【中園ミホ&しいたけ占いのしいたけ. 】スペシャル対談に学ぶ「運と占い」


人気脚本家で占い師の中園ミホさん、VOGUE GIRLの「しいたけ占い」のしいたけ.さんが、運と占いをテーマにスペシャル対談。2020年と2021年についても語っていました。

占いは脅しではなく「幸せのため」

しいたけ.「自分の知らない人生の見方を教えてもらえる斬新なもの」」

中園ミホさんは「四柱推命」、しいたけ.さんは「12星座オーラ鑑定」と、違う占術を使用するお二人ですが、占いは「脅しではなく幸せのために使うもの」という部分で共通点があるようです。

中園ミホさんは「VOGUE GIRLのサイトで(しいたけ占いを)見てすごく救われている一人」と語り、難しい言葉や専門用語を使わず、相手の心に寄り添った傷つけない占いであることを理由にあげていました。

しいたけ.さんは、驚きつつも笑顔で「占いに救われた人間だからだと思う」と、占いとの向き合い方を自己分析。哲学科の大学院生時代、就活で結果が出なかった時に受けたオーラ占いで「あなたはお坊さんです」「お布施で生活する人になる」と言われ、負け続けというコンプレックスを「(お坊さんのように)全部譲ればいいんだ」と腑に落ちたと言います。その後、占い師のもとで修行していた時に「吉凶ももちろん大事」と前置きをしつつ「自分の知らない人生の見方を教えてもらえる斬新なもの」と捉えたそうです。

人生の岐路を「占い」で決断

空亡(や大殺界など)は「病になるかもしれない」という占いになりやすいですが、たとえ当たっていたとしても、人は幸せになれないもの。中園ミホさんは占いを「皆が幸せになるためのもの」と思っており、救われる言葉や占い師としてあるべき姿を探していたそうです。

占い師としての役割は、昔の神官、町の長老、喫茶店のマスターに近いものがあり、心療内科に行く前の話を打ち明けられる「第三者」という立ち位置。しいたけ.さんは、そんな占い師の存在に興味を持ったそうで、占いを習い始めた時に四柱推命の「10年ごと」の流れを参考に、起業を決断したと明かしていました。

中園ミホさんも同様に、占い師の先生に四柱推命で背中を押してもらい、脚本家の道に踏み出しています。空亡期について「辛かった」としながらも、今の自分はないので「感謝してます」と振り返っていました。

NiziUのオーディションから見える時代性

しいたけ.さんは、アイドルユニットNiziUのオーディション番組は、ひと昔前の「野心」剥き出しとはどこかが違うもの。野心や根性ではなく「繊細な時代性を感じます」と分析。占いでも、厳しい言葉は野心の引き換えと考え「傷つけないように伝える」ことは意識していると言います。

中園ミホさんは、作家・林真理子さんの著書『野心のすすめ』をあげ「物凄い努力で勝ち取ってきた方」と表現。自分自身は「グータラでいいと思っている人間」と全く違う価値観だとし、頑張るのも良いですが「野心家ばかりだとキツい」と語っていました。

ツイてない=チャンスの兆し

中園さんの本に『占いで強運をつかむ』に四柱推命の空亡ような「ツイてない時期」は、次のステップに進むための「大事な時期」と書かれており、しいたけ.さんは「まさにそうだと思う」としていました。

不運は次のレベルに行ける絶好の機会

占いは、不運を感じるにするもの。対面鑑定でも「取引先から仕事を急に断られ、昨日は彼氏にフラれた」といった、空亡的な雰囲気の人ばかり。当事者はツラいと思うものでも、鑑定する側からは「次にいけるチャンス」と思えてしまうもなんだとか。彼氏にフラれたのは「自分のレベルが変わる」というサインでもあるから、有効に時間を過ごす必要があります。

ツイてない時期に「何もするな」ではなく、あえて「最も苦手なことをする」ことで、扉が開くもの。実力も魅力も兼ね備えた中園ミホさんでさえ、苦しい思いや絶対やりたくないことも乗り越えています。

