2026年は「2月3日」が節分です。また、2026年の恵方位は「南南東やや南寄り」。恵方は「十干(じっかん)」の方角で決まり、2026年の十干は「丙(ひのえ)」となります。
もくじ
節分=四季の変わり目
節分(せつぶん)とは、文字通り「季節を分ける」という意味を持つ言葉。本来、節分は年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日を指していましたが、旧暦では立春が一年の始まりとして特に尊ばれたため、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていったのです。
そのため、節分は旧暦における大晦日のような位置づけ。旧暦12月末日(大晦日)と立春前日の節分は、ともに年越しの日と意識されていたため、今でも一部地域では節分を「年越し」「年取り」と呼ぶ習慣が残っています。
2月の「節分」の起源
節分の起源は、飛鳥〜奈良時代に中国から伝わった疫病・災厄を祓う「追儺(ついな/別名:大儺・おにやらい)」の風習が元です。平安時代の宮中行事として定着し、江戸時代に民間で豆をまく形へ変化したものが現在の節分行事です。日本では、706年(慶雲3年)の文武天皇の時代に疫病が流行した際、大晦日の夜に土の牛(土牛)を用いて疫鬼を追い払う「大儺(たいな)」が行われていたことが記録されています。
追儺では、方相氏(ほうそうし)が四つ目の四角い仮面をつけており、見た目こそ鬼のようですが、役割はその逆で、私たちの目では見えない鬼を追い払うことができるとされています。方相氏が鬼を宮中から外へ追い出し、さらに鬼を都の外へと追いやるために貴族たちが桃の弓と葦の矢で応援しました。平安時代末期には、方相氏の立場が逆転し、鬼を追い払う役目から鬼として追われる存在へとなりました。これには、方相氏に葬儀に関わる役目もあったため、縁起が悪いと思われるようになったという説があるそうです。
豆まきの始まりは?
豆打ち(豆まき)がいつ頃始まったのかは定かではありませんが、南北朝時代にはすでに病疫を追い払う追儺の風習が入り込み「鬼は外、福は内」と唱えながら豆打ちをしていたことが記録に残っています。
日本で豆をまき始めたのは室町時代と記されており、江戸時代には完全に定着したとされ、宮中行事から庶民の年中行事へと広がっていきました。
なぜ「豆」をまくのか?
豆まきに豆が使われるようになった理由には、いくつかの説があります。
- 語呂合わせ説:魔滅(魔を滅する)や魔目(鬼の目)を投げて鬼を退治する意味
- 医学的根拠説:中国の医学書に大豆は鬼毒を殺し痛みを止めると書かれていたという説
- 穀霊信仰説:精霊が宿るとされる「米・麦・ひえ・あわ・豆」の五穀のなかで最も粒が大きい
また、生の豆ではなく炒った豆を使うようになったのは「拾い忘れた豆から芽が出ることは縁起が悪い」とされていることから。また、豆を「炒る」を鬼の目を「射る」にかけた語呂合わせが由来である、という説もあります。
なぜ「鬼」を追い払うのか?
古来の日本では、病気・飢え・災害などの悪い出来事は「鬼(魔物)」の仕業だと考えられていました。特に季節の変わり目は体調を崩しやすく、災いも起こりやすい時期。そのため「邪気が入り込む時」とされ、悪いものの象徴である鬼を追い払う必要がありました。
さらに、仏教の考え方では、鬼はただの怪物ではなく、人の心の中にある煩悩(欲・怒り・迷いなど)の象徴ともされています。そして鬼の色(赤・青・黄・緑・黒など)は、それぞれ人間のさまざまな煩悩を表しているとされます。
2026年の節分
2026年の節分は2月3日(火曜日)です。節分は「立春の前日」と定められているため、年によって日付が変わります。2026年の立春は2月4日(水曜日)となるため、その前日である2月3日が節分に。近年では、2021年と2025年に節分が2月2日になったことで話題になりましたが、2026年は通常通り2月3日に戻ります。
節分の日付が変動する理由は、地球の公転周期と暦のズレにあります。地球が太陽の周りを一周するのにかかる時間は約365.2422日で、暦の1年365日とぴったり合いません。このズレは1年で約6時間、4年で約1日分になるため、4年に1度「うるう年」を設けて調整しています。立春は太陽の動き(太陽黄経が315度になった瞬間)に基づいて国立天文台が決定するため、毎年微妙に変動するのです。
2026年の恵方は「南南東」
2026年の恵方は「南南東やや南(方位角165度)」です。恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神(としとくじん)がいる方角のことで、その方向に向かって事を行えば何事も吉とされています。
恵方の決まり方
| 年の十干 | 西暦年の1の位 | 恵方 |
| 甲・己 | 4・9 | 東北東やや東 |
