【見学2023】第21回自動車リサイクルまつりin石上車輌 恵庭工場

旧車展示からのヲタクの早口

なんと1966年式のトヨタ パブリカも保管されていた。雰囲気的には未再生の一台。外装の部品の欠品などは見られたが、エンジンもヒーターも付いている。

外装一周腐食は多々あるが、草ヒロを直すに比べれば全然直せそうな雰囲気がある。

走行距離は79424kmを指している。内装の欠品は見える範囲では無いように思える。

こういった懐かしのステッカーは朽ちてはいるが剥がされずに残っている。前オーナーは三角窓を多用していたのかもしれない(ここは開閉できる機構がある)。ゴムの捻じれからもそれは見て取れる。

FLAT4のステッカーが貼ってあるが、FLAT4はヴィンテージ 空冷 フォルクスワーゲン・ポルシェのパーツを販売しているメーカーだ。パブリカとは特に関係は無い。関係性と言えば空冷の水平対向エンジンなので、ピストンが左右に描かれたロゴが良いと言う位か。ヨタハチやパブリカでたまに貼ってる人は居る。リアの窓は上を支点に下側が開く構造となる。雨の日も安心だが、リアシートに座って涼しく感じるかと言うとそれはまた別のお話だった記憶のある幼少期。

北海道は赤いパブリカ率が結構高い。例えば同恵庭市のキャンプ場(旧パークゴルフ場)には動体保存されている赤いパブリカがあったりする。クラシックカーイベントでも赤いパブリカが並ぶ事も珍しくない。むしろパブリカ800に関しては赤以外見た事無いと言って良い位に赤の生存率が高い。

テールは透明感も無くリングのメッキも剥がれている。トヨタパブリカ群馬のステッカーは当時物だろうか?57年前の車がこうして形を残していると言うのはエコなのでは?と思う。

意外とフェンダー部の腐食は少ないイメージが感じられる。そして気になるホイールが装着されている。

「似たようなホイールばっかり集めてるでしょあなた」と言われてしまうかもしれないが、ここで言いたいのはPCD110の12インチは希少なのである。そして出会った形が持っているホイールと似ていた。ただそれだけなのである。タイヤは20年落ちでカッチカチだった。

さすがにこれだけの物が展示されていたので、一応問い合わせてみた。「売ってください」と。しかしながら販売はしていないと言う事で断られてしまった。残念。しかしながら再生はしなくともコンディションは維持されていると言う事はおまつり時には恒例で顔を出してくれるかもしれない。

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投稿者:

激団くりおね

北海道を拠点に全国展開してる Garage激の総合支配人 スローカーライフアドバイザー

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