結婚式で「馴れ初め」を知る機会がある一方で「離婚」となると聞きづらいところ。離婚経験をしている女性の「離婚の理由」について調べてみました。気になる離婚の原因とは？
もくじ
経験者が語る「離婚の理由」とは
厚生労働省の調査によると、結婚するカップルが71万組居るのに対して、離婚件数は平成20年は25万組というデータが報告されています。決して人ごとではない「離婚」ですが、実際の「離婚の理由」とは何なのか。離婚経験者が体験談を語ります。
嫁姑問題や性の不一致
「うちの両親の離婚理由は『嫁姑問題』同居が上手くいきませんでした！友達夫婦の離婚理由は『性の不一致』」（アカリ・28歳）
価値観の不一致
「価値観の不一致。前夫は話さなくても夫婦になれば通じ合えると考えるファンタジー野郎でした。私は日々のコミュニケーションを望んでましたが、どうやっても相手に響かず、遂に心身を病みかけて離婚しました。」（ジェーン・41歳）
夫婦間の会話の不足
「話をしたいと言っても、僕は口下手だから…と返事しかしない。キャッチボールはどこ行った〜！！！と、一人でブチ切れてました。そのうち、相手の無表情が怖くなって、鬱気味になったときに、あなたは病気だから、実家に帰って、元気になったら戻ってきてくださいと言われて、もう無理だと思って、離婚しました。」（フェルナンド・98歳）
モラハラ・酒乱・浮気のクソ男
「モラハラという言葉が無かったため 20年我慢した。外部に話すことも無かったので 自分の家がおかしいと分からなかった…。洗脳されてたのかな？その後 無職になって朝から酒を飲んで絡んでくる。酒乱…。長年の浮気のオンパレード。最低 最悪のクソ男でした。」（チヨ・101歳）
嫁姑問題・価値観の不一致・宗教上の理由・セックスレス・DV・子育てなど離婚理由は様々。夫婦のコミュニケーションが希薄になると、すれ違いが多くなっていくようです。
難易度高め？離婚の切り出し方は
離婚の第一歩である「離婚を切り出す」について、離婚経験者たちは、どのような方法や手順を踏んだのでしょうか。
DV夫からは「逃げる」が有効
「うちは原因がDVだから親に協力してもらい荷物まとめて逃げました。といっても近いんですがね(^_^;)そのあと第三者いれて話し合いしましたよ(^-^)」（ココロ・41歳)
仕事中に「夜逃げ」ならぬ「昼逃げ」
「私の場合、夜、もしくは子供の居ないときに切り出しましたが全然話にならなくて理解もできないようだったので、仕事に行ってる昼間に昼逃げしました(笑)旦那が話し合いというものが出来る人じゃなかったので、調停になりましたが結局一度も来ることはなかったです。私の言いぶんも伝えてはくれたようですが、何も自分は悪くないの一点張りで、、、調停が不成立になったので、裁判では有利だと言われましたが、弁護士を頼むお金もないため今は7年経つのを心待ちにしてます(^^)」（オデット・51歳）
暴力を振るわれる場合は、周囲に打ち明けて「まずは逃げる」のが良さそう。中には「判を押した離婚届を手紙と共に置いて出ていく」という人もいましたが、多くの人は弁護士などを雇い「第三者との話し合い」を行って、離婚成立を目指しているようです。
気になる「離婚後の心境」は？
離婚直前に不安なのが「金銭面」や「心境」だと考えつきますが、離婚経験者は意外と「スッキリ」とした人が多いようです。
不安もあるけど清々しい
「不安も沢山ありますが、今はとても清々しい気持ちです。」（ホノカ・101歳)
「大型連休すべて帰省だったので、次のお盆は温泉旅行にでも行きたい」（ドロシー・30歳）
幸せすぎて戸惑ってる
「離婚して幸せすぎて戸惑っている。笑」（サマンサ・89歳)
離婚後の心境は「清々しい」「温泉行きたい」と、肩の荷がおりたような爽快感を感じている人が多いみたい。中には「幸せすぎて戸惑っている」という声も。一般的に、男性は「過去の女性を引きずる」と言われていますが、女性は離婚後すぐに新しい生活を満喫しているんですね。
幸せになるために「離婚」もあり
離婚するにはお金がかかり、相手が離婚に応じてくれないというケースもあり苦労する面も。ただ、時代の流れで「熟年離婚」も常識となってきた今、幸せになるために「独身」になるのもありなのかもしれません。
夫婦でしっかりと話し合うなど、コミュニケーションをした上で、本当に辛い状況ならば「離婚」という選択肢もあり？
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