-10765】×左右二個必要(リンクと車体固定用)
- ナット【90179-12151】×左右二個必要(リンクとスタビ固定用)
- リアスタビブラケット【48824-28170】×左右二個必要(ブッシュ固定)
- ボルト【90119-08415】×左右四個必要(ブラケット固定)
ここ数年プロボックスと言うクルマはモータースポーツなどでも盛り上がりを見せている傾向にあります。 また50系も製造終了から6年。初期モデルになると18年にもなり、旧車イベントにも出れるまであと一歩まで来てるんですよね。足元リフレッシュの一環にお役立てください。