しいたけ占い流「運がいい時の上げ方」

  • 気が合う人と一緒にいる
  • 一番向いてないこと、苦手に飛び込む

成功した人は、人知れず苦労した「影の時間」があり、中には人との関係を断つ人もいるそう。今はSNSで「存在を消す」ということが難しい過干渉社会の時代ですが「時には意識的に人間関係を変えていかないと、人生は開けない」と中園ミホさんは語り、しいたけ.さんは、人間関係を変えるのが難しくても「洋服のブランドを5年ごとに変える」など、節目を作ると良いとしていました。

運がずっといい人こそ不安

しいたけ.「30歳を越えたら人は隙がなくちゃいけない」

しいたけ.さんは、これまでの経験から「30歳を越えたら人は隙がなくちゃいけない」と呈し、優秀な人は30歳超えた時に「すごく嫌な人になる可能性がある」と笑顔。能力があっても、周囲への厳しさがマイナスになる可能性も。

運がいい人には「自分より弱い人の運を吸収してしまうタイプ」もいて、お返しをしないと、結果的に幸せではなくなってしまうパターンも。占い的に見ると、ずっと順調な人ほど「(不運なことが)必ず何か起きる」「そういう人ほど運の波が大きい」と危なっかしく思えると言います。

しいたけ.さんは、不運と幸運のバランスを感じており、自分なりの「流儀は持っていたほうがいい」と持論を展開。中園ミホさんも、失くし物を「厄が少し落ちた」と捉える癖があるといい、調子が良い時にツイてないことが起きると気楽になるそうです。うまく行かないことが続いている時は「次にいいことがあるかも」と考えるのが有効なんだとか。

2020年は全星座の色が同じだった

しいたけ.さんの占いで、2020年はどの星座のカラーも紫とネイビーだったといいます。紫とネイビーは「制服の色」で、まるで全員が規則的、刑務所的な生活を送っていた一年。そんな不安・不快感からすぐ目を背けずに、次に見えてくる景色を待つのも大事だと、メガネについた指紋を例に、解説していました。

続けて、星野源さんの「おげんさんといっしょ」で、三浦大知さんの「今できることを探しがちだけど、そのまま、大変だよねと共感するのもいいんだと思う」という言葉をあ受けて、解決策を求めるのではなく「この景色をもうちょっと詳しく見てやろう」と思う気持ちが「師になれるかもしれない」と語っていました。

希望を持つだけではなく、逃げずに現実と向き合うというのも大切なのでしょう。十二分に今の風景を味わえば、次はプラスに変わっていくだけ。

中園ミホ&しいたけ.が語る2021年

中園ミホさんの2020年は「七人の秘書」がヒット。偉い人を下で支える名もなき女性たちが間違ったボスをそっと失脚させるという物語。2021年は「権力者」が世の中を変えるのではない時代になって欲しいとしていました。

40年前、様々な占い師が「2020年に何かが起こる」という予言をしていたことを明かし、2021年に振り返った時に「コロナ」であったと感じたと言います。コロナ禍は「価値観の端境期」で、「逆に運が良かった」と想像力を向けると良い方向へ進むと信じているそうです。

一方で、しいたけ.さんは、2020年の色は「水色とエメラルド」で、人間で例えるなら、水色は「マイペース」「精神年齢の高いお年寄り」「物欲や欲望があまりない」「部屋に引きこもる」で、エメラルドは「思春期の色」を表し中高生のように「極端」「多感に物事を吸収」「分断」を意味するそうです。

2021年は、リビングや居間を表す「緑色」で、小規模なコミュニティでやれる範囲が広がっていく、新たなコラボが生まれる時代に。違う業種の会社同士が手を取り合って、段々攻めていく時期になるとしていました。

しいたけ.のプロフィール

占い師・作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。近著に『しいたけ占い  12星座の蜜と毒』、『しいたけ.の部屋  ドアの外から幸せな予感を呼び込もう』、『しいたけ.の12星座占い  過去から読むあなたの運勢』など。

中園ミホのプロフィール

脚本家。日本大学芸術学部卒、脚本家として数々のヒット作を排出し「七人の秘書」「ハケンの品格」「Doctor-X 外科医・大門未知子」「花子とアン」などを手がける。

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