【JZS161】アリストビニールラッピングの始まり

オンラインでは多くは語っていないが、このアリストはここ数年で何度もラッピングを施しては剥がしを繰り返していたりする。実際何回でもお話をしていれば自分の忘備録としても記憶できたのに惜しい事をしたと今となっては多少後悔している。

カーラッピングの重要作業

カーラッピングを検討している方も、参考記事を検索で辿り着いた方も居るだろうが、基礎中の基礎は下地の処理だ。カーラッピングのフィルムの多くは厚みが0.2mm程度の物が多い。それこそ施工中に髪の毛一本でも貼り付け面に入ってしまうと綺麗に髪の毛分の厚みで盛り上がる。つまり下地(ボディ)のコンディションを整えてあげる事が重要になってくる。下地8割、貼り2割位の割合と言っても過言ではない。

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鉄粉のザラザラ表面もしっかり落とす事も重要になる。安易にくたびれたボディをリフレッシュする為にカーラッピングを施工すると言う考えは辞めた方が良いと思う。

これはBMWのクリア剥げを無視して施工したカーラッピング。いかに下地が大事か、それがわかるかと思います。マットカラーは特に凹凸が目立ちます。

部品の取り外し

施工前の準備として外せる部品を外してしまいます。その部品を外す外さないのイメージとしては、際の処理をする時に邪魔になるかならないか。まぁパっと外せる物は手間を惜しまず外した方が正解です。

マスキング

カーラッピングでマスキングが必要なの?と疑問に思う方も居ると思いますが、これも素人施工(DIY)で難易度を下げる一つの手段です。プロの施工店でもやっている所はあります。

テープを貼る目的としては接着面の圧着を抑える事、際の位置の確認が容易になる、カッティングの際の傷防止が主となります。フィルムを引っ張る作業も必ず出てくるのでその際に不要な部分が圧着してしまい強く引っ張り過ぎて破れたり余計な所まで剥がしてしまう事を抑制する事が出来ます。 画像では貼られていませんが、ヘッドライトなどのプラスチックパーツも強く貼り付いてしまう事があるので、取り外さずラッピングをする際は輪郭にマスキングを貼る事をお勧めします。

ラッピングフィルム形出し

大雑把に材料を切り出します。 本当に大雑把で80cm×100cmの面に貼りたいとなると90cm×110cm程度で材料を切り出します。足りなくなる位ならちょっと大きめに切り出すのは、フィルムを引っ張る余白を作ると言う理由もあります。 ちょくちょく引っ張ると言う話をしていますが、フィルムを伸ばす為に引っ張るのではなく、立体面に出来るシワの向きを調整する為の引っ張りです。 ある程度位置決めが終わればフェンダーの場合はタイヤに被る部分など要らない部分を切り取ります。

マットカラーだとアリストのラインが以外にも複雑なラインが入ってるのがよくわかりますね。貼ってる時は、「このシワをこっちに引っ張ってフィルムをこう逃して…」と色々と考えながら施工します。基本ゴミ混入などを防ぐ為上部から貼っていきます。

材料切り出し必須アイテム

裁縫などで使われるロールメジャーを使うと測定が簡単に出来ます。ボディは意外に凹凸があるので、一般的な金属製のメジャーでは測定が難しいのです。パーツ事に縦横を測定して切っていくをお勧めします。やはり工具は一つ欠けると作業が捗りませんね。 近いうちに例を掲載出来ればと思います。

 

投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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