| 乙・庚 | 0・5 | 西南西やや西 |
| 丙・辛 | 1・6 | 南南東やや南 |
| 戊・癸 | 3・8 | |
| 丁・壬 | 2・7 | 北北西やや北 |
2026年の恵方位は「南南東やや南寄り」。恵方は「十干(じっかん)」の方角で決まり、2026年の十干は「丙(ひのえ)」となります。
恵方巻の起源とは
恵方巻きはどんな歴史があったのでしょうか。
諸説ありますが、江戸時代に大阪の商人が商売繁盛を祈願して食べたのがはじまりと言われています。大正時代から戦前ごろには大阪に風習として定着しましたが、戦後にはその風習も薄れていました。
その後、コンビニの経営戦略として「ファミリマート」や「セブンイレブン」が恵方巻として太巻きを販売し、一部の地域の風習が全国区へと広がったのです。
恵方巻は地域によって呼び方が異なり、恵方を向いて食べる巻き寿司なので「恵方寿司」や丸ごとかぶりつくので「丸かぶり寿司」、幸福を願って食べるので「幸福巻」など様々です。
恵方巻きの正しい食べ方
近年、「恵方巻き」は日本全国で広く一般化し、多くの店舗やスーパーマーケットで手軽に購入できる季節の風物詩となっています。せっかくなら正しい食べ方を確認して、開運アップにつなげてください。
1.太巻きをひとりにつき1本用意する
「福を巻き込む」として縁起を担ぐ食べ物として知られる「巻き寿司」は、節分に欠かせません。途中で切れてしまうと「縁を切る」と言われ縁起が悪いといわれていますので、包丁を入れず、そのまま一本丸ごといただくのが正しい食べ方とされています。
恵方巻きに使用する具材は、「七福神」を意味して7種類入れるのが通説です。また、形が鬼の金棒に似ていることから鬼を退治するという願いも込められています。
2.恵方を向いて食べる
恵方巻は、食べる際にその年の「恵方」を向きます。恵方とは、その年の福徳を司る神様である「歳徳神(としとくじん)」がいる方角です。この方角を向きながら、願い事を心に込めて無言で一本丸ごと食べることで、幸運が訪れるとされています。
3.無言で恵方を食べきる
恵方巻を食べる際には、古くから「言葉を発すると運が逃げてしまう」と言われており、食べ終わるまでは無言でいただくことが大切です。この習慣は、願い事に集中し、運を逃さないための風習とされています。また、地域によっては目を閉じて静かに食べる、もしくは笑顔で楽しく食べるといった異なるようです。今年一年の無病息災を願って食べきれば、運気アップ間違いなしです。
正しい豆のまき方
豆まきは地域性が強い行事と言われており、地方や家庭によって独自の慣習となっています。代表的な豆まきの方法を確認してみましょう。
1.豆の種類
豆まきにつかう豆は炒った大豆を使用しましょう。これを「福豆」といいます。枡に入れた福豆を神棚に備えてからまきます。
北海道・東北・信越地方では、大豆に代わり落花生でまく家庭が多いようです。
2.豆をまく時間
豆は夜に行います。鬼は真夜中にやってくると考えられるためです。最適な時間帯は、鬼がくるとされる「丑寅の時」で午前2時~午前4時とされていますが、神社では日中、一般家庭では晩御飯後に行われていることが多いようです。
3.豆のまき方
古くは家長、年男や年女、厄年の人が豆をまきます。家の中から鬼を追い出し、福を向かい入れるというのが基本的な流れとなりますので、玄関の内側、各部屋の窓で「鬼は外」と3回ずつまきます。続いて、玄関の外側、各部屋をまわり「福は内」と3回ずつまきます。トイレやお風呂場もまくとよりよいとされています。
自分の数え年の数の豆を静かに食べたら、まいた豆をきちんと後片付けして豆まきは完了です。
作法にこだわりすぎると運気が下がってしまいますので、子供や家族と楽しみながらするとよいでしょう。
玄関に焼嗅(やいかがし)を飾る風習も
節分に、鬼の侵入を防ぐために、柊の小枝に焼いたイワシの頭を刺した焼嗅を玄関に飾る地域もあるようです。
柊の葉のトゲが鬼の目を刺すので門口から入れず、イワシの臭いが鬼を寄せつけないと言われています。1匹分のイワシの頭 、柊の葉がついた枝のみで簡単に作ることができますので、チャレンジしてみましょう。
恵方詣りでさらに開運
恵方詣り(えほうまいり)は、江戸時代から始まったとされる正月行事。2月の節分から翌年の節分の前日までに、住んでいるところから見て恵方にある神社を参拝すると幸福を得られると言われています。ただ、お墓のある寺院と稲荷神社は避けると良いとされているので気をつけてください。
恵方に神社がない場合
もし恵方に神社がないという方は、陰陽道の説で平安以降行なわれた風習で「方違(かたたがえ)」という方法があります。方違とは、恵方の方に2時間以上滞在や宿泊をして、その後に目的の神社やお寺に向かうという方法です。
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