突如始まるヨタハチのエンジン交換

ヨタハチ55周年祭in北海道も終わった事もあり、我愛機のトヨタスポーツ800(通称ヨタハチ)は冬眠前にエンジン交換を行います。なぜそうなったのかなどの経緯を交えながらちょいちょいとお話していきます。

終りの始まり

それは9月20日に行われたヨタハチ55周年北海道ミーティングの帰り道に起こりました。その記事を自虐的にまとめようと思っていたのですが、まぁ我が家の法則「一台壊れると連鎖的に他の車が壊れる」が発動して、公私ともに多忙になり、PCの前で記事も書けなくなる程度に大忙しになりました。 ただそれを続けると日々書きたい事は増えていきながら古い物の情報は記憶が薄くなるので、ちょこちょこ更新していこうかと思います。

早速エンジン内部を覗く

今回走行中に「パキンッ」と金属が割れたような音が響いてエンジンが止まりました。停車後フィン部を手で回してもロックして全く動かず、その場ではピストンが外れて上部で当たった可能性などを考えました。 しかし今回エンジン(シリンダーヘッド)を取り外してみると、写真のようなワッシャーが噛んでいました。 窪みの左上の辺りにも大きな痕跡が見られます。 今回エンジンがロックした原因はこのワッシャーが噛みこんでピストンが動かなかったのかと思われます。

ワッシャーの謎

謎なのはこのワッシャーがどこから来たのか?と言う事。潰れてはいるのですが、プラグ取り付け穴の直径より大きく、侵入経路が全くもって不明だという事。吸気側からの侵入と言う線が濃厚なのですが、エアクリーナーやキャブレターがある中でどうやったら混入するのかも謎です。 …そもそも運が良いのか悪いのか、イベント会場まではノントラブル、イベントツーリング中も全くトラブルはありませんでした。

ピストン側

ピストン上部には無数の傷が見られるのでかなり走り回っていたのかもしれません。最悪イベント会場に着く前にエンジントラブルになっていたとしても不思議ではないのですが、強運だったのかもしれません。

さらに拡大するとシルバーの地銀が出ている所にワッシャーが噛みこんだと思われます。このピストンはどうするか要検証となります。

IN・EXバルブ

シリンダーヘッドを外している状態の撮影なので、スプリングの張力でもう少し密着していてもおかしくはないのですが、どうも浮き気味な気がします。

ポート側からの確認

右側が燃焼室側(先程の写真のバルブヘッドが見える方)にハンドライトのライトをおいてポートから覗き込むと明らかに光が漏れている。バルブ自体も歪みが発生している可能性は高い。

こちらも明かりが漏れているので、IN・EX共にバルブは再利用不可能かもしれません。全部ばらしてみて確認をしてみたいと思います。

そして搭載準備

組付済の予備エンジンに補器を取り付けてチェーンで釣って載せます。

チェーンブロック チェーン式 チェーンホイスト ハンドチェーン ホイストクレーン クレーンフック レバーホイスト 手動式 ズレ防止 フック付き 小型ホイスト ホイスト 2t 2000kg 2トン 最小 労力 効率 積荷道具 荷揚げ 荷降ろし 荷積み 送料無料

価格:4,680円
(2020/10/26 23:34時点)

チェーンブロックはヨタハチサイズならミッション込でも500kg位の能力でも全然使えたりします。…まぁこれを持ってない時代は二人で持ち上げて積み下ろししてたんで道具は大事だなと痛感する訳です。

載りました

ヒーター付きだとエンジンをほぼ縦にして滑り込ませるように入れていきます。こういう時はヒーター付きの面倒な所と感じます。 もう一台のヨタハチはヒーターが無いのでスムーズに出し入れできるのでちょっと作業感覚が違います。

エンジンマウントの部分にちゃんと入ってるかどうかを確認して、積み込み作業はひとまず完成です。 後はキャブやら燃料パイプやらを組み付けて完成になります。

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

「突如始まるヨタハチのエンジン交換」